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完全復活!【マスターマインド】ラグジュアリーリアルクローズの雄にセレブは陶酔

マスターマインドが復活すると言う吉報が届きました。2017-18秋冬よりラグジュアリーカジュアルの雄であるマスターマインドが本格的に始動を開始します。2013年のコレクションを持ってブランド活動を休止したマスターマインドジャパン。ラグジュアリな素材を使ったカジュアルウエアは国内みのならず世界中のセレブレティを虜にしました。世界中のハイエンドなセレクトショップで取り扱われていたマスターマインドジャパン。アイコンのスカルモチーフもそのままにさらにアップグレードしたマスターマインドが気になります。

マスターマインド(mastermind)とは

本間正章が立ち上げたドメスティックブランド

マスターマインドは1997年に本間正章氏と藤田昌洋氏が立ち上げたブランドです。正式名称は、マスターマインド・ジャパン。

ハイエンドな素材を使用したカジュアルウエアをリリース。都会的で洗練されたカジュアルウエアは”ラグジュアリーリアルクローズ"と呼ばれました。黒を基調としたitemが多い事もマスターマインドの特長とも言えます。

マスターマインドジャパンがローンチされた1990年代後半はメンズファッションはタイトなシルエットのモノが主流。スキニーデニムが大ブレークし、ジャケットもショート丈のタイトなものがトレンドでした。

しかし、マスターマインドジャパンのitemはタイトなシルエットのものは少なく、程よくリラックスしたシルエットのものが中心。今現在のメンズ服のサイズ感ならジャストサイズですが、当時はかなりルーズな着心地に感じたファッショニスタも少なくないはずです。

時代に逆行している様に見えた、程よいルーズなサイジングは新鮮で、タイトなサイジングに食傷気味だったファッショニスタやセレブレティーがこぞって、マスターマインドを着用し始めます。

ファッショニスタが着る少しルーズなシルエットのストリートウエアは瞬く間に、話題となります。

マスターマインドジャパンのアイコンとも言うべきスカルモチーフはコピー品が出回るほど大ヒットしました。

本間氏が描いたマスターマインドジャパンのアイコンである”スカルボーン”に込められている思いは”ラブ&ピース””死ぬまで夢をあきらめない”というポジティブで情熱的なもの。退廃的なイメージが先行する一般的なスカルマークとのギャップもマスターマインドのジャパンの魅力のひとつです。

このスカルモチーフをめぐって裁判が行われたほど本間氏にとっては大切なものでした。そのとき争ったブランドがロエン。

判決はマスターマインドジャパンの主張が通ったカタチで終結しています。

マスターマインドジャパンは2013年のブランド活動を休止するまでスカルボーンをトレードマークとして大々的に掲げてきました。

2013年のブランド活動休止の発表には日本のみならず、世界中のファッション関係者に衝撃を与えました。特にマスターマインドジャパンは海外の高感度なセレクトショップで扱われることが多く、セレブご用達ブランド。

人気絶頂で休止を発表したマスターマインド。有終の美であり、立つ鳥跡を濁さずと言ったところでしょうか?

しかし、世界中がマスターマインドジャパンの復活を心待ちにしていたことは疑いようのない事実です。

その証拠にマスターマインド復活の朗報は各メディアで大々的に特集されました。

日本製に拘り続けた”ラグジュアリーリアルクローズ”ブランド

マスターマインドジャパンのウエアは全て日本製。これは本間氏がメイド・イン・ジャパンに拘ったから。ドメスティックブランドでもitemによっては海外メイドで生産されることが多かった90年代後半。

海外で作ることにより付加価値を持たせるブランドが多かった中、頑ななまでに日本製に拘ったマスターマインドジャパン。ブランド名にも”ジャパン”を入れるあたりは日本ブランドとして世界を相手に戦っていく気負いがあったようにも感じられます。

ブランド名にジャパンを入れた理由は、本間氏もはっきり覚えていないとのことですが、「日本ブランドとしてのプライドを背負いたかったんだと思う」と後にインタビューで答えています。

