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究極のポルシェと言われる希少なマシン:Porsche 911 GT1

Porscheの永久欠番である”GT1”。かつてルマンを走るために開発された究極の911のホモロゲーションモデルが今回紹介していくこの”Porsche 911 GT1”です。

Porsche 911 GT1

究極の911”Porsche 911 GT1”とは?

”Porsche 911 GT1”は、ドイツの自動車メーカーである”Porsche(ポルシェ)”によって開発されたレースカーおよび公道仕様のスーパーカーです。この”911 GT1”は、ポルシェが1996年のル・マン24時間レースで勝利をおさめるために開発されたマシンで、933型の911をベースに”LM-GT1”規定に則って設計されました。今はなき”GT1”ですが、その規定においては、公道走行可能な車両を25台以上生産する必要があり、それに従い公道走行可能な量産モデルである”911 GT1 Straßenversion”が作られました。レースカーとしての”911 GT1”は、1996年のル・マンにおいて総合2位、総合3位という成績を収め、1998年には念願の総合優勝を果たしました。ストリートバージョンの”911 GT1”はオリジナルのレースモデルよりもデチューンされていたものの、それでも以前かなり高いパフォーマンスを発揮するマシンとなっており、生半可なドライバーが運転するには難しい一台でした。これらのマシンはまれにオークションに出品されることがあり、落札価格はストリートバージョンで1億5000万円、レース仕様の”911 GT1 Evolution”は、なんと3億5000万円という価格となっています。

ル・マンで勝つために開発されたPorsche 911 GT1の走り

”911 GT1”のパフォーマンスは一言で言って驚異的です。エンジンには600psもの馬力を発揮する3.2リッター水冷水平対向6気筒DOHCツインターボエンジンが採用され、伝統的にリアにエンジンを搭載する”911”とは異なりミッドシップに搭載されました。シャーシにカーボンファイバーを採用したこともあり、ボディの乾燥重量が950kgとかなり軽量で、リアには巨大なウィングが搭載されているにも関わらず、最高速度は330km/hにも到達しました。”911 GT1 Straßenversion”はヨーロッパの排ガス規制によって、544ps/600Nmと若干デチューンされていますが、それでも最高速度は308km/h、0-100km/h加速は3.9秒と高いパフォーマンスを誇っていることがわかります。

スパルタンで911らしくないスタイル

”911 GT1”のスタイルは、かなりスパルタンかつ無駄を削ぎ落としたデザインとなっています。”911 GT1は、”911”という名称こそつけられているものの、その見た目はまったく異なっており、さボンネットにはダクトが、リアには巨大なウィングが装備されているのも特徴的です。これらのエアロパーツに加えて、全長4.9m、全幅2mというローアンドワイドなボディも相まってかなりの存在感を放っています。”911 GT1”の第一印象はノーマルの”911”とはかなり異なるものの、よく目を凝らして見ると、フロントライトやテールランプ、そしてキャピンのシェイプなどからは、長い歴史を持つ”911”の雰囲気を感じることができます。

究極の911であり永久欠番の”GT1”を掲げるマシン:Porsche 911 GT1

Porscheによって開発されたレースカーおよびそのホモロゲーションモデルである”911 GT1”について紹介してきました。911 GT1”は、レースで優勝するために開発されただけあって、サーキットでの走りを突き詰めたマシンであり、今はなき”GT1”という壮絶な戦いが繰り広げられたクラスの熱気を感じることができる一台となっています。”911 GT1”は、まさに究極の911と言えるでしょう。

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