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ROLEX(ロレックス)エクスプローラー1の不動の人気に迫る

高級時計の代名詞のロレックス。ロレックスという名前を聞いた事のない方は皆無と言ってもいいほど世界的に有名な時計ブランド。高級時計ブランドが犇めくスイスの名門時計ブランドであるロレックス。そのロレックスの中でも最も人気の高いモデルとも言われるエクスプローラー1。ロレックスを代表するスポーツモデルで不動の人気を誇るロレックスエクスプローラーに迫ります。

ROLEX(ロレックス)エクスプローラー1とは?

1953年に登場したロレックスのスポーツモデル

ロレックスエクスプローラー1はロレックスのスポーツモデルの腕時計。

1953年に発表。三針式、日付なしの黒文字盤。どんな過酷な状況下においても正確に時を刻むことに重点の置いて製作されたプロスペックモデルでロレックスのスポーツモデルの先駆けとなった腕時計です。

名前の「エクスプローラー」は探検家を意味します。

黒文字盤は時計として本来必要な視認性を高める為。無駄を省いたシンプルで精悍なルックスに多くのファンを持ちます。60年以上前に登場したエクスプローラー1はロレックスを代表するモデルとしても有名です。

現在では、ロレックスファン以外にも時計好きならエクスプローラーと言えばイメージが出来るほど、世界的に有名な腕時計です。

ロレックスが、高級腕時計として世界から注目されるようになったキッカケとは?

ロレックスのエクスプローラー1が誕生した1953年、世界的ニュースが話題となりました。

ジョン・ハント卿率いる登山隊のエドモント・ヒラリー卿とテンジン・ノルゲイがエベレスト登頂に成功したのです。なんとその時、ヒラリー卿の腕にはロレックスが燦然と輝いていました。これはロレックスにおいてもかなりの宣伝効果がありました。過酷な状況である事は間違いのないエベレスト登山。その状況下でも耐えることが出来た堅牢な腕時計。

ロレックスは頑丈で壊れない時計と瞬く間に世界中に知れ渡り、称賛を浴びることになります。実はヒラリー卿が付けていたのは、エクスプローラーではなく、オイスター・パーペチュアル。しかしロレックス社の腕時計が過酷な状況下で正確な時間を刻んだ事には事実です。ロレックスは堅牢な高級腕時計として世界から注目を集める事となります。

ROLEX(ロレックス)エクスプローラー1がデビューするまでの評価は?

防水性に優れた時計として高い評価を得ていた

ロレックスの1905年創業の時計ブランドです。創業者はハンス・ウイルスドルフ。ウイルスドルフはロンドンに時計販売の専門会社を設立したのが24歳の時その時のメインは懐中時計。

しかしこの時から、ウイルスドルフ精度の高い腕時計の開発を常に思案していました。時計の心臓部であるムーブメントの品質向上に心血を注いだウイルスドルフは腕時計では初となるクロノメーターの公認書を得る事となります。これはロレックスのムーブメントの精度が公に認められたことを意味します。

精度のさらなる向上を図ると共にロンドンからスイスに会社を移転。そして新な試みにも挑戦します。精密機械である腕時計は水やほこりは大敵。ロレックスは時計にとっての弱点とも言うべき水と誇りに強い腕時計の開発に乗り出します。それが世界初の防水、防塵腕時計の要でもあるオイスターケースの開発でした。オイスターとは牡蠣の事。牡蠣の殻のような丈夫なケースとの意味合いがあったようです。

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ロレックスの名を世界的に広める事となるこの「オイスターケース」とは無垢の状態の金属を繰り抜いて製作されます。

つまりつなぎ目が存在しないケース。このつなぎ目のないケースを使用する事により完全防水であり防塵時計を完成させることに成功しました。ロレックスがオイスターケースにムーブメントを収めた防水時計「ロレックス・オイスター」を発表したのは1926年。

世界初の防水時計が誕生した瞬間です。このオイスターケースは現在のロレックスのメインともなっています。勿論エクスプローラー1にもオイスターケースが採用されています。

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この「ロレックス・オイスター」にも転機が訪れます。幸運を見方に付ける事も立派な才能とも言われます。ロレックスが開発する腕時計が素晴らしいモノであるのは大前提ですが、いくら素晴らしい商品でも人目に触れなくては意味がありません。つまりPRでありコマーシャルです。

ロレックス防水性の高さを証明するニュースが世界中を駆け巡ります。ロレックスがオイスターケースの防水時計を発表した次の年の1927年イギリス人スイマーのメルセデス・グライツがドーバー海峡を泳いで渡り切りました。そして彼女が身に付けていたのが「ロレックス・オイスター」だったのです。

10時間以上の海水に使っていたにも関わらずロレックスは正確に時を刻み続けました。ロレックスが完全防水時計を開発したことが改めて証明されたことになります。完全密閉によりムーブメントを保護する事が出来たロレックスのオイスターケース。この時の50メートル防水以上のレベルだったと言われています。