日本の厳選された素材や巧みの業をウエアにふんだんに取り入れたマスターマインドジャパンは日本が世界に誇るジャパニーズブランドであることは疑う余地もありません。

実際にロサンゼルスのハイエンドな老舗セレクトショップ”マックスフィールド”でもマスターマインドのウエアはセレクトされていました。

マスターマインド(mastermind)の特徴は

遊び心のあるハイエンドなカジュアルウエアー

ジャパンメイドに拘り続けるハイエンドな”ラグジュアリーリアルクローズ”を掲げるマスターマインドジャパンはカジュアルウエアーがメインです。コレクションでもカジュアルウエアのスタイリングを前面に押し出していました。

テーラードジャケットやスラックスのリリースもシーズンによってはラインナップに加えられていましたが、ハードアメカジやストリートスタイルがベースです。

富裕層の為のストリートスタイルでもある”ラグジュアリーリアルクローズ”デニムにプルオーバーパーカーそしてライダースといった”渋カジスタイル”でも、使われいる素材は驚くほどの高級品。そしてウエアを完成させる手法も、日本の高度な技術を有する職人でなければ不可能な伝統技術や、最新のハイテク技術が随所に散りばめられていました。

最高級の素材も高度な技術も手にとって、身に付けなければそのよさを実感することはできません。つまりマスターマインドの本当の価値を実感できるは身に付ける事ができる富裕層のみ。高級素材でテーラードスーツを仕立てるのは当たり前。最高級のカシミアを使ってスカルプリントのクラッシュパーカーを作るから面白い。

この贅沢な遊び心がファッションに関して百選練磨のファッショニスタや富裕層のハートを鷲づかみにし事は言うまでもありません。

本物に拘る遊び心のある富裕層の絶大的な支持を得て、マスターマインドはセレブご用達ブランドへと急成長を遂げます。

ちょうど2000年代前半はルシアンペラフィネのカシミアスカルニットのブレークもあり、”セレブご用達ウエア=スカルモチーフ”のイメージを世間にも定着させました。

マスターマインド(mastermind)のデザイナーである本間正章とは?

ヨウジヤマモトのショップスタッフを経てマスターマインド設立

本間正章氏は美容関係の仕事をする両親の元で育ちます。イッセイミヤケやコムデギャルソン等のモードブランドを好む父親の影響が服飾の道に進むきっかけとなったようです。

1年間のロンドンへ留学を経て、ヨウジヤマモトのショップスタッフとしてファッションの世界に飛び込みます。ヨウジヤマモトで約6年半勤務。その後ドメスティックブランドを扱うセレクトショップにてマネジャー業を経験し、デザイナーになる夢をかなえるべく、マスターマインドジャパンを設立しました。

つまり、本間氏は服作りの基礎を学校で学んでいない現場主義のデザイナーです。いい意味で知識がない分、発想が自由。マスターマインドの服作りは服作りの基礎を学んだ人間や、テキスタイルを学んだ人間から見たら、考えられない事ばかりです。

しかしこの常識にとらわれない発想が、ファッション業界に存在しなかった”ラグジュアリーリアルクローズ”という服のジャンルを確立させました。

マスターマインド(mastermind)のメインitemは?

ライダース

マスターマインドジャパンを代表するitemであるレザーウエア。リュクスなレザーウエアはマスターマインドの十八番。レザーウエアーは”ラグジュアリーなリアルクローズ”には欠かせないitemです。

マスターマインドジャパンが使用するレザーはカーフからホースハイドまで様々です。使用するレザーは国産のハイエンドなレザーのみ。高い品質のレザーウエアを生産するために少しでも気に入らない箇所があれば使用しないと言った徹底振りです。

全ての素材において妥協氏知らずのマスターマインドですが、レザーに関してはラグジュアリーブランド並みの厳しい選別の仕方をとっています。

その為、生産できる数もかなり少数。特にライダースジャケットは拘るあまり、各店舗に1、2着しか入荷しないことも珍しくありませんでした。

バックにマスターマインドのアイコンでスカルアイコンが刻まれたハイエンドなライダースジャケットは見るものを圧倒します。

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完全復活を遂げたマスターマインドからもライダースのリリースはあります。プリントではなくスワロフスキーでお馴染みのスカルモチーフを描いたモデルもあるようです。

肉厚でしなやかなレザーを使用したライダースジャケットはラグジュリーな着心地。タイト過ぎないシルエットもトレンド感があります。

勿論かなりの少量生産。実物に触れることができるだけでも奇跡です。ハードな印象のライダースですが、着心地はハイエンドなラグジュアリーブランドさながらです。リュクスなロックスタイルにも打ってつけのライダースジャケットです。

