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2017-18AWトレンドitem【ボマージャケット】をレコメンドするラグジュアリーな5ブランド

2017-18秋冬のヘビーアウターもローンチ済み。今季ファッショニスタの注目度の高いハイブランドから頻繁にリリースされるボマージャケット。ボマージャケットとはフライトジャケットのことを指します。90年代を代表するitemであるMA-1からヘビーでタフなレザージャケットまで。様々なボマージャケットがランウェイに登場しました。今回はボマージャケットをレコメンドするラグジュアリーブランドをピックアップ。注目度の高いリュクスなボマージャケットと共にご紹介いたします。

ボマージャケットとは?

アメリカ軍の爆撃機乗員が着用したフライトジャケット

ボマージャケットとはボンバージャケットとも呼ばれるフライトジャケットです。アメリカの爆撃機乗員が着用したショート丈のミリタリージャケットがベースとなっています。

ボマーとは”爆撃機”の事を意味します。最も有名なフライトジャケットが90年代初頭に日本で爆発的な人気を博したMA-1です。

MA-1以外にはムートンを使用したヘビーアウターでもあるB-3がボマージャケットとしては有名です。B-3タイプのムートンジャケットはハイブランドからも頻繁にリリースされるジャケットでセレブの間でも人気のボマージャケットです。

MA-1の先行モデルとなるB-15もボマージャケットとして人気の高いジャケットです。

ボマージャケットはナイロン素材やレザー素材をメインとしたものが多く、ライダース以外のレザージャケットはボマージャケットをベースとしたitemが多いことでも知られています。

所謂”革ジャン”のベースはボマージャケットがソースになっていることは珍しくなりません。

2017-18秋冬でこのボマージャケットをリリースするハイブランドがかなり目立ちました。レザー素材のグラマラスでリュクスな革ジャンタイプや、MA-1ベースのタフでスタイリッシュなボマージャケットまで様々。

今季のヘビーアウターとしてもメインを飾るボマージャケットをレコメンドしているラグジュアリーなブランドをピックアップいたします。

ハイエンドなダウンジャケットブランドからもボマージャケットがリリース

モンクレール(moncler)

セレブ御用達のダウンジャケットブランドとして真っ先に名前の挙がるモンクレール。今のダウンジャケットブームを牽引している紛れもないトップブランド。

アウトドアウエアやワークウエアとしてのイメージの強いダウンジャケットをラグジュアリーなitemとして昇華させたパイオニアです。

”ダウンジャケット=ハイエンドなアウター”のイメージはモンクレールが付けたものです。”キング・オブ・ダウンジャケット”であるモンクレールからも、ボマージャケットタイプのダウンジャケットがリリースされています。

ハイブランドとのコラボレーション等でも話題に事欠かないモンクレール。モンクレールがリリースするボマージャケットの競争率が高いことは間違いありません。

2017-18秋冬トレンドのボマージャケットをリリースするハイエンドな5ブランド

フィア・オブ・ゴッド(FEAR OF GOD)

ハリウッドセレブやロックセレブレティーが今最も注目するブランドのフィア・オブ・ゴッド。ハイエンドなアメカジべースのコレクションを展開するブランドで、80年代90年代のストリートスタイルやグランジ、スポーツ、そしてロックやヒップホップ等のアメリカのカルチャーをミックスした高感度なウエアが特徴です。

古着を思わすようなヘビーでリアルなユーズド加工はハンドメイドで仕上げられることが多く、大量生産は不可能。その為、手に入れることすら困難を極めます。

ヴィンテージテイスト溢れるTシャツやデストロイデニム、ネルシャツ等のitemが人気を博しています。

新世代のリアルクローズブランドであり、ハイストリートブランド代表格でもあるフィア・オブ・ゴッド。ヤングセレブレティーが今最も着用したいと思うアメリカブランドです。

ティーンを中心に絶大な人気を誇るジャスティン・ビーバーが着用したことでフィア・オブ・ゴッドの名前は飛躍的に浸透しました。

ジャスティン・ビーバーはツアーでもフィア・オブ・ゴッドのウエアを着用。今最も気にいっているブランドとして名前も挙げています。

アメカジベースのコレクションがメインのフィア・オブ・ゴッドはボマージャケットはお家芸ともいえるitemです。

毎シーズンリリースされるメインitemとも言えるボマージャケットはセレブの愛用率の高いitemとしても知られています。

デザイナーのジェリー・ロレンゾ氏自身もアメカジをこよなく愛する人物。古着やヴィンテージウエアに造詣の深いジェリー・ロレンゾ氏の仕上げるフィア・オブ・ゴッドのボマージャケットは”本物”に近いリアルでタフなつくり。

全てのアイテムに一切の妥協は感じられないフィア・オブ・ゴッドのウエアの中でも思い入れの強さを感じる事ができるボマージャケット。オーバーサイズのMA-1タイプのボマージャケットをレイヤードしたジージャンやプルオーバーパーカーに上に羽織るタフなスタイルが、フィア・オブ・ゴッドのファンの正しい着こなし方です。

