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車の限界を試す。世界三大耐久レースとは?

近年まれに見る波乱もあり先日幕を下ろしたル・マン24時間耐久レース。世界には車の限界を試す耐久レースが多くあります。その中でも過酷な耐久レースを世界三大耐久レースと言います。その世界三大耐久レースについて紹介していきます。

世界三大耐久レース

世界三大耐久レースとは?

世界三大耐久レースはフランスのル・マン24時間レース、ベルギーのスパ・フランコルシャン24時間レース、アメリカのデイトナ24時間レースの3つのレースです。耐久レースとは、長距離・長時間を走行するレースを指しており、この三大レースは24時間走り続けることで完走となります。競技車両にはプロトタイプレーシングカーやツーリングカーが採用され、全てのクラスが同時にレースを行うことが特徴です。24時間を一人のドライバーが運転することは危険であり、数名のドライバーが交代してレースを行います。

ル・マン24時間レース

ル・マン24時間レースは、世界三大耐久レースで最も名が知られているレースでしょう。ル・マン24時間レースは、インディーカーシリーズのインディ500、フォーミュラー1のモナコGPと並び、世界三大レースの一つにも数えられます。ル・マン24時間レースは、フランス中部にあるル・マン市の全長13.629 kmのサルト・サーキット周回コースで行われます。サルト・サーキットは全てが常設のサーキットではなく、2/3は一般道で、レースウィークの間のみ閉鎖され、レースが行われます。主にワークスが製造したプロトタイプマシンで競うLMP1、主にプライベーターが参戦するLMP2、ツーリングカーで争うGTプロ、GTアマクラスの4クラスのレースが行われます。最多優勝はポルシェで19回となっています。日本メーカーはマツダが1991年に総合優勝しています。2016年は、先頭を走っていたトヨタのマシンが残り3分で出力低下。あと一歩で総合優勝の夢が破れました。2017年のル・マン24時間レースは、LMP1に参戦した6台のうち4台がトラブルでリタイア。当初レースを引っ張っていたトヨタのマシンも一台を残して完走することはできませんでした。

ル・マン24時間レースで使用されるサーキットは、フランス中部にあるル・マン市の全長13.629 kmのサルト・サーキット周回コースです。さきほども紹介したとおり、2/3は一般道であるサルト・サーキットは、一般道の部分がレースウィークの間のみ閉鎖されます。ピットレーンやパドックは、同じく非常設のブガッティ・サーキットと共用しています。サーキットの広さ故に、晴れの日であっても一部の区間では雨が降っていたり、曇っていたりと、場所によってコンディションが変化する面白さも含んだコースとなっています。

スパ・フランコルシャン24時間レース

スパ・フランコルシャン24時間レースは、ルマン24時間と同じく、1923年からベルギーで行われている耐久レースの一つです。ベルギーのスパ・フランコルシャンサーキットで毎年開催されており、非常に歴史のあるレースの一つです。ルマン24時間レースやデイトナ24時間レースは、フォミュラーカーにカウルをかぶせたようなマシン(ル・マンでのLMPクラスや、デイトナでのDPクラス)のようなマシンとともにツーリングカー(GTクラス)が走りますが、スパ・フランコルシャン24時間レースはツーリングカーメインのレースとなっている点が特徴的です。日本車は1981年にマツダ・RX-7が、1991年に日産・スカイラインGT-Rが2度総合優勝しています。また、最多勝利マニュファクチャラーはBMWで22回です。

スパ・フランコルシャン24時間レースで使用されるコースであるスパ・フランコルシャンは、F1でも使用されており、全長は7.004kmとなっています。高低差が104mもあり、その激しいアップダウンの間に高速コーナーが連続しているのが特徴です。ル・マン24時間レースで使用されるコースであるサルト・サーキットの13.629kmに比べると一周は短いですが、難易度の高いコースとなっており、24時間走り続けるには、非常に高い集中力とテクニックが要されます。

デイトナ24時間レース

デイトナ24時間レースはフロリダ州デイトナにあるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催される耐久レースです。ル・マン24時間レース、スパ・フランコルシャン24時間レースに比べ、コースの全長が4kmと、かなり短いため、ドライバーにとって非常に負担のかかるレースとなっています。ル・マン24時間レース、スパ・フランコルシャン24時間レースが1923年から開催されているのに対し、デイトナ24時間レースは、開催が1962年と比較的歴史が浅いレースとであります。開催当初は3時間のレースとして開催されていましたが、1964年に現在のように24時間レースになりました。日本車の成績は、1979年から1986年の7年連続でマツダ・サバンナRX-7がGTUクラスで、2008年と2010年はマツダ・RX-8がGTクラスで優勝しています。また、1992年に初出場したNISMOがR91CP初の日本車の総合優勝を達成し、同時に日本人ドライバーとして長谷見昌弘、星野一義、鈴木利男が優勝ドライバーとなりました。1994年には、アメリカのチームが日産・300ZX-Tで総合優勝、2006年から2008年まではレクサス-ライリーが総合優勝と、日本車も好成績を残しています。

デイトナ24時間レースで使われるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイは、全長が4kmと、他の2レースに比べ短いコースとなっています。そのため、高速のオーバルコースで、どのターンにおいても、ほぼアクセル全開で入ることになります。最高速度は350kphを余裕で超えることもあり、その危険性からリミッターがつけられたり、コース各所に緩衝板がつけられたりと、安全性に関係する工夫が多く取り入れられている。デイトナ・インターナショナル・スピードウェイは、NASCARのシリーズ開幕戦であるデイトナ500も開催されるなど、アメリカでは有名なサーキットの一つです。

耐久レースを楽しもう!

世界三大耐久レースである、ルマン24時間レース、スパ・フランコルシャン24時間レース、デイトナ24時間レースについて紹介してきました。耐久レースは昼夜問わず一日中行っているため、ドライバー、マシンともに多くの負担がかかります。マシンを最適化し、非常に熟練したドライバーが操るレースは、非常に見応えがあり、多くの人が楽しめるレースの一つであります。2017年はすでにデイトナでの時間レースとル・マン24時間レースは終了してしまいましたが、スパ・フランコルシャン24時間レースが7月27~30日に開催されます。ぜひ観戦するべき一戦といえるでしょう!

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高級車の記事をメインに、資産運用についても紹介していきます。

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