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国内外のセレブを魅了した伝説のスーパーカー〝デ・トマソ・パンテーラ〟

伝説的なマシンであるデ・トマソ・パンテーラをご存知でしょうか?デ・トマソ・パンテーラは、イタリアのデ・トマソと、アメリカのフォードが合同で開発した伝説的なマシンです。そんなデ・トマソ・パンテーラについて紹介していきます。

デ・トマソ・パンテーラ

デ・トマソ・パンテーラとは

1971年に販売が開始されたデ・トマソ・パンテーラはイタリアのデ・トマソとアメリカのフォードが共同で開発したスーパーカーです。デ・トマソにとって三代目のマシンです。デ・トマソ・パンテーラの「パンテーラ」はイタリア語で「豹」を意味しています。このデ・トマソ・パンテーラのコンセプトは、量産可能なスーパーカーであり、それに準じて、徹底的にローコストで製造できるような工夫がなされていました。デ・トマソの創設者と、当時のフォード副社長が個人的に親交があったため、生まれたプロジェクトがデ・トマソ・パンテーラで、あり、デ・トマソがボディを担当、フォードがエンジンなどを提供するという形で開発されました。アメリカではフォードの整備された販売網を利用し、全世界で20年間にも渡って、7000台以上が販売され続けました。スーパーカーとしても非常に大きな成功を収めたマシンであると言えます。

デ・トマソ・パンテーラのパフォーマンス

デ・トマソ・パンテーラにはフォード製5.8L V8 OHVエンジンが搭載されました。出力は330馬力で最大トルクが46kgm/4,000rpm、最高速度は256 km/hとなっていました。イタリア製の見た目でありながら、アメリカ製のV8を搭載しており、その走りは豪快で力強いものでした。その後、デ・トマソ・パンテーラには、パンテーラL、パンテーラGTS、パンテーラGT4、パンテーラGT5、パンテーラSIと改良版が開発され、それぞれパフォーマンスに変化が加わりました。それぞれのモデルについては後述します。

デ・トマソ・パンテーラのエクステリア

デ・トマソ・パンテーラのエクステリアはイタリア製です。量産性を重視しているため、当時のフォード・マスタングのようなバックボーンフレーム(車両の前後に1本の棒を通し、それに車体やエンジンなどを取り付ける形式)ではなく、モノコック(車体とフレームとが一体化した形式)を採用しました。当時のスーパーカーらしい、角ばりつつも、流線型のボディが特徴的で、車高はフォードGT40の40インチには及びませんが、43インチと低くなっています。

デ・トマソ・パンテーラのモデル

パンテーラ

パンテーラは、1971年から1972年中期までのLモデル以前のモデルのことです。先ほども紹介したように、出力330馬力、最大トルクが46kgm/4,000rpmのフォード製の5.8リットルV8 OHVエンジンを搭載し最高速度は256 km/hとなっていました。

パンテーラL

パンテーラLは1972年に装備の充実を図ったグレードとして登場しました。パンテーラLのLはイタリア語で「ラグジュアリー」を意味する”Lusso”で、マシンの扱いやすさを向上させるため馬力を40馬力ほど抑えるデチューンが行われました。

パンテーラGTS

パンテーラGTSはLの翌年である1973年に登場したハイパフォーマンスモデルです。パンテーラGTSはエンジンの出力が350馬力になり、トルクも50kg/mに引き上げられました。最高速度290km/hとなり、パンテーラに比べ30kphほど早くなりました。このパフォーマンス向上に伴い、ワイドタイヤに交換され、GTSの名にふさわしいマシンとなりました。

パンテーラGT4

パンテーラGTSをレースカーとしてチューンしたのが、このパンテーラGT4です。パンテーラGT4はグループ4カテゴリーに参戦するために作られたマシンです。グループ4カテゴリーの参戦に必要な条件として「連続する12ヶ月間に400台の生産」があり、パンテーラはそれを満たしていました。レースで勝つために作られているため、エンジンには500馬力をオーバーするほどのチューニングが施され、ワイドトレッドタイヤに交換されたりしました。最高速度331km/hとノーマルなパンテーラを大きく上回るマシンとなっています。その後6台が生産され、販売されました。

パンテーラGT5

パンテーラGT5は、レース仕様であったGT4をよりスマートに仕上げたモデルです。GT4のエッセンスを受け継ぎつつも、デザインを変更しています。レース仕様であったGT4に比べ、一般公道で扱いやすくする目的でエンジン出力を330馬力にデチューン。最高速度も281km/hに抑えられています。このGT5のマイナーチェンジバージョンとして、GT5Sも1984年にデビューしています。このGT5Sはエンジンに異なる二種類が用意されいます。標準モデルのGT5Sは300馬力、ハイパフォーマンス仕様のGT5Sは350馬力となっています。

パンテーラSI

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パンテーラの最終モデルがパンテーラSIです。1991年にデビューしたパンテーラSIは、「ランボルギーニ・カウンタック」をデザインしたマルチェロ・ガンディーニによって、エクステリアがデザインされています。今までのパンテーラとは一味違う美しさを持ち合わせています。フォード・マスタングが搭載していた247馬力を生み出す、水冷5リッターV型8気筒OHVエンジンが搭載されました。41台が生産され、そのうちの4台がタルガトップのバリエーションとして存在しています。

クラシックカーならデ・トマソ・パンテーラ

スーパーカーとして初めて量産に成功したデ・トマソ・パンテーラについて紹介してきました。デ・トマソ・パンテーラはイタリア製のデザインと、アメリカ製のパフォーマンスを誇っている伊米が生み出した傑作です。量産されたため、数も多く残っており、クラシックカーデビューにふさわしい一台と言えます。

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高級車の記事をメインに、資産運用についても紹介していきます。

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