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和のエッセンスを加えたクラフトジン ” 京都ドライジン ”

世界の4大スピリッツであるジン、ウォッカ、ラム、テキーラ。この4種類は数多くのカクテルにも使用されています。今回はその中のジンについてご紹介させていただきます。

ドライジンとはどんなお酒?

ドライジンとは

ドライジンは辛口のジンのことです。オランダで薬用酒として飲まれ始め、その後イギリスで大量生産されるようになったことから「ロンドンジン」と呼ばれることもあります。お店で「ジンをください」、と言って出てくるほとんどがドライジンです。

ドライジンの製造方法

ジンは穀物類を原料とし、発酵させて蒸溜させベーススピリッツを作ります。そこにジュニパー・ベリーというねずの実を基本として各社で多様なボタニカルを加えて再蒸留して作られます。ドライジンでもメーカーによって味が異なるのはそれぞれ配合されているボタニカルが違うためです。
この微妙な配合比率によって味が決まりますが、多くの場合、材料やその配合比率については企業秘密となっています。

ドライジンの主な種類

ドライジンは様々なメーカーから販売されています。その一部を見てみます。

<ビーフィータージン>

スーパーでも取り使われていることが多く、家庭で飲むには手に入りやすいジンです。癖がないので飲んだことがない人もトライしやすい商品です。

<ゴードンロンドン ドライジン>

飲食店で取り扱っていることが多いのがこちらのゴードンロンドンです。こちらもビーフィータージン同様、癖が少ないですが、ビーフィーターに比べてキリッとした辛さが際立っています。ジンらしい辛さを味わうことができます。

<タンカレーNo10>

ジンのロールスロイス、とも呼ばれているタンカレーNo10はドライジンの中でも辛味が抑え気味です。アルコール度数47度ですが、アルコール臭よりも上品な香りが際立ちます。爽やかな香りですが、その香りとは反対に口に含むと甘さを感じる商品です。

<ボンベイサファイア>

個人的に一番好きなジンです。ボタニカルの量が他のドライジンに比べて二倍の種類を使用しています。これが理由なのか、味がかなり複雑です。その複雑さを追いかける感じがたまらない一品です。もちろんカクテルにしても美味しいですが、ぜひ冷やしてストレートで味わっていただきたい商品です。

ジンとドライジンの違い

ジンとは

ジンには大きく2種類に分けることができます。冒頭でもご説明した通り、ドライジンはオランダから広まり、イギリスで主流になったものです。現在の主流はドライジンとなっており、オランダジンとも呼ばれるジンの中にはドライジンに似たものも存在しますが、基本的にジン、と呼ばれるものはロンドンドライジンではないもの、という認識を持っていただければ理解しやすいかと思います。

ドライジンとの違い

オランダではジンの元祖であり、ジュネヴァと呼ばれて親しまれています。ドライジンと比べて、大麦麦芽を多く使用しているため、麦芽の香りが強く感じられます。麦芽の香りを楽しむため、カクテルとしてではなくストレートやロックで飲むのが主流です。気になる味ですが、ドライジンはすっと柑橘系の香りと爽やかな後味が特徴的なのに対して、オランダジンはコクが強く甘みがあります。この甘みは人によって癖が強く苦手な方もいますが、オランダではビールをチェイサーにして飲まれています。もちろんアルコール度数は通常のドライジンと同じく40度前後ありますので、オランダジンの独特の甘味に辛口のビールでの口直しは最高の組み合わせですが、要注意です。

作っている京都蒸溜所とは

最近「クラフトビール」というものを目にする機会が増えてきました。まだまだビールほどの知名度はありませんが、「クラフトジン」というものがあるのはご存知でしょうか。
実は日本にもクラフトジンを作っている蒸溜所があります。どんな蒸溜所なのかみてみましょう。

