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”世界の半分”って??イランの古都エスファハーンが圧巻の美しさ

かつて、その時代の首都として繁栄を極め、『世界の半分である』と称された街があるのをご存知でしょうか。それは、中東イランのエスファハーン。歴史的にも文化的にも重要な役割を果たしてきたこの街は、『イランの真珠』と例えられる美しい街並みで、今でも人々の目と心を魅了し続けています。

繁栄と衰退を繰り返してきた古都エスファハーン

古くから政治・文化・交通の拠点として栄えてきたエスファハーン。この街が初めて歴史上に登場するのは紀元前6世紀ごろと言われています。それ以降発展と衰退、平和と争いを繰り返した街が、最も繁栄を極めたのが16世紀から17世紀にかけてでした。

16世紀初頭に建国されたサファヴィー朝の首都と定められたエスファハーンは、世界中から人と富が集まる大都市に。東と西を結ぶ交易都市として当時はパリと並んで称えられたほどの国際都市となり、そのあまりの繁栄ぶりから生まれた表現が『世界の半分である』だったのです。

エスファハーンの中心的存在・イマーム広場

栄光は長くは続かず、18世紀に入ると再びエスファハーンは衰退の一途をたどる運命となります。しかし現代でもエスファハーンの街には、栄華を極めた当時の様子をうかがい知ることができる場所がいくつもあります。

その代表と言えるのが、イマーム広場。

南北512m、東西159mという広大な敷地の周りにモスクや宮殿、バザールやショッピングアーケードが建ち並ぶ景色は、まさに圧巻。ユネスコの世界遺産にも登録されています。

ため息が出るほど美しいモスクと宮殿の装飾

そのイマームモスクに使われているタイルは、なんと150万。イスラム美術の真骨頂とも言える幾何学的なアラベスク文様が繊細に描かれ、外観から天井、ドームまで埋め尽くすモスクは言葉を失うような荘厳さ。

360度青の繊細で緻密な装飾に囲まれていると、違う世界に飛び込んできたかのような錯覚を覚えてしまいそうです。

ショッピング、カフェ、夜景…1日中楽しめる街

今や世界中から観光客が訪れるエスファハーンは、朝から晩まで見所が尽きません。エキゾチックな雰囲気の賑やかなバザールやショッピングアーケードは、買い物やティータイムにピッタリ。
古くから工業都市としても有名だったエスファハーンは、本格的なペルシャ絨毯から手のひらサイズのタイルまで、お土産探しも楽しみの一つです。

歩き疲れたらイラン風のチャイで一休み♪親日家がとても多いイランでは、日本人と知ると気さくに話しかけてくるイラン人も多いんですよ。

日が暮れると今度は華やかな昼間とは一変して、しっとりとロマンチックな雰囲気に。

栄華の象徴とも言える『世界の半分』が静かに闇に包まれていく、別の姿も楽しむことができるでしょう。
ぜひ朝、昼、夕暮れ、夜と様々なエスファハーンを楽しんで下さいね。

INTRODUCTION of THE WRITER

Cacao10000%
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オランダ在住のフリーランサー。自由な国で、自由に生きてます。

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