Congrats to the new owner of this amazing Rolex Explorer 👌👌🎉

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「ロレックス・オイスター」の成功により完全防水のタフな時計としての認知度が世界中に広まったロレックスが満を持してリリースしたエクスプローラー1。

さらにタフでさらに過酷な状況下でも正確に時を刻み続ける腕時計として開発されたエクスプローラー1は堅牢なステンレスのオイスターケースにステンレスベルトそして視認性の高いクロム文字盤。この精悍でスタイリッシュなルックスは若きセレブレティーの心をつかみます。あえてカレンダーを省いたシンプルな文字盤もスポーティーさを増しています。エクスプローラー1は登場するや否やロレックスを代表する人気モデルとなります。

ROLEX(ロレックス)エクスプローラー1の品番は何を表しているのか?

エクスプローラーマニアは品番で呼ぶことも

ロレックスのコレクターは世界中に存在します。ロレックス人気は日本だけのものと思われがちですが、アメリカやヨーロッパでは昔からかなり高い人気を誇っています。アンティークと関わりの深いロンドンのマーケットではロレックスのアンティークがかなりの高額で取引されています。

そして作った年代を知るには品番が一番です。ロレックスにはリファレンスナンバーと言う品番が振られています。高級時計ブランドではこのリファレンスナンバーは当たり前に付けられているのですが、ロレックスはこの「品番で呼ばれる時計ブランド」としても知られています。

特に人気機種のエクスプローラー1の場合は約60年前から存在するモデル。
当然のようにモデルチェンジを繰り返し今現在に至ります。

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ではなぜ、「品番で呼ばれる時計ブランド」として知られているのでしょうか。

それは、ロレックスのスポーツモデルではモデルチェンジが発表されると前モデルが高額で取引される事も珍しくないからです。その為ロレックスのコレクターやマニアは品番で呼ぶことが通例となっているのです。モデルチェンジと言っても中身のムーブメントが変わるだけで外見は殆ど変わらない事もあります。そんな時に品番を知っていればどのムーブメントが搭載されていてどの時期に生産されたモノか分かるのだとか。

コレクターの世界は奥深いですね。

リファレンス 214270が現行のエクスプローラー1

2017年、現行のエクスプローラー1の品番は214270。

2010年に発表された新作エクスプローラー1とも言われるモデルです。前型のエクスプローラー1と何が変わったのか?大きな変化は、なんといってもサイズアップ。36ミリケースだった前に比べ新作の214270は39ミリ。腕時計の3ミリアップはかなり大きな変化です。今時計はビッグケースが主流。

特にメンズのスポーツウォッチはビッグケースブームと言っても過言ではありません。36ケースは今のメンズ時計から見ると小ぶりになります。ボーイズサイズ感覚の36ミリから39ミリへとボリュームアップさせることでよりタフで精悍なスポーツウォッチへと昇華。エクスプローラー1のサイズアップはかなり衝撃が走りました。

リファレンス114270が36ミリサイズの最終型

maybe the next time i'll be yours and maybe you'll be mine. #simplyred ☀️

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36ミリサイズの最終型エクスプローラー1はリファレンス114270です。2001年から2010年まで製造されたモデルで36ミリのエクスプローラー1の中では一番新しいモデルです。未だにかなり人気の高い腕時計で中古市場でも高値で取引されています。「エクスプローラー1は36ミリ!」と強い拘りのあるエクスプローラー1マニアが多いのです。

リファレンス14270はダイヤルデザインが一新

90年代から2000年頃まで生産されていたモデルのリファレンス14270。これ以降のエクスプローラー1をアンティークエクスプローラー1と呼ぶことが多々あります。つまり現行エクスプローラー1の中では一番古いモデル。

ルックスを大きく一新した14270。フチなしのインディックスからフチアリのよりスポーティーで精悍なデザインとなった14270。このダイヤルデザインは現行の39ミリサイズの214270にも受け継がれています。そして日本でエクスプローラー1の大ブレークを生むきっかけとなったモデルが14270です。

ROLEX(ロレックス)エクスプローラー1が日本で大ブレークしたワケとは?

