最近疲れ気味で美しい自然に癒されたいと考えてるあなたおすすめ!世界でも美しいと評判の蝶をご紹介します。美しい蝶の優雅な姿に癒されてください。
モルフォチョウ
世界で最も美しいと言われている蝶が南アメリカや北アメリカ南部に生息しているモルフォチョウです。学名であるMorphoは、「形態」や「美しい」というギリシャ語に由来して付けられています。
翅の表側にまるで金属のような輝きがあるのが特徴。色は美しい青色である種類が多くイレギュラーな軌跡でスピード感を持って飛んでいきます。
実はメスよりもオスの方が目立つ色合いをしています。森に住んでいますが幼虫には毒があり成虫も花よりもキノコや腐った果物を好んで食べるという特徴があります。
ツマベニチョウ
シロチョウ科で世界の中でも最も大きな種類であると言われているツマベニチョウ。宮崎県から鹿児島、沖縄に生息しています。翅先端の先には黒い三角形が!中にビックサイズの橙色の紋があるのが特徴です。
力強く早いスピードで飛ぶ蝶です。後翅の黒い紋が大きいものがメスなので見合分ける時の参考にして下さい。羽や幼虫の体液には神経毒があり天敵から身を守っています。見かけた際にはご注意を。
ハイビスカスを好んで吸うので南国の蝶として非常に絵になります。また幸せを呼ぶチョウと言われることも。見かけたら何か良いことがあるかもしれませんよ。
ミイロタテハ
かつてフルニエ夫人が好んで採取したりやロスチャイルド・コレクションに入れられるなどヨーロッパの大富豪も夢中になったミイロタテハ。タテハチョウ科に属していますがその中でも最も華麗な種類と言われています。
主に熱帯雨林低地や山地に生息しています。翅色は赤だけでなく黒や青、オレンジなどバリエーション豊か。同じ模様の翅をもつミイロタテハを探す方が困難とも。
オスにはフェロモンを出す発香鱗が後翅にあるのが特徴です。有名な日本の昆虫写真家海野和男さんもミイロタテハの種類であるサンダナパルスミイロタテハが世界で一番美しいと大絶賛!
スジグロカバマダラ
日本では宮古島より南の南西諸島でも見かけることができるスジグロカバマダラ。鮮やかなオレンジ色が特徴で名前の通り翅脈の黒色が太いことが特徴です。ゆっくり飛ぶ蝶なので見かけた際にじっくり観察できるかも。ただし体内には毒があります。
まばらな林や草原で見かけることが多い美しい蝶です。道端に普通に生えている雑草のタチアワユキセンダングサの花の蜜を吸っていることが良く目撃されています。
美しいので日本では伊丹市昆虫館や石川県ふれあい昆虫館など全国の昆虫館などで飼育されていることも多く気軽に見かけることができます。最近自然と触れ合っていないなと感じる人は一度足を伸ばしてみては。
アレキサンドラトリバネアゲハ
地球に生息している蝶の中でも最も大きなサイズといわれているのがこちら。アレクサンドラトリバネアゲハという名前はイギリス国王のエドワード7世の妻アレクサンドラ・オブ・デンマーク妃に捧げられたものです。
メスの大きいサイズだと最大28cm以上の長さを誇るものも!ハイビスカスの花が好きという特徴を持ちます。オスの美しいメタリックブルーは何とも言えない美しい色彩です。
美しさと大きさから大人気ですが悪質なハンターに捕獲されることも多く現在ではワシントン条約に登録され取引は禁止されています。熱帯雨林の開発が進みこのままでは絶滅してしまうと危惧されている種類です。
美しい蝶に心動かされたのなら
美しい蝶がいつまでも観られますように。美しい蝶に癒されたのなら少しだけ地球環境のことを考えるきっかけにしてみて下さい。

- name. さとひろろ
- 始めまして。
趣味が旅行のアラサーです。
歴史的な建造物が好きです。