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大人の知的好奇心を刺激する関西アングラミュージアム探訪

2017.05.26

先週も書かせていただいた文化庁京都移転決定に引き続き、表参道出店以来の国内2店舗目となるMoMA デザインストアが2017年5月19日、京都にお目見え!今回はそれを記念して、大人の知的好奇心を刺激する趣のあるミュージアムを大阪・京都・神戸に絞ってご案内。タモさん目線のあなたなら、行きたくなること間違いなしです。

お洒落マニア釘づけ-神戸ファッション美術館-

最初は「西の港町代表」神戸にあるミュージアム。古くより西洋文化を受容し、お洒落シティーとして名声高い神戸に、日本初のファッションをコンセプトにしたミュージアムが存在。

歴史的に貴重なテキスタイル・民族衣装などを始め、ファッション関連の雑誌・書籍を約3万6千点も所蔵するライブラリーも併設。更に、所蔵衣服のバーチャル試着を可能にした日本初の着替えサイネージシステムを導入し国内はもとより海外からも注目を集めています。

また、アパレル業界従事者から一般の方まで広くその門戸を開く服飾文化セミナーも定期的に開催。ファッショ二スタなら一日いても飽きないファッション・ワンダーランド。

現在開催中の特別展示「夢二ロマン―神戸憧憬と欧米への旅」

少年期に一時期神戸に滞在していた竹久夢二の屏風絵や大正ロマンあふれる舞妓姿の美人画など約200点を展示。この特別展示と同時開催されているのが、イヴニング・ドレス展、映画ポスター展、展覧会ポスター展。オシャレ好きの皆様だけでなく、アートやカルチャー好きの皆様も必見のおススメミュージアムです。

神戸ファッションミュージアム公式サイト: http://www.fashionmuseum.or.jp/ 

世界の不思議に迫る!-国立民族学博物館(大阪)-

都市を移して今度は、今や若者文化の日本の発信基地化する大阪へ。神戸とはその街色を変え、様々な民衆文化が錯綜し、良い意味でそのごっちゃ煮感が魅力的に映る街。そんな街に日本で活躍する考古学・文化人類学・民族学者で知らない人はいないといっても過言でないミュージアムが鎮座。

2017年11月で開館40周年を迎えるこのミュージアムは、世界最大級の民族学博物館機能と世界唯一の文化人類学及び民族学の大学院と研究所機能を備えています。文化・地域・言語・音楽に分野分けされた常設展示が本館。別館では特別展示を開催。併設のレストランでは、このミュージアムらしく、東南アジア各国の料理が味わえます。

先日、キュレーターも特別展示を鑑賞しにでかけましたが、知的好奇心を刺激されすぎて半日が過ぎてしまい本館の常設展示まで行きつかず、ミステリーハンター気分でリベンジを心に誓っております。

現在開催中の特別展示 「開館40周年記念特別展: ビーズ―つなぐ・かざる・みせる」

地球にビーズが誕生して約10万年。その歴史をビーズの素材別に展示。また、展示名となっている「つなぐ・かざる・みせる」という角度から人々の生活にビーズがいかに密接な関わりを持っているかを紹介。キュレーター一番のおススメはオオラスのファッションとビーズ。世界各国で製作された衣服にデコレートされたビーズを間近で見ることができます。

国立民族学博物館公式サイト: http://www.minpaku.ac.jp/

プロダクト・デザインの極み -大阪日本民芸館-

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1971年開催の大阪万博の際にパビリオンとして開館以来、現在まで沢山の人を招き入れるミュージアム。「暮らしの中に根付く工芸品の実用性と美」をコンセプトに、国内はもとより海外の陶磁器や染織品などを常設し展示。加え、硝子・石工・編組・陶芸など現代に生きる民芸品作家が一堂に会する「みんげい市」も定期的に開催しています。

館内中庭の趣ある石庭は、鉢や壺などが野外に展示され、落ち着いた雰囲気の中、味わい深くプロダクト・デザインのはしりともいえる民芸品を鑑賞できます。

現在開催中の春の特別展示「菓子木型の世界-美をかたどる-」

完成品をイメージし、その反転したデザインを彫刻するという熟練の技を要する和菓子のための菓子木型。現在開催中の展示では約220点の木型を展示。職人技の光る素晴らしい造形美を堪能できます。

また、会期中には木型作りの体験や木型を使った和菓子の実演など、来館者参加型のイベントも多数用意され、御着物を身にまとっておでかけしたいミュージアムとして女性の間でその認知度が高まっています。

先日、キュレーターに近しい考古学者の方とこの木型展示のお話になったのですが、量の多さと後世に残すものの選別、アーカイーブ化がかなり難しいものだそうで、古い木型は世にお目見えする事がなくなる一方だそうです。この機会を逃すと後悔するかもしれませんね。

大阪民芸館公式サイト: http://www.mingeikan-osaka.or.jp/

気品高き佇まい-京都 清宗根付美術館-

やはり関西3都市で最後を飾るのは歴史と現代が見事に融合する京都。京都の繁華街から電車で3分ほどの四条大宮駅近くにある根付専門ミュージアム。根付コレクターとして非常に有名な高松宮妃殿下も足しげく通われている事でも知られています。

江戸時代に盗難や紛失から提げ物を守るために発案された根付。そんな根付の所蔵数は4,500点。その中でも現代根付を中心に400点ほどを常時展示しています。

根付を取り扱うミュージアムはほかにもありますが、こちらのミュージアムの最大の魅力は、ミュージアム自体が京都市指定有形文化財の武家屋敷であること。キュレーターも夏に一度お邪魔しましたが、生活感あふれる住宅地の中にひっそりと佇むミュージアムの中に一度足を入れると、江戸時代の風格を感じる内装に四季折々に表情を変える中庭が出現し、そこで静かにゆっくりと根付を鑑賞するという贅沢な時間を過ごすことができました。

どの季節に訪れても至福のひと時を味わえるミュージアム。大人の京都旅のおすすめスポットです。毎月、根付作家1名に焦点を当てた企画展が開催されています。

京都 清宗根付館公式サイト: https://www.netsukekan.jp/

この夏の目玉☝京都でしか実現できない伝統と現代アートの融合

現在東京新国立美術館で開催中の現代アートの巨匠草間彌生の回顧展。5/6現在で来館者数40万人を突破。遠方から足を運ばれている方もたくさんだと想像します。関西近郊の方で、泣く泣くこの展示に行けなかった方は必見の展示がこの夏から京都を舞台に始まります。

発表まもなく、近畿圏の現代アート・フリークに衝撃が走った展示予告。8/19より始まる「アジア回廊 現代美術展」になんと世界の草間が参戦決定!しかも展示会場はユネスコ世界文化遺産に登録されている「二条城」。

日本の伝統文化の代名詞「二条城」にどんなクサマトリックスが展開されるのか、今からワクワクしてしまいます。

アジア回廊 現代美術展公式サイト http://asiacorridor.org/

INTRODUCTION of THE WRITER

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ロックを地で行くライター。英・豪での留学経験を基礎に海外情報、留学、音楽、サッカーを中心に遊び心を持って執筆中。Twitterでのフォローはお気軽に。2017年4月28日に実体験をもとにした留学本を出版いたしました。タイトルは「お金がなくても留学できる!DIY精神が導き出す留学成功メソッド」。Amazon Kindle(Writer ProfileのBlogアイコンをクリック!), 楽天kobo, 紀伊国屋書店様などで絶賛発売中です!

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