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使うほどなじむ飴色の輝き!鼈甲眼鏡

デザインも材質もさまざまな眼鏡。毎日使うものだからこそ、良いものを長く使いたいという方、本鼈甲の眼鏡はいかがでしょう。鼈甲の作り方や、鼈甲眼鏡のお手入れなどもご紹介します。

鼈甲とは

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鼈甲は、赤道の近くに生息する海亀の一種、タイマイから作られます。タイマイは大きいもので体長が1mにもなる大きな亀で、鼈甲は背甲や腹甲、爪甲などの甲羅から作られます。

タイマイの生息地域により、甲羅の厚みは異なっており、キューバやアフリカ産のタイマイの甲羅は厚い、というのが定説になっているようです。タイマイの甲羅は、温めると曲がる性質を持っており、甲羅を重ね合わせ、加工されます。磨き込むとうつくしい「飴色」になります。

日本でも古くから工芸品の細工としても使われており、江戸時代には徳川家康の眼鏡も鼈甲で作られていたといわれています。櫛やブローチなどの装身具としても人気がありますが、現在はワシントン条約により、タイマイの輸入が規制されており、鼈甲の材料を確保するのが難しくなっています。

鼈甲の色

鼈甲の色には、爪甲から作られる黄色がかった白甲(しろこう)、オレンジ甲、背甲から作られる濃い色の黒甲(くろこう)、自然の斑点が出る茨布甲(ばらふこう)をはじめ、いくつもありますが、厚みがあり透明度が高いものほど価格も高くなります。

黒ばら甲の眼鏡は、50万円台のものもありますが、最も高価な白甲の眼鏡は100万円前後から200万円以上。甲羅の色や斑入り方によっても価格に差があり、美しい斑が入ったものは120万円から150万円前後のようです。

鼈甲眼鏡のよいところ

鼈甲はたんぱく質でできている天然素材なので、アレルギーの心配がありません。また、独特の光沢と色合いを持ち、軽く肌への当たりがよいことも特徴です。鼈甲眼鏡はすべて1点ものですが、使っている間に一部壊れてしまっても、新しい鼈甲つかい修理することができます。

鼈甲眼鏡の注意すべきところ

鼈甲は、乾燥などの影響を受けやすい素材です。汗や化粧品、整髪料や環境の変化により、表面の艶が失われたりひび割れが起こることがあります。鼈甲眼鏡を長く使い続けるためには、艶を保つことが秘訣となります。汗をかいた際や、艶がないと気がついた際、こまめに眼鏡クロスなどで拭くようにしましょう。水洗いも厳禁です。

鼈甲眼鏡のデザインはさまざま

鼈甲眼鏡は、色もさまざまですが、デザインもさまざまです。

レンズを入れるリムから、テンプル(つる)まで鼈甲でできているタイプ、テンプルのみ鼈甲というタイプ。またヨロイと呼ばれる、リムとテンプルをつなぐ部分に美しい装飾がしてあるタイプなどもあります。

選ぶ際、まずは気に入った色、気に入ったデザインはもちろんですが、左右の鼈甲の色ができるだけ揃っていること、全方向から見ての色合いなどをチェックしましょう。

まとめ

鼈甲眼鏡、いかがでしたでしょうか。一度かけると、肌へ触れるなめらかさが快適と、次の眼鏡も鼈甲で、というリピーターも多いようです。新しい眼鏡を考えている方、一度鼈甲のなめらかさに触れてみてはいかがでしょうか。また、親御さんが使われていた鼈甲眼鏡があるという方も、一度鼈甲眼鏡を作っている眼鏡店へ持って行ってみることをおすすめします。

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Kinako
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