クラフトジンとは

クラフトジンのクラフトは英語ですが、日本語では手芸や工芸、技術、技巧という意味を持っています。クラフトビールの場合、「小規模で独立し、伝統のある醸造所で作られたもの」という定義があります。この定義はクラフトジンにも当てはまります。この定義とクラフトの意味を合わせてみると「小規模ながら伝統のある蒸溜所が技巧を凝らして作られたジン」ということになります。世界でも流行しつつあるクラフトジンですが、物作りで評価の高い日本が作ったクラフトジン、どんなものなのか興味が湧いてきます。

季の美 京都ドライジン

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日本で作られている「ジャパニーズ・クラフト・ジン」。日本製のジンの一つに京都の「季の美」があります。

「季の美」を作っている京都の蒸溜所。京都には陶芸や織物、和紙作りなど日本の伝統文化が深く根付いていますが、それだけでなく伏見の名水というお酒作りには欠かせない品質の高い水があります。さらに、ジンの味の要となるボタニカルに京都の玉露や柚子、檜、レモン、山椒といった日本らしい原料が手に入りやすいことも京都に蒸溜所を作った理由の一つです。季の美は日本の繊細な素材を最大限に生かすために材料をグループに分けて別々に蒸溜してブレンドする、という独自の製法をするこだわりです。

京都ドライジンの特徴は?

京都という土地を選び、丁寧に作られている京都のドライジンにはどのような特徴があるのでしょうか。

① 味

京都のドライジンはお米からスピリッツを作っています。また、京都の伏見の名水の効果もあり、お米ならではの甘くて柔らかな口当りです。さらにジンの中心であるジュニパーベリーの他に使われている日本らしいボタニカルが「和」の暖かさを楽しませてくれます。

② デザイン

京都のクラフトジンは味だけでなくボトルのデザインにも京都らしい「和」を取り入れてます。まるで手ぬぐいの柄のような唐紙文様は板技から手摺りして作られています。

ドライジンはどうやって楽しむの?

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それでは最後にジンを楽しめる飲み方をご紹介させていただきます。

① ジントニック

これは鉄板の飲み方ですね。ジントニックはライムを入れるのが一般的ではありますが、京都ドライジンは柚子の香りが強めに残るので、ライムを入れない方がいつもとちょっと違ったジントニックを味わうことができます。

② ストレート

通常のドライジンをストレートで飲むと口に入れる前に強烈なアルコールの臭い、そして口当たりの鋭さが印象に残りドライジンを味わえない人もいます。京都クラフトジンはアルコールは強い中にも、日本独特の原料を使っているため、アルコールが抑えられています。また、ライススピリッツが甘口の日本酒のような口当たりを実現させてくれています。

③ 水割り

ジンの水割りはあまり馴染みがないかもしれません。ですが、このこだわり抜かれた京都のクラフトジンはぜひ水割りを試していただきたいです。そのまま飲むことに抵抗のある方でも、水割りにすることで飲みやすく、さらに水ですので京都クラフトジンそのものの味を楽しめます。使用する水は日本の軟水がオススメです。

どこで買えるの?

季の美の主な販売店
【東京】

新宿伊勢丹本店 地下1階 「グランドカーブ」
リカーズハセガワ 東京駅八重洲地下街
(株)信濃屋食品 各店
【京都】
JR京都伊勢丹 地下1階
高島屋京都店 地下1階
大丸 京都店
ビックカメラJR京都駅店
津之喜酒舗
リカーマウンテン
やまや
【大阪】
阪急百貨店 梅田本店
阪神百貨店
高島屋 大阪店
近鉄百貨店

購入は上記のショップ以外にもインターネット通販で可能です。

いかがでしたでしょうか。まだ注目されたばかりの京都クラフトジン、季の実。
どこでも売っているわけではありませんが、取り寄せしてでも飲む価値のある商品です。日本の良さを集めたこだわりのジン。ぜひ飲んでみてください。

INTRODUCTION of THE WRITER

Jun-.-nuj
name. Jun-.-nuj
旅行が大好きな30代です。プロトラベラーを目指して日々奮闘中です。

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