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悲報! キム・ジョーンズ退任決定! どうなるルイ・ヴィトン (LOUIS VUITTON)

2018年はスタートから、ファッション業界が騒がしいように感じます。今週速報として届いた、エディ・スリマンのカムバック。用意された檜舞台が、セリーヌのクリエイティブ・ディレクターでした。セリーヌの全てをエディが統括し、セリーヌは、初となるメンズウエアもローンチされます。吉報として速報があれば、これは悲報としか、表現できません。ルイヴィトン(LOUIS VUITTON)のメンズラインの、アーティスティック・ディレクターである、キム・ジョーンズの退任です。兼ねてより、囁かれていた、キム・ジョーンズの退任が正式に発表されました。このニュースは世界中に衝撃を与え、キム・ジョーンズなき、ルイ・ヴィトンを憂う声さえ上がりました。ビッグブランドを革新的に改革した、キム・ジョーンズは2018年の秋冬コレクションが最後となります。キムジョーンズの今後は?そして、ルイ・ヴィトンの後任デザイナーは?フランスを代表する老舗ブランドの未来は?

キム・ジョーンズがルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のアーティスティック・ディレクター退任

世界中のファッショニスタに衝撃を与えた悲報

2018年1月17日に速報が世界中の駆け巡りました。キム・ジョーンズがルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)を去ります。

兼ねてより、囁かれていた噂が、ついに現実となりました。この速報は、ファッション界に大きな衝撃を与え多くのファッショニスタを落胆させる、悲報でもありました。

ルイ・ヴィトンのメンズラインの、アーティスティック・ディレクターとして、ルイ・ヴィトンを革命的に変えた若き天才デザイナーのキム・ジョーンズ。

キム・ジョーンズが創り上げた、ルイ・ヴィトンのメンズラインは、老舗フランスラグジュアリーブランドとしての、ルイ・ヴィトンのイメージを大きく変えました。

そして、老舗ラグジュアリーブランドにさえ、更なる可能性を含んでいる事を、明確に表明してくれました。

現在ラグジュアリーブランドのトレンドとなっている、リュクスなストリートスタイルを全面に押し出した、スタイルは、キム・ジョーンズが、ルイ・ヴィトンのフィルターを通して、世界中に拡散したスタイルであり、新たなラグジュアリーブランドや、ファッションの在り方でした。

ラグジュアリーストリートや、ハイエンドリアルクローズと言った、今ファッションアイコンや、セレブレティを夢中にしている、スタイルを創り上げ、浸透させた人物もキム・ジョーンズです。

老舗ラグジュアリーブランドの常識を覆し、アンタッチャブルに近い領域にまで踏み込み、ブランド改革を行ったキム・ジョーンズの功績がどれほど偉大なものだったのかは、ルイ・ヴィトンの勢いや、メディアでの扱われ方を見れば明らかです。

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セレブレティが最も信頼を寄せるデザイナーであり、富裕層のファッションアイコンでもキム・ジョーンズ。

キムジョーンズが創り上げた、ルイ・ヴィトンのメンズウエアとメンズスタイルは、新たなルイ・ヴィトンのペルソナ増を確立させました。

よりフレッシュで、モダンなストリート色の強いルイ・ヴィトンのメンズウエアは、それまで、ルイ・ヴィトンのガーメンツに袖を通した事のない、ヤングセレブレティを顧客として取り込む事に成功しました。

キム・ジョーンズの創り上げた、ルイ・ヴィトンのメンズウエアは、ただ、若返りを図っただけではありませんでした。

ルイ・ヴィトンのコレクションでは、ストリートテイストの強いアイテムが、クローズアップされる事が多く、ハイエンドなストリートスタイルを構築するアイテムが殆どのように、映ってしまいますが、テーラードジャケットや、スーツも登場します。

キム・ジョーンズが手掛ける、メンズウエアの根幹には、ストリートスタイルがベースとなっている事は、明らかですが、それだけではありません。キム・ジョーンズが手掛ける、ルイ・ヴィトンのメンズウエアがこれほど高い評価を獲得し続けた理由は、ストリートとラグジュアリーなモードスタイルのバランスが絶妙だったからです。

つまり、ストリートとラグジュアリーのハイブリッドなウエアこそが、キム・ジョーンの真骨頂とも言えます。

この感覚と、センスこそが、ヤングセレブレティを顧客として取り込むと同時に、従来のルイ・ヴィトンのグッドカスタマーをも納得させたことが、ブランドを大きく飛躍させた要因でした。

