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自分に合う本物のアイウェアを探す|老舗から新ブランドまで

いまや、眼鏡は視力の補助的な存在のみならず、ファッションアイテムの一員として大きな役割を果たす存在となっている。視力があっても伊達メガネをかけてみたり、老化を進めるという眼球に浴びる紫外線の予防として使用したりと、その使い道の幅はますます広がるばかりだ。今回はそんなアイウェアの、様々なブランドの多種多様なスタイルをご紹介しようと思う。最高の掛け心地となる、これぞという逸品に出会って頂きたい。

MADE IN JAPANのアイウェア

増永眼鏡店

言わずと知れた眼鏡の名産地である福井県鯖江市にある、JAOS認定の眼鏡店。
創業は1905年にまで遡る。素材開発から最終仕上げまでの一貫生産を守り続ける真摯なスタイルでアイウェア業界に君臨する老舗で、その仕事の緻密さやかけ心地には、世界からも注目が集まる。

1933年には昭和天皇に献上したこともある18金の『MASUNAGA G.M.S.』は、縄手(なわて)と呼ばれる耳に巻きつくようなディティールのつるが特徴的だ。近年、その復刻版が登場し話題となった。

他社の追随を許さない「オンリーワン」を目指す、世界トップクラスの技術が自慢の国内ブランドである。

白山眼鏡店

1946年、上野に店を構えた「白山眼鏡店(はくさんがんきょうてん)」。
元々人形町で1883年に創業した白山眼鏡店(しらやまめがねてん)がルーツとなっており、デザインしすぎないというコンセプトを掲げ、さりげない存在感をかもし出す。

べっ甲やウッディなフレームを中心としたシックなデザインが多く、そのオリジナルフレームの種類の豊富さは500を超えるといい、ジョン・レノン、坂本龍一などの著名人にも愛用されている。

眼鏡の掛け心地に直結するフィッティングが丁寧で、何度も掛けなおして耳に当たる部分や鼻の周辺、目との距離などを色んな角度でチェックする仕事の熱心さが評判である。

MADE IN DENMARKのアイウェア

リンドバーグ

デンマーク王室御用達の誇り高きブランド、リンドバーグ。
1980年代初頭、ポールヨルン・リンドバーグと建築家が共同して立ち上げた。
コンセプトに掲げた「最小限の構造で最大限の機能を実現」、これはフレームに医療分野でも使用されるチタン、ノーズパッドに低アレルギーシリコンを用い、ネジを使わないというこだわりなどから「世界最軽量の1つ」と認められている。

リンドバーグには特筆すべき優れた点がある。
1本1本にIDナンバーがふられ、トラブルのあった際に追跡できるようになっている。
また、セミオーダーが可能で、納期もしっかりと守られる。

フレームに最高級の水牛の角をを使用した「バッファローホーン」は世界で最も権威のある眼鏡の賞、シルモドールで2011年度金賞を受賞したシリーズである。

MADE IN U.K(United Kingdom)のアイウェア

オリバーゴールドスミス

1926年、イギリス・ロンドンにて創業された老舗店。
始まりはハンドメイドのべっ甲メガネであったが、その後に画期的なサングラスを生み出し、「ヴォーグ」などのファッション雑誌で話題を独占した。
ヨーロッパにおけるアイウェアの代名詞とまでいわれ、オードリー・ヘプバーンやモナコ王妃グレースケリーなどの著名人が顧客リストに並ぶほどに成長、英国王室御用達のアイテムとなる。

サイズ感やカラーリングに次世代を見据えたニュアンスを取り込み、よりモダンな復刻版を発表している。
創業時から「品質・優雅さ・快適さ」を貫き、今なお不動の人気を誇り続ける生粋の英国アイウェアブランドである。

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MADE IN GERMANYのアイウェア

ローデンストック

ドイツ最古の眼鏡店であるローデンストックは、1877年にヨーゼフ・ローデンストックが彼の兄弟とともに創立。4世代に渡ってブランドの躍進に力を注いでいる。
彼らの非凡な才能とアイディアが、140年の歴史を誇らせているのだろう。創設者ヨーゼフ・ローデンストックは経営者としても非常に興味深い人物である。ここにユニークで妥協を許さないブランドとして知られるゆえんとなるエピソードがある。

創立の翌年から、レンズとフレームに加え、自社デザインの計測機械を販売したのである。眼鏡用の計測機器には、かなりたくさん特許が取得される。そして現在でも、ローデンストック製の眼鏡には個々のモデルに調整が加えられている。
更に1899年には個別の処方に基づく紫外線防止機能付サンプロテクト・レンズを初めて作った。今もレンズに対する研究はとどまるところを知らず、世界で初めて個人の視覚習慣を考慮したレンズや、どんな距離・光条件でも、常に視界をはっきりと保つレンズなど、高性能で最高級な品質を提供している。

マイキータ

2003年に立ち上げられたブランド・MYKITA。
ミキータと呼ばれていたブランド名は2010年秋からマイキータとなった。

金属粉末射出成型法(MIM法)、粉末焼結積層造形法(SLS法)などの革新的な新技術の開発をすすめ、アイウェア最大の祭典であるシルモ・インターナショナル・アイウェア・フェアでその作品を発表するなど、歴史は浅いながらも着々と世界進出を果たしている。

MADE IN U.S.Aのアイウェア

オリバーピープルズ

1986年にロサンゼルスで生まれたブランドで、アメリカンヴィンテージをベースに常に最新の空気感を大切にしている。
精巧な装飾や、むだのない美しいヴィンテージスタイルを確立するフレーム、リッチな質感を持つ上質素材などが魅力だ。

また、プラダをはじめとする多くのハイクラスな業界とのコラボレーションが有名で、ハリウッドセレブやミュージシャンたちからも人気を得ている。
メンズ・レディースともに展開の多いサングラスにも注目したい。
ラグジュアリーヴィンテージがさりげなく叶う、逸品揃いとなっている。

トム・ブラウン

ファッションブランドとしてアメリカ・ニューヨークで誕生したのが2001年、正式にアイウェアの展開を始めたのは2011年のブランド。

「テーラード(紳士服)はユニフォームである」という哲学をもち、アメリカントラッドにこだわり続ける。モダンで遊び心のあるコレクションの数々は、建築家、政治家、アーティスト、大学教授など幅広いジャンルからインスピレーションを受けて作り上げられたものである。
長く使い続けられる安定感のある雰囲気は、シンプルでありながらヒネリを感じられ、カジュアルにも合わせやすい存在となっている。

まとめ

どのブランドにもこだわりや独自のアイディアがつまっており、魅了されるアイテムでいっぱいだ。ぜひ、手にとって一度その質感や掛け心地をじかに感じてみて頂きたい。

今回ご紹介したもの他にも、たくさん素晴らしいアイウェアブランドがあり、日々最新のレンズやフレームが作り出されている。
改めて老舗ブランドの良さ、新しいブランドの良さの両方を取り入れ、何本かコレクションして服装や気分で使い分けたいアイテムである。

INTRODUCTION of THE WRITER

SAI
name. SAI

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いまや、眼鏡は視力の補助的な存在のみならず、ファッションアイテムの一員として大きな役割を果たす存在となっている。視力があっても伊達メガネをかけてみたり、老化を進めるという眼球に浴びる紫外線の予防として使用したりと、その使い道の幅はますます広がるばかりだ。今回はそんなアイウェアの、様々なブランドの多種多様なスタイルをご紹介しようと思う。最高の掛け心地となる、これぞという逸品に出会って頂きたい。