ミリタリージャケット

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デザイナーである本間氏も好んで着用されているミリタリージャケット。マスターマインではプロスペックのミリタリージャケットを頻繁にリリースしていました。

復活後のマスターマインドでもミリタリージャケットはメインitemとして登場します。スカルボーンのプリントされたモッズコートはタフでラギッドなのですがラグジュアリーな空気感を漂わせています。

洗いのかかったユーズ加工やダメージ加工が施されたミリタリージャケットは素材は当然のごとく最高品質。

モッズコートのほかにもフィールドジャケットのリリース予定もあります。

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ラグジュアリーな素材の本格派ミリタリージャケットは贅沢の極みです。全体的にルーズなシルエットもスタイリッシュ。

パーカー

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プルオーバーパーカーからマウンテンパーカーまで、パーカーのバリエーションも豊富なマスターマインド。復活したマスターマインドからリリースされるパーカーは、ファーを使ったジップアップパーカー。

スウェット地のプルオーバーパーカーのリリースも勿論あるようですが、様々なメディアで取り上げられているファーパーカーはマスターマインドらしいitemとも言えます。

かつてはミンクのTシャツをリリースし世界中を驚愕させたマスターマインドジャパン。100万円を超えるTシャツをリリースしたドメスティックブランドはおそらくマスターマインド最初で最後。

漆黒のファーには白のスカルボーンが刻まれています。存在感抜群のファーパーカーは素材に拘るマスターマインドのため、おそらくリアルファー。

フェイクファーを使った廉価版のリリースもあるかも知れませんが、やはりリアルファーをラギッドに着こなすのが醍醐味です。

ラグジュアリーこの上ないファーパーカーを、80年代のバッドボーズのようにオーバーサイズをTシャツに上に羽織るスタイルがたまらなく粋。

スタジャン

ビッグメゾンからも2017-18秋冬にリリースされることが多いitemのスタジャン。アメカジ旋風の吹き荒れる中、ダブルライダースの双璧としても注目されるヘビーアウターです。

マスターマインドもアメカジベースのヘビーアウターはお家芸。上質なレザーとメルトンのコンビのスタジャンを201-18秋冬でも展開します。

以前はメルトンオンリーのスタジャンのリリースもあったマスターマインド。カシミアメルトンを使用したリュクスなスタジャンは海外セレブの評価もかなり高いitemでした。

新作のスタジャンはメルトンオンリーのモデルの存在は明らかにされていません。レザーとメルトンのコンビの定番のスタジャンは、メルトン素材はカシミア混やカシミアオンリーのラグジュアリーな素材が使われる可能性が非常に高い。

マスターマインド(mastermind)の正式なブランド名は?

国内ではマスターマインドジャパン、世界に向けてはマスターマインドワールド

復活を遂げたマスターマインド。正式名称が二つ存在します。日本国内向けにリリースされるitemは今までどおり”マスターマインドジャパン”そして世界に向けてリリースされるitemは”マスターマインドワールド”です。

世界を相手に戦ってきた本間氏らしいブランド名の使い分けです。マスターマインドワールドのデリバリーは海外のハイエンドなセレクトショップでも始まっています。

ラグジュアリーさを増して復活したマスターマインド(mastermind)

今だからこそ”ラグジュアリーリアルクローズ"が必要

全身1万円ほどでそれなりのファッションが楽しめるファストファッション全盛期。服が使い捨ての今だからこそマスターマインドが復活する意味があるように思います。

1着5万円のTシャツや10万円を超えるデニムの金額は今の時代無謀なほど高い。しかし、その金額を払う価値がマスターマインドのウエアにはあります。

ファッションとは自己満足であり、陶酔するもの。つまり自分を納得させるものです。マスターマインドが掲げる”ラグジュアリーリアルクローズ”こそ今の時代に最も必要なスタイルに感じます。

INTRODUCTION of THE WRITER

hansu719
name. hansu719
ショップバイヤー、スタイリストを経てフリーライター兼シンガーソングライターが生業です。ハイブランドからストリートstyleまでラグジュアリーな香りのするstyleが好みです。

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