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知っておきたい素敵な丹波焼

日本六古窯のひとつである「丹波焼」。長い歴史と伝統がある「丹波焼」ですが、デザインは窯元によってさまざまでオリジナリティにあふれる作品が数多くあります。丹波焼の里である兵庫県篠山市今田町は徒歩圏内に窯元が密集しているので、窯元巡りも楽しみやすいです。数多くある窯元から特におすすめの窯元をご紹介します。

俊彦窯

篠山の美しい山々に囲まれたのどかな場所にある「俊彦窯」。丹波篠山出身の清水俊彦さんが生田和孝氏に師事され、その後独立されて開窯されました。清水さんは師匠から受け継いだ技法を大切にされ、丹波の土を使い、糠釉や黒釉を中心に鎬や面取りの器を作っていらっしゃいます。そんな清水さんは今では「丹波焼」でも主流となった"しのぎ"や"面取り"の技法を最も忠実に継承する陶工としても有名です。清水さんが目指すのは「従来の庶民が必要としてきたものを、丹波の土地から生まれた素材で作り続けること」だそう。息子の剛さんは丹波焼の歴史をよく理解した上で新しい作風を生み出す作家として活動されている。「俊彦窯」のうつわは茶碗やマグカップといった日用雑貨から花器までと幅広い。丹波焼の美しさを感じられる窯元です。

【所在地】兵庫県篠山市今田町上立杭396
【tel】079-597-2647

丹窓窯

江戸時代から代々うつわを作り続けてこられ、丹波の中でも古い歴史のある「丹窓窯」。現在は8代目市野茂子さんが作陶されています。先々代の市野丹窓さんは、日本の民藝運動を牽引した柳宗悦や濱田庄司らと親交がありました。また英国人の陶芸家で有名なバーナード・リーチ氏が丹波を訪れた際には「丹窓窯」を常宿にされていたそうで、奥様のジャネット・リーチさんは「丹窓窯」で2年修業された歴史もあります。そして茂子さんのご主人である故・茂良さんはイギリスのバーナード・リーチ氏の工房で修業され、スリップウェアの技術を身につけて日本に戻ってこられました。現在は故・茂良さんの技と心を継いで奥様の茂子さんがバーナード・リーチ直伝のスリップウェアを今に伝えていらっしゃいます。茂子さんが作る丹波とイギリスが融合したうつわは、個性派模様に料理が映えてかつ実用的で華やかさがあります。

【所在地】兵庫県篠山市今田町上立杭327
【tel】079-597-2057

源右衛門窯

水玉やしま模様などとても愛らしい作風が魅力的で人気の「源右衛門窯」。9代目市野晃司さん、10代目太郎さん親子が2人で作陶されています。丹波焼の伝統を大切にしつつ、そこに軽やかなデザインを合わせる作風は新しくもあり、ユニークです。優しい色合いがとどこかレトロ感を感じるフォルムは見ると手に取ってしまう不思議な魅力があります。料理を盛りつけることでさらにうつわの魅力が引き立ちます。普段使いのうつわとして日常生活を彩る「源右衛門窯」のうつわ、ぜひ食卓にお迎えしたくなるような素敵な作品ばかりです。

【所在地】兵庫県篠山市今田町上立杭451
【tel】079-597-2650

今なお60の窯元が集まる丹波焼の里、兵庫県篠山市今田町。
長い歴史と伝統ある丹波焼の里は狭いエリアに密集して窯元があるので、歩いて巡れるのも魅力です。作陶家の方が接客してくださることもあります。歩きながら数多くある窯元からお気に入りの窯元を見つけるのも楽しそうですね。

INTRODUCTION of THE WRITER

mamecoco
name. mamecoco
海が見える街に住む1児のこどもをもつ主婦です。
旅行、お菓子作り、うつわ巡りが趣味です。
こちらで興味をもっていただけるような情報を記事にできたらと思っています。
よろしくお願いします(^-^)

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