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美しきドルチェとコーヒーを楽しむ・ミラノの老舗カフェ【コヴァ】

日本にも進出しているミラノ・モンテナポレオーネ通りにある老舗カフェですが、本場の雰囲気はやはり別格。今回はミラノのカフェ【コヴァ】についてご紹介します。

ミラノのカフェ・コヴァについて

歴史あるミラネーゼの憩いのカフェ

モード発信地といわれるイタリア・ミラノの中でもファッションの中心地であるモンテナポレオーネ通り。プラダ、グッチ、D&G、フェンディ、エトロ、フェラガモ、エルメネジルド・ゼニア、ジョルジオ・アルマーニなどの代表的なイタリアンブランドのショップが軒を連ね、ファッション誌で発表された新作はすぐに店頭へ。

軒を連ねるデザイナーたちが朝から闊歩し、ショッピングを楽しむ人々で賑わいます。今回ご紹介するカフェ・コヴァ(COVA)は通りにある唯一のカフェとして、地元の人々はもちろん、周辺を訪れる人々の憩いの場所となっています。

公式HPはこちら
http://www.covamilano.com/en_GB/montenapoleone/

※8月はヴァカンスの季節となるためモンテナポレオーネ通りのほとんどの店舗がクローズします。そのためショッピングを楽しむことができなくなりますのでご注意ください。

ミラノのカフェ・コヴァの歴史

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ちょうど200年前の1817年、ナポレオン軍の兵士だったアントニオ・コヴァ (Antonio Cova)が、著名なオペラハウス・スカラ座の傍らにカフェ・コヴァをオープンしました。創設時、アントニオはこのカフェをオペラを観た後の上流階級の人々のサロン的なものにしようと構想していたそうです。
政情不安定な19世紀のヨーロッパにおいて再びミラノがオーストリアの支配下になると、叛乱を企てる市民たちの会合場所として利用されたりしました。
その後第二次世界大戦によりスカラ座と共に空爆を受け店舗は崩壊してしまいますが、店を愛する市民たちの支持により、現在の場所にて営業を再開します。

その昔、作曲家のヴェルディはここでカプチーノを飲みながらオペラ「椿姫」や「リゴレット」を執筆したといわれていますし、「赤と黒」で知られる作家のスタンダールが出入りしていたともいわれています。また、ヘミングウェイの「武器よさらば」の中ではこちらのカフェが度々登場し、理想のデートコースとして描かれています。芸術家にとってもインスピレーションが与えられる特別なカフェであったのかもしれません。

美しいドルチェと共にカプチーノを頂く。シャンデリアが煌めく店内はダークカラーを基調とし、大人がゆったりとくつろげるリッチで上品な雰囲気です。ソファのほかにスタンディングスペースもあり。予算の目安はカフェ+ドルチェで20ユーロ前後。

流行の最先端の街に佇む古き良き伝統

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日本にも複数の支店がありますが、やはり本店のクラシカルな佇まいは別格です。歴史や芸術家たちのエピソードに思いを馳せ、カフェ・コヴァの味を楽しんでみませんか。

INTRODUCTION of THE WRITER

高城みれい
name. 高城みれい
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