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そのため、親子2世代でルイ・ヴィトンのガーメンツを楽しむ富裕層を、多く生み出す事に成功しました。

キム・ジョーンズが、ルイ・ヴィトンのメンズウエアのディレクターとして行った事は、ウエアの革命的なデザインだけではなく、ルイ・ヴィトンのラグジュアリーブランドとしての、在り方さえ、抜本的に、変えたといっても過言ではありません。

セールス的にも、ルイ・ヴィトンのメンズラインがローンチされ、最も収益を上げたアーティスティック・ディレクターである、キム・ジョーンズ。

キム・ジョーンズによる最後のルイ・ヴィトンのメンズコレクションの様子をご紹介いたします。

キム・ジョーンズによるルイヴィトン(LOUIS VUITTON)のラストコレクションは?

2018‐19秋冬コレクション

2018年1月18日にルイ・ヴィトンのキム・ジョーンズによる、ラストコレクションが開催されました。キム・ジョーンズはこのコレクションを最後に、ルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクターの職を辞任、そしてルイ・ヴィトンを去ることになります。

キム・ジョーンズ最後のルイ・ヴィトンのメンズコレクションに涙を流す、富裕層や、ファッションエディターがいた事も事実です。

それほど、キム・ジョーンズが作り上げた、ルイ・ヴィトンのメンズラインの影響力は大きく、キム・ジョーンズが、ルイヴィトンの全体のイメージを覆したと言っても、大袈裟ではありません。

キム・ジョーンズ最後のコレクションのテーマは”Overview”

キム・ジョーンズ最後のルイ・ヴィトンメンズラインのテーマは”Overview”概観を意味する今回のコレクションでメインアイテムともいえるトレッキングブーツ。

キム・ジョーンズの手掛ける、ルイ・ヴィトンのメンズコレクションは毎シーズン、キーアイテムが明確です。そして、ルイ・ヴィトンのキーアイテムは必ず、ブレークするトレンドアイテムでもあります。

2018年秋冬はトレッキングブーツが、大ブレークすることは確実です。ショーのラストでは、キム・ジョーンズ自身も着用し、コレクションでは、リアルなトレッキングスタイルだけでなく、ノーブルなスーツスタイルや、タイトでエレガントなスラックスにまで、トレッキングブーツがスタイリングされていました。

今回のメインシューズである、トレッキングブーツはかなり本格的なプロスペックな雰囲気が漂います。ノーブルなスラックスや、エレガンスなスーツに合わせる無骨なトレッキングブーツは、アンバランスな雰囲気を残しつつも、この違和感が上質なガーメンズを更にリュクスに見せ、トレッキングブーツにも注目が集まる、相乗効果をもたらしています。

キム・ジョーン自身も着用するハイエンドなトレッキングブーツ

タフで無骨なヘビーソールのトレッキングブーツは、アッパー素材に、パイソンレザーや、モノグラムパターンが施された上質なレザーを使用した、リュクスなモデルも多く、このギミックこそが、キム・ジョーンズのセンスであり、上質な遊び心とも言えます。

このキム・ジョーンズのセンスのいい”遊び”は、ワードローブにもふんだんに使われています。

気になるリアルな”アースパターン”とキム・ジョーンズ流のスポーツミックス

ワードローブはリラックした雰囲気のシルバーグレーのカットソーに、ショートパンツのセットアップに、ステンカラーコートを羽織った、ワントーンの着こなしからスタート。

コートは透かしのようにモノグラムパターンが施されており、光の当たり方によって様々な表情を与えてくれます。

モノグラムパターンは、今回ショートパンツや、シャツなど、様々なアイテムにも使われていました。

モノグラムパターン以外に目立ったパターンは、リアルな”アースパターン”とも言うべき、岩肌を表現したような、プリントです。カモフラパターンのようにも見るアースパターンは様々なアイテムに多用されていました。

このリアルな”アースパターン”が今回のルイ・ヴィトンのメインパターンであり、キム・ジョーンズの極上のギミックです。

リラックしたスポーティーなショートパンツとセットでリリースされているレギンスも、今回のルイヴィトンを象徴するアイテムとも言えます。

”アースパターン”のマウンテンパーカーやトラックジャケットに、ショートパンツとレギンスを合わせたスタイリングにトレッキングブーツを合わせる、ハイエンドなトレッキングスタイルは、スポーツミックスタイルでもあり、キムジョーンズのフィルターを通した、ストリートスタイルなのかも知れません。

