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草木に数億円!? 江戸で大きく花ひらいた变化朝顔(へんかあさがお)の歴史と魅力

2017.06.17

誰もが知っている朝顔は、大輪の花を咲かせる朝顔ですが、とても朝顔と思えないような、多くの花びらを持つ八重咲きや獅子咲きの、变化朝顔と呼ばれる朝顔があります。花だけでなく、葉の形も変化しており、一代限りで花を咲かす朝顔が 多いことも特徴です。古来より愛でられてきた変化朝顔をご紹介します。

変化朝顔の歴史

中国から渡ってきた朝顔は、貴族の薬として用いられてきましたが、その美しさに目が留まり、観賞用として世の中に広まっていきます。

鉢で育てられることから、江戸時代には庶民の間でも人気となり、大量栽培されたことから、突然変異の変化朝顔が生まれた可能性があるといわれています。

美しい变化朝顔は高額取引されるようになり、姿を競う「花合わせ」なども盛んに行われました。江戸・嘉永年間には、色も鮮やかな「朝顔三十六花撰」という変化朝顔の本も出版されています。

明治以降、人工交配も始まり、さらに多くの品種が生まれましたが、第二次大戦により多くの種類が散逸してしまいました。愛好家の手により残ったものが大学などにわたり、研究が続けられ、現在も愛好家により保存・普及が続けられています。

变化朝顔の種類

まず変化朝顔は、種が採れる「正木」と種が採れない「出物」に分けられます。「正木」は種をまくと、親となった朝顔と同じような花を咲かせるもの。「出物」は親の朝顔と違う様子の花を咲かせるもので、種は採れないタイプです。「出物」の種は親ではなく、変化していない兄弟から種を採るようです。

牡丹咲、車咲、桔梗咲、采咲、獅子咲など、多く咲き方があり、葉の方も、よく見かける常葉から立田葉、縮緬葉、瓜龍葉など、多くの形があります。

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変化朝顔を育てるには

変化朝顔の種は、インターネットなどで入手できるほか、展示会などでも入手することができるようです。各所で行われる展示会では、苗の販売が行われることもあります。「正木」より「出物」を育てる方が難しいといわれています。

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まとめ

変化朝顔、いかがでしたでしょうか。子どものころから馴染の深い朝顔ゆえ、さまざまな色・形に変化する姿に、強い魅力を感じるのかも知れません。

夏に向け、変化朝顔の展示会も多く開催されます。古来より愛されてきた変化朝顔を見に、涼しい朝のうち、足を運んでみてはいかがでしょうか。

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Kinako
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