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日本人と関わりの深い菊! 重陽の節句や菊を楽しむ菊まつりなどご紹介

多くの形、多くの色を持つ秋の花、菊。古来より日本で愛されている菊は、多くの和歌にも詠まれています。菊がどのように日本人と関わってきたのか、菊の節句や菊人形についてもご紹介します。

重陽の節句

9月9日の「重陽の節句」は、1月7日の「人日」・3月3日の「上巳」・5月5日の「端午」・7月7日の「七夕」と同様、五節句のひとつです。「菊の節句」ともいわれており、平安宮中では、菊を愛で、菊酒を飲み、長寿を願ったといわれています。現在、「重陽の節句」が大々的に行われることはありませんが、菊酒や菊を食したり、香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

美しい菊の着物を纏った菊人形

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菊人形とは、菊の花や葉を用い、等身大の人形の衣装を作ったものです。江戸時代後期、江戸の染井や巣鴨の周辺で発展した、菊細工が起源といわれています。全国的に広がりを見せた菊人形は、近年、減少傾向にありますが、秋になると各地で、伝統の菊人形展や菊まつりが開催されています。そのなかでも福島県二本松市、福井県越前市などの菊人形がよく知られています。

日本各地の菊まつり

福島県二本松市 「二本松の菊人形」

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2017年には63回目を迎える「二本松の菊人形」。昭和30年からは霞ヶ城公園で行われるようになり、菊とともに紅葉も楽しむことができます。毎年テーマが決められており、テーマに沿った菊人形が飾られることも見どころのひとつです。

福井県越前市 「たけふ菊人形」

北陸随一といわれるほど菊づくりが盛んで、江戸時代より菊の品評会が盛んに行われていた武生。「たけふ菊人形」は昭和27年に開催されてから毎年開催され、2017年には66回目を迎えます。菊の花だけでなく、さまざまな催しが開催され、OSK日本歌劇団によるグランドレビューショーなども行われています。

東京都 「亀戸天神 菊まつり」

祭神である菅原道真公は、梅のイメージが強くありますが、菊の花も好まれ、多くの歌にも菊が詠まれています。天神社では菅原道真公をしのび、宮中行事である「残菊の宴」を開催していましたが、近年は、本殿と囲むように菊を展示する「菊まつり」が行われています。

東京都 「湯島天神 菊まつり」

文京五大花まつりのひとつ、湯島天神 菊まつり。菊の愛好家の手による約2,000株の菊が、湯島天神の境内を彩ります。境内のさまざまな場所に菊が飾られており、見ごたえがあります。

東京都 「谷中 菊まつり」

谷中 菊まつりの由来は、江戸から明治にかけて行われていた団子坂の菊人形。昭和59年に「菊まつり」として再現されてから、菊人形をはじめ、菊の販売、薪能などさまざまなイベントも行われています。

菊文様・菊の細工もの

花を愛でることはもちろん、着物、簪などの装飾、和菓子など、さまざまな場面、さまざまな形でその姿が再現されている菊。実際の菊と同じように、大輪の菊から野菊のような小花をつける菊まで、その種類もさまざまです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。菊の花は身近すぎ、ゆっくり眺める機会というのは、案外少ないものではないでしょうか。10月から11月にかけ、各地で菊まつりが開催されます。菊人形や、普段見ることができないような菊の花を見ることができる菊まつり。季節の移ろいを感じながら、足を伸ばしてみてはいかがですか?

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Kinako
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