リュクスではありますが、ここまでリアルなトレッキングスタイルがルイ・ヴィトンからリリースされる事はかなり新鮮です。

ヤングセレブレティが夢中になる事は間違いない、マウンテンパーカーや、フライトジャケットから、ファー素材のリアルでエレガンスなライダースジャケットまで、ストリート色を全面に押し出したリアルクローズウエアの数は圧倒的でした。

リュクスなストリートスタイル一辺倒のコレクションではフィナーレを飾らないのも、キム・ジョーンズン凄さです。

特に今回はリュクスなストリートスタイルがベースにあるものの、様々なワードローブやスタイルが登場し、ファッションエディターやセレブレティを熱狂させていました。

3つボタンのミニマムなスーツはスタンドカラーのようにスタイリングする、ノーブルな着こなしが新鮮でした。

そしてタイトなスラックスもエレガンスであり、モダンさを存分に醸し出していました。

ショート丈の、所謂”ジージャン”を思わせるジャケットの登場も目立った、2018‐19年秋冬のルイ・ヴィトンのメンズコレクション。

コーティング加工のモノや、レザーに桜をイメージしたプリントのもの、そしてモノグラムパターンのアイテムも登場し、ヤングセレブレティを魅了していました。

スーパーモデル登場の感動のフィナーレ

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ショーのフィナーレには、スパーモデルブームを牽引した、ナオミ・キャンベルとケイト・モスがランウェイに登場、会場を熱狂と歓喜の渦へと巻き込みました。

キム・ジョーンズとはプライベートでも交流のある、二人はキム・ジョーンズによる、ルイ・ヴィトンのラスとコレクションに文字通り花を添えました。

ルイ・ヴィトンのアーカイブコレクションのような、モノグラムのステンカラーコートに、トレッキングブーツを合わせた、二人のスタイリングは、グラマラスでエレガント。

ショーのフィナーレを飾るには最高の演出でした。このサプライズの演出には、興奮以上に感動の涙を流す、セレブレティも多かったようです。

キム・ジョーンズの今後の動きは?

老舗ラグジュアリーブランドへ移籍が濃厚

キム・ジョーンズのルイ・ヴィトン退任と同時に、気になる次の移籍先。キム・ジョーンズがルイ・ヴィトンのメンズラインのアーティスティック・ディレクターに就任したのが2011年。

キム・ジョーンズは7年間ルイ・ヴィトンのメンズラインを支え続け、革新的にルイ・ヴィトンを飛躍させた人物です。

ルイ・ヴィトン史上最も偉大なデザイナーの一人として数えられる、キム・ジョーンズの動向には世界中が注目しています。

キム・ジョーズの移籍先として有力とされるブランドは、”バーバリー”と”ヴェルサーチ”だと報じられています。

しかし、エディ・スリマンが、セリーヌのクリエイティブ・ディレクターとして、ファッション界に復帰が決まった事により、現在のセリーヌのクリエイティブ・ディレクターである、フィービー・ファイロが退任、そしてバーバリーへの移籍が濃厚とも言われています。

そのため、キム・ジョーンズは、ヴェルサーチのクリエイティブ・ディレクターとして契約するのではないかと、多くのファッションエディターは予想しています。

しかし、あくまで現段階では予想の話です。発表されるまで、セリーヌのクリエイティブ・ディレクターとして、エディの名前も挙がってきてはいませんでした。

今後も時代の寵児であり、インフルエンサーのキム・ジョーンズの動きから目が離せません。

ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のメンズラインのクリエイティブ・ディレクターは?

現在はまだ発表されていない

ルイ・ヴィトン CEOのマイケル・バークは「キム・ジョーンズと仕事ができた事を幸運に思い、彼の更なる飛躍に期待している」とのコメントを発表しました。

しかし、キム・ジョーンズの後任デザイナーについては現段階では、発表されていません。キム・ジョーンズが創り上げた、流行を常に発信すると言う、ルイ・ヴィトンのブランドイメージ。

キム・ジョーンズの構築した、ルイ・ヴィトンのメンズ像をいい意味で作り変えてくれるデザイナーの登場を世界中のファッショニスタが期待している事は間違いありません。

そして、天才デザイナーであるキム・ジョーンズが手掛けた、最後のルイ・ヴィトンのメンズコレクションは間違いなく、キムジョーンズの集大成です。

老舗フランスラグジュアリーブランドの未来と、天才デザイナーの動向から今後も益々目が離せません。

INTRODUCTION of THE WRITER

hansu719
name. hansu719
ショップバイヤー、スタイリストを経てフリーライター兼シンガーソングライターが生業です。ハイブランドからストリートstyleまでラグジュアリーな香りのするstyleが好みです。

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