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珊瑚×宝石の饗宴!コーラルジュエリーKAWAMURAの魅力

高知県に本社を置いているKAWAMURAのコーラルジュエリーは珊瑚が主役で、鉱物のダイヤモンドたちは引き立て役を担っています。特に希少価値の高い血赤珊瑚はルビーよりも色が濃く、身に付けた人の存在感をアピールしてくれる迫力のある大胆な強さが魅力的です。今回は血赤珊瑚以外に、白珊瑚とモモイロ珊瑚を使ったジュエリーの写真も含め、KAWAMURAついてご紹介します。

コーラルジュエリーKAWAMURAについて

ダイビングスポットになっている高知県の海は美しい珊瑚礁が生息しており、100m以上潜るとジュエリーに使われる希少価値の高い宝石珊瑚の原木を採取出来ます。血赤珊瑚は海外で「トサ」と呼ばれることも。それぐらい高知県は歴史的に珊瑚と深い関わりがあるのです。
KAWAMURAでは貴重な原木を落札した後、腕が立つ熟練の職人に回し、艶やかなジュエリーへと変化を遂げて貰います。香川県、大阪、東京などにあるkiyolakrei(キヨラクレイ)は姉妹ブランドです。
カジュアル要素のある可憐なデザインのkiyolakreiは1万円から数万円程度でジュエリーを購入出来ますが、高度な技術を駆使して異なる素材同士を組み合わせたKAWAMURAのジュエリーは100万円から1000万円相当の価格が付きます。高価な理由の1つとして挙げるなら、ジュエリーによっては1つの商品に数種類の鉱物を使うことがあるからです。

KAWAMURAは過去に、シャネルやロレックスといったハイブランドが参加する世界最大規模の時計・宝飾展バーゼルワールドに参加した実績があり、近年は香港のジュエリー&ジェムフェアで材料を出品しています。高知県は宝石珊瑚で知られ、KAWAMURAは珊瑚の新たな魅力を海外に伝えたメーカー。目当てに訪れる業者もいることでしょう。
国内では神戸国際宝飾展など展示会に参加することがあります。興味がある人はFacebookにて情報を入手し、写真で見るより美しい実物をぜひご覧ください。

工芸技法の使用で表現を変える

KAWAMURAには、工芸技法の螺鈿(らでん)を使っているジュエリーもあります。元々はローマ文明が起源とされているモザイクのことで、唐から日本へ伝わりました。上記の写真では光に反射してキラキラ輝く緑の部分が螺鈿です。
ヤコウガイ、アワビなどの貝から光沢部分のみを薄く切り取って素材にするのが特徴で、貝は鉱物には出せないキリッとした輝きを放ちます。1枚ずつ異なった色の混ざり方をしているのも自然だからこそ出せるありのままの表情です。

時に螺鈿を使わず、七宝(エナメル)を使うことで、透明感のあるなめらかな質感で艶を出します。緑だけならエメラルドを使えばいいのですが、エナメルは水彩画のようにグラデーションがかった表現が出来るのです。これは鉱物には無理ですよね。

薔薇そのもの。ルビーよりも濃い血赤珊瑚

名前の通り、まるで血のように何処までも濃い血赤珊瑚はルビーを超える深みのある色が特徴です。アメリカではオックスブラッドと呼ばれています。
高知県で採取する原木は1g数万円から、1kg数十万はくだらない価格で取引されており、密漁問題が浮上するほど海外で好まれる高品質な珊瑚が生息しています。しかし、大きく育つまで50年はかかることも。
現在は珊瑚の減少で価格が高騰し、珊瑚を専門とした高知県の漁業関係者が柏島での移植を進めています。

愛らしさが際立つモモイロ珊瑚

他の呼び名は「ピンク珊瑚」「ピンクコーラル」と呼ばれる傍ら、日本では「本ボケ」の名前でも知られています。
奈良時代にはこんなことが起きました。

日本では、奈良時代以来シルクロードを渡ってきた地中海産珊瑚を珍重していたが、産地イタリアでは地中海珊瑚は乱獲が原因により絶滅に近い状態に陥り代替品が求められていた。

19世紀、土佐沖でシロサンゴが発見されるや否や、インドに駐留していたイタリア商人が中国商人を通じて買い付けイタリアに送った。次いで、土佐沖でアカサンゴ・モモイロサンゴが発見されるにいたり、日本が開国を決めるとイタリアの珊瑚商人が自ら買い付けに土佐に乗り込みイタリアの人々は久方ぶりに輝くような赤や桃色の珊瑚を手に取れるようになった。

淡くて可愛らしいモモイロ珊瑚は現在もヨーロッパで人気があります。色の濃さは白みがかった淡い物から、サーモンピンクのように濃い物まで様々。10代からでも身に付けやすい色です。

白珊瑚は百合の如く清純

現物の百合と似ている自然な色が特徴の凛とした白珊瑚。象牙色は高値で取引されます。珊瑚もパワーストーン同様、お守りとしての効果があると信じられていますので、清純な心を求める人は白珊瑚の力を借りてみては如何でしょう。

最後に

赤系の珊瑚は昔から世界各地で魔除けの護符として好まれています。色が褪せてきたら所有者の健康が下降している証と言われ、実際に発作が起きて亡くなった人もいました。富の証としての守護が得られるとも言われてもいます。
保管場所、取扱いに注意しなければいけませんが、儚いからこそ美しいものです。

INTRODUCTION of THE WRITER

rensui510
name. rensui510
ドビュッシー『月の光』が好きです。ピカソに習い、小鳥の鳴き声やカエル1匹にも自然の美を見出すことを心掛けています。

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