リックオウエンス(RICK OWENS)

ファッショニスタご用達ブランドのリックオウエンス。ロックセレブ、レニー・クラヴィッツやブラッドピット、ジュード・ロウ等ファッショナブルなセレブレティーが好んで着用するラグジュアリーブランドのリックオウエンス。

黒をベースとしたダークトーンのレイヤードスタイルや美しいドレープを使ったドレスやカットソーが高い評価を得ています。

ストリートテイストを混ぜ込んだ独特のモードスタイルを提唱するリックオウエンスは高い感性を持つファッショニスタのご用達ブランドとして有名です。

デザイナーであるリックオウエンス氏自身の着こなしもファッショニスタから注目を集めています。

ミリタリージャケットやフライトジャケットはリックオウエンス氏も好んで着用しているitem。その為ボマージャケットも頻繁にランウェイに登場します。

レザージャケットの評価も著しく高いリックオウエンスはレザー素材のボマージャケットのリリースは2017-18秋冬にもあります。

素材を変えてほぼ毎シーズンリリースされるリックオウエンスのボマージャケット。ダークトーンのMA-1タイプはヤングセレブレティーや女性にも人気の高いitemです。

レザー素材の他、ナイロン製のヘビーディーティーなボマージャケットのリリースもあります。オールブラックのレイヤードスタイルに羽織るボマージャケットはリックオウエンスの独特の世界観を象徴する着こなしです。

ディオールオム(dior homme)

天才デザイナーエディ・スリマンがディオールメンズのプレタポルテラインのアーティスティック ディレクターとして起用されたことで生まれたディオールオム。

2001-02年のパリコレでセンセーショナルなデビューを果たし、”ディオールオムフィーバー”をファッション界に巻き起こしました。

デュオールオムのコレクションにも登場したスタイリングであり、ディオールオムの定番的なコーデである、タイトなノッチドラペルのショートジャケットにタイトなブラックデニムそして黒のナロータイを合わせる着こなしは世界的に大ブレーク。

2000年代初頭でここまでブレークしたメンズブランドはディオールオム以外にはありませんでした。

エディスリマンの勇退により2008年よりクリエイティブ ディレクターに就任したクリス ヴァン アッシュ。
”ディオールオム=エディスリマン”のイメージはファッション界全体に流れていました。最も成功したメンズブランドであるディオールオムを担う重圧は相当なものだったはずです。

しかし、クリスヴァンアッシュはエディ・スリマンのイメージを見事脱却、新生ディオールオムをファッショニスタやセレブレティーに向けてリリースしました。

2017-18秋冬のディオールオムはトレンドitemの宝庫。ディオールオムのコレクションを見れば今季のメンズスタイルの流行は完成するほどです。オールブラックスタイルから、今季トレンドカラーである赤のスーツ。そしてルーズなスラックスやオーバーサイズのレザーパンツ。

プリーツの入ったワイドパンツに合わせたボマージャケットのスタイリングもかなり新鮮でスタイリッシュ。MA-1タイプのボマージャケットのリリースもありましたが、上質なレザーにファーをあしらったラグジュアリーでゴージャスなB-15タイプのボマージャケットが兎に角cool。

レザーのイージーパンツを合わせた気だるいスタイリングが80年代のストリートスタイルを髣髴。エディが作り上げたナイーブで繊細な少年性を持つディオールオムのイメージとは異なる、モダンなバッドボーイズのスタイルを今季のコレクションでは見せてくれています。

ショートレングスのボマージャケットは絶対的にバッドボーイに似合うitemです。タフなボマージャケットにスニーカーを合わせる着こなしもボーイズライクでいい。

バレンシアガ(balenciaga)

アーティスティックディレクターにデムナ・ヴァザリアを迎えよりフレッシュでアバンギャルドなコレクションを展開するバレンシアガ。ストリートテイストやスポーツミックスのレイヤードスタイルやビッグシルエットのテーラードやチェスターフィールドのクラシカルなスタイリングが印象的でした。

プルオーバーパーカーにネルシャツをレイヤードする80年代のストリートスタイルは懐かしくもあり、老舗ブランドであるバレンシアガがこのスタイルでランウェイで発表するという驚きもありました。

2016-17年秋冬からアレキサンダーワンに代わり、バレンシアガの舵取りを任せされた若きデザイナーデムナ・ヴァザリアは”ヴェトモン”のヘッドデザイナーでもあります。

自身のブランドであるヴェトモンを立ち上げる前に、マルタンマルジェラやルイヴィトンで活躍をしていたナーデムナ・ヴァザリアはファッション業界では知られた人物でした。

ヴェトモンは2014年に立ち上げられたまだ新しいブランドです。しかし、既にファッショニスタの間で高い評価を得ています。

ストリートモードとも呼ばれるナーデムナ・ヴァザリアのデザインはバレンシアガのこれまでのイメージを大きく変えました。

ナーデムナ・ヴァザリアの初コレクションとなる2017-18秋冬のバレンシアガのショーはストリートモードを得意とするナーデムナ・ヴァザリア色を前面に出した斬新な仕上がり。野暮ったくも見えるオーバーサイズのマウンテンパーカーはヴィンテージショップにおいてありそうなitem。合わせたボトムスもルーズなイージーパンツ、そして足元はボリューム感のあるハイテクスニーカー。