ドラマでキムタクがドラマで愛用して大ブレーク

90年代から2000年頃エクスプローラー1は日本で大ブレークします。きっかけは「キムタク着」です。ドラマで木村拓哉氏がエクスプローラー1を着用するとエクスプローラ-1は一時期、日本中から姿を消す事となります。エクスプローラー1はロレックスを代表する人気モデルとして君臨していますが、長い歴史の中人気に陰りが出た事もあります。

70年代のエクスプローラー1の上位機種であるエクスプローラー2をロレックスが発表。エクスプローラー2は名前こそエクスプローラーを名乗っていますがルックスや搭載機能は全く別物。24時間針やカレンダーを搭載したハイスペックモデル。エクスプローラー2はロレックスが飛行機移動の多い、ヤングエグゼクティブ向けに開発されたスポーツウォッチとも言われています。

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エクスプローラー1の売り上げは、70年代から80年代にかけて不調となります。

世の中はバブルに向かう好景気。シンプルなエクスプローラー1よりも華やかなエクスプローラー2やデイトナがヤングセレブの間でもて囃され事は当然とも言えます。生産終了の噂まで流れたエクスプローラー1を救ったのがキムタク人気とも言われています。世界的にはそこまで影響はしていないと思われがちですが、90年代にはデザインを一新させた14270がヒットしなかったら現行の214270の生産は怪しかったのではないか?とファンの間で囁かれています。

ROLEX(ロレックス)エクスプローラー1が作った現行モデルのプレミア価格

キムタク人気以降継続する定価以上での販売

ロレックスの現行モデルは定価以上で販売される事が時計マニアの間では暗黙の了解と言われています。例えば2016年に発表された「新生デイトナ」と呼ばれるモデルチェンジしたデイトナは定価以上の200万円近い金額で販売されています。中古でさえ定価以上の価格で販売されるロレックスのスポーツウォッチ。このプレミア価格で販売されるきっかけは「デイトナ」と言われています。

当時世界的に人気の高かったデイトナが正規販売店から姿を消し、並行輸入店での金額が高騰。デイトナは最も手に入らないロレックスとも言われました。発売直後から爆発的な人気があったデイトナとは違い、エクスプローラー1は人気はあるものの手に入らない状態ではありませんでした。

ましてやプレミア価格で販売される事は皆無の代物。

ところが木村拓哉氏が着用してから国内正規代理店からエクスプローラー1は姿を消します。正規店では予約は1年以上待ち。いつ買えるのか分からない状況。どうしても手に入れたい人達が並行輸入店へ急ぎます。需要と供給のバランスによりエクスプローラー1は定価以上で販売される事となります。

90年代は34万円程が国内正規店での定価でしたが50万円程で販売されるのが常となっていました。このエクスプローラー1人気が後押しし、ロレックスのスポーツモデル全体の価格が高騰しだします。元々人気のあったサブマリーナも並行輸入品で定価以上。そして今でも新作のスポーツモデルは定価以上で販売されています。

ROLEX(ロレックス)エクスプローラー1はアンティークも人気

14270以前の80年代のエクスプローラー1はかなりの高値で取引

ロレックスエクスプローラー1はアンティーク市場でもかなり人気があり高額で取引されています。特にアンティークエクスプローラー1の人気は衰え知らず。14270以前のルックスのエクスプローラー1はロレックスマニアやアンティークマニア垂涎のアイテムです。

14270直前のモデルはリファレント1016と呼ばれるモデル。現行のエクスプローラー1と文字盤が異なります。インディックスの縁取りがなく数字も丸みを帯びています。88年まで生産された1016は14270が発表されると人気が急上昇。ハードすぎないルックスの1016を求めるロレックスコレクターが世界中で買い漁ります。

それにより1016は品薄、そして高額で取引されるロレックスとなりました。元々アンティークロレックスは現行のモノに比べ高額ではありません。特に手巻きのロレックスに関しては随分と手の届きやすい金額のモノが多いのです。

I'm sorry I still can't get enough of this. My kind of remedy for Monday blues.

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しかし、エクスプローラー1016以降。スポーツロレックスのアンティークの価格が急激に上昇しました。勿論もう数が増える事のないアンティークエクスプローラー1の金額は年々上昇しています。1016以前に作られた70年代60年代の6610や初代エクスプローラー1ではないかと言われる6150は状態のいいモノが年々見つかりにくくなっています。そしてかなりの高額で取引されるようになっています。

ROLEX(ロレックス)エクスプローラー1は完成されたストイックな腕時計

装飾をそぎ落としたシンプルさこそが最高のデザイン

エクスプローラー1はロレックスの入門ウォッチとも言われる事があります。エアキングなどのノンクロノメーターモデルを除き、ロレックスの中では比較的買いやすい金額のエクスプローラー1。

確かにロレックスに触れるには最適な腕時計ですが初心者向けの時計ではありません。カレンダーさえないシンプルと言うよりはストイックにまで感じられるデザイン。そしてステンレスモデルの黒文字盤しか存在しないエクスプローラー1。つまりデザイン的にも機能的にこれ以上必要ない、完成された時計という事です。一生モノの腕時計としてエクスプローラー1を選択するのは間違いなく賢明です。

INTRODUCTION of THE WRITER

hansu719
name. hansu719
ショップバイヤー、スタイリストを経てフリーライター兼シンガーソングライターが生業です。ハイブランドからストリートstyleまでラグジュアリーな香りのするstyleが好みです。

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