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技術とアートの融合、マツダ注目のデザイン車【魂動】の魅力に迫る!

海外の人に聞くと、日本車といえば、トヨタ、日産、ホンダ…というイメージが強かった。今では、マツダが海外で注目を集めている。その理由は、実用性だけではない、デザインの美しさにあった。

魂動デザインとは?

マツダが2012年以降に発表したSUV(スポーツ多目的車)に取り入れられている車体デザインの総称のこと。マツダではこれまでとは異なるメッセージを自動車に込め、「新世代商品」と呼ばれている。「CX-5」「デミオ」「ロードスター」の3台は日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝いているのだ。

魂動デザインの特徴

このデザインは漢字で書くと、「鼓動」ではなく「魂動」。胸を打つ「鼓動」と命を表す「魂」の字を組み合わせた造語である。このネーミングが生まれるまで約1年かかったそうだ。

魂動デザインについてマツダは以下のように説明している。

「クルマに命を与えること」 それが、魂動デザイン。

日本には昔からモノには創り手の心が宿ると言われてきた。車は移動の道具として扱われてきたが、所有者の相棒のように愛される存在にしたいという思いから、魂動デザインが生まれた。

以下のような想いを形にしている。

「命あるものだけが放つ一瞬の動きや美しさが、人の心を打つ。
 卓越した完成による美へのこだわりが、研ぎ澄まされた存在感をつくりあげていく。」

魂動デザインの形

車に命を吹き込み、まるで生きているかのような豊かな表情や力強さを表現しているのが魂動デザインの形である。躍動感を表現するにあたって参考にしたのが、陸上で最も速く走る動物、チーターだった。高速で走るチーターの美しさを車に取り入れたのだ。具体的にはチーターの顔、背骨、足などの骨格を一つ一つ調べ上げ、それをデザインに落とし込んでいったのである。

魂動デザインの生みの親「デザイン本部長 前田 育男氏」

魂動デザインを語る上で忘れてはならないのが、デザイン本部長 前田 育男氏の存在である。前田氏は2009年から現職であるデザイン本部長に就任した。その後にマツダが発表した新世代の車はすべてがヒットしている。

前田氏が取り組んだマツダの改革は、ブランド力を高めるということである。これまでは車種によって全く異なるデザインだったが、一目でマツダ車と分かるような統一感のあるデザインに変えていったのである。魂動デザインが一つの車だけではなく、いくつかの車種に共通して取り入れられているのはそのためである。共通のコンセプトを表現した車種をいくつかラインナップすることで、マツダの車のイメージというものに一貫性を持たせたのだ。

前田氏の読みどおり、統一感のある魂動デザインでマツダのブランド力は一気に高まった。今後の構想も楽しみだ。

魂動デザインが日本企業に与える影響は予想以上に大きい!

最新技術を追求することも大切だが、無機質なものになってしまっては面白みがない。

芸術的感性に訴えるデザインを付加価値として、うまく統合して商品開発をしている会社は海外にいくつかある。その中で有名なのはアップルやダイソンだろう。そうした技術者とデザイナーが一体となって商品を生み出す企業は日本になかなか出てこなかった。しかし、マツダは技術とアートを融合した車【魂動】の開発に成功したのである。これからの更なる進化と他の日本企業の発展から目が離せなくなりそうだ。

INTRODUCTION of THE WRITER

alice
name. alice
ライターとして「ウェディング」や「ビジネスマナー」の執筆をしています。歴史、お城巡り好きが高じて、城郭検定2級を取得。海外旅行や料理、映画鑑賞なども好きです。

ラジオのリポーター、パーソナリティー、司会、社長秘書などこれまでの様々な仕事経験を生かして、読者の役に立つ記事を書いていきたいです。

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