80年代のスチューデントスタイルをメインにしたのスタイルジックなスタイルに中にボマージャケットの存在も発見できます。

MA-1タイプのボマージャケットはオーバーサイズスラックスに合わせたクラシカルな着こなし。そしてムートンのB-3タイプのボマージャケットにスラックスを合わせるコーデも新鮮でした。足元はハイテクスニーカーをあわせ少し野暮ったい着こなしが今季のバレンシアガのレコメンドスタイルです。

フェンディ(Fendi)

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2017-18秋冬のミラノコレクションで高い注目を集めていたフェンディ。フェンディは1925年に創立されたイタリアの老舗ブランドです。

上質なレザーitemが有名なブランドでラグジュアリーなファージャケットはセレブレティーのご用達itemです。

上質な素材を贅沢に使うことでも有名なラグジュアリーブランドのフェンディ。新進気鋭のデザイナーだった、カールラガーフェルドをデザイナーとして迎え入れ、今までのクラシカルなデザインを一新。モード感溢れるクリエイティブな老舗ブランドとして生まれ変わらせました。

老舗ブランドに新生デザイナーを迎え入れるパイオニア的ブランドであるフェンディ。カールラガーフェルド就任後もグラマラスなレザーウエアはフェンディの看板であり、ステータスシンボルとして世界中に知れ渡っています。

老舗ブランドであるフェンディのメンズコレクションはかなりポップでキッチュ。2017-18秋冬コレクションは老舗ブランドのフレッシュなショーが目立ちますが、フェンディのコレクションはかなり瑞々しい。

ポップな色使いは80年代のストリートカルチャーを連想させ、スポーティーなitemを前面に押し出したリアルクローズは若々しくフレッシュです。

今季注目のマウンテンパーカーはやトラックスーツもファンディの手にかかるとラグジュアリー。老舗ブランドが手がけるスポーツラグジュアリースタイルは大人が着ても様のなるitemが目白押しです。

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ポップでキッチュなロゴやメッセージを貼り付けたバッグやキャップ。そしてスポーティーなスニーカーもカラフルな色使い。ノスタルジックなレタードニットやロゴ入りのファーサンダルまで。見ていて楽しくなるようなitemと色使いです。

しかしここまでポップなコレクションでもチープさは皆無。その理由はラグジュアリーな素材で仕上げられているから。

80年代を髣髴させるポップなスクールニットもカシミア素材、ファーサンダルはフェンディーのお家芸でもあるミンク等のハイエンドな素材。

そして上質なムートンを使用したボマージャケットはB-3タイプのタフな仕上がり。今季のメンズウエアのメインitemでもあるボマージャケットはメッセージの入ったワッペン使いがポップでフレッシュ。

鮮やかなトラックジャケットをインナーに忍ばせた着こなしもスタイリッシュです。足元はブーツではなくスニーカを合わせるスタイルも若々しさを感じます。ポップな印象のボマージャケットですが、素材はフェンディーの上質なムートン製。

この上ないラグジュアリーな着心地を約束してくれます。

2017-18秋冬ラグジュアリーブランドからリリースされるボマージャケットの特徴

ラグジュアリーストリートの要素が色濃く見える

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2017-18秋冬のメンズコレクションは老舗ブランドがフレッシュなショーを開催している点が注目されます。

ハイブランドの若返りはここ数年急速に広まっています。新生デザイナーが老舗ブランドの舵取りを行うことも珍しい事ではなくなった、最近のファッション界。新進デザイナーの色がより濃く出ているように感じます。

新生バレンシアガや、アンソニーヴァカレロ率いるサンローランも老舗ブランドに対して臆する事なく堂々と自分の色を押し出しています。

特にファッショニスタからの注目度の高いラグジュアリーブランドが今季はボマージャケットをレコメンド。

ミリタリーitemがトレンドから外れることはありませんが、ここまでハイブランドからボマージャケットがリリースされるシーズンも珍しく感じます。

つまり、それだけボマージャケットは注目itemであるという証拠です。ストリート色の強いオーバーサイズのMA-1とラグジュアリーでタフなムートンタイプのB-3が目立った今回のコレクション。

ラグジュアリーブランドがリリースするとは思えないほどポップでストリート色の強いボマージャケットが今回は目立ちました。

ラグジュアリーストリートやハイストリートが今季の秋冬の大きなテーマである事は間違いありません。

今季のメインitemであるボマージャケットはストリートな香りのするラグジュアリーなピースがトレンドです。

INTRODUCTION of THE WRITER

hansu719
name. hansu719
ショップバイヤー、スタイリストを経てフリーライター兼シンガーソングライターが生業です。ハイブランドからストリートstyleまでラグジュアリーな香りのするstyleが好みです。

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