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世界が注目する話題の東京ブランド【サカイ(sacai)】とは?

今季様々なコラボレーションでも話題の東京ブランドのサカイ(sacai)。老舗アウトドアブランドである、ザ・ノース・フェイスとのコラボレーションや今年の12月20日で閉店が発表されたコレットで販売されたフラグメントデザインとのコラボレーションによるチャックテイター。そしてアンダーカバーとのコラボレーションitemが先日発表となり話題の事欠かないサカイ。日本のみならず、世界のファッショニスタが注目するドメスティックブランドのサカイ。東京ブランドという響きが似合うサカイを徹底解析いたします。

サカイ(sacai)話題のブランドとのコラボレーションで今季大注目

ザ・ノース・フェイスとのコラボは発売前から話題沸騰

今世界中のファッショニスタから注目を集める東京ブランドのサカイ(sacai)。”ニュースタンダード”を掲げる上質なワードローブを次々に発表し富裕層からも絶大な支持を得ているブランドです。

得意のニットウエアをはじめ、上質で着心地のいいウエアが多く、デザインもアヴァンギャルドなものよりもベーシックでミニマムなデザインが中心。

長い時間を共に過ごすことができるハイエンドなデイリーウエアはヤングセレブレティから大人の富裕層まで幅広い支持を得ています。

親子2代でサカイのウエアを着用するセレブレティーも少なくありません。

大げさな宣伝に頼ることなく、口コミでウエアのよさが浸透していき、セレブ御用達のハイエンドな日常着の地位を獲得したサカイ。

世界中の高感度なセレクトショップでも取り扱われ、ヨーロッパを中心に富裕層の間で確実に知名度を上げているドメスティックブランドです。

今季サカイが特に様々なメディアに取り上げられている理由はコラボレーションです。これまでも、様々なブランドとコラボレーションを行ってきたサカイ。ハイエンドなレザースニーカーを手掛けるジャパニーズブランドのエンダースキーマー(hender scheme)とのコラボレーションはファッショニスタの間で話題となり、エンダースキーマーをファッショニスタご用達のラグジュアリーレザースニーカーの地位まで押し上げました。

そして、2017-18年秋冬に話題となったコラボレーションは間違いなくザ・ノース・フェイスとのコラボレーションです。

プロスペックの老舗アウトドアブランドであるザ・ノース・フェイスとのコラボレーションは発売前から話題沸騰。

どんなitemがいくらくらいの価格帯でいつ発売されるのか、詳しい情報が発表されるのを心待ちにしていたファッショニスタも多かったはずです。

10月11日から発売となったサカイとザ・ノース・フェイスのコラボレーションギア。コラボレーションitemは全部で11itemとの事です。

間違いなく人気はザ・ノース・フェイスのメインプロダクツであるマウンテンパーカー。今季は特に注目ギアでもあるマウンテンパーカーは発売前から問い合わせが殺到しました。

ハイエンドな日常着を得意とするサカイが手掛けるプロスペックのマウンテンパーカーやダウンジャケットはノーブル。

ミニマムで上質なデイリーウエアとしてサカイのエッセンスを纏ったマウンテンパーカやダウンジャケットはプロスペックアウトドアウエア独特の野暮ったさは皆無です。

ひたすら、スタイリッシュなアウトドアウエアでありながら、勿論ハイスペック。ザ・ノース・フェイスのお家芸でもある、防水性と保温性、そして通気性と発汗性に優れたハイテク技術を屈指して仕上げられる、ファッショナブルなアウトドアウエアは、今季サカイのメインitemであるといっても過言ではありません。

価格帯はマウンテンパーカーが43,000円税別から、ロングコートが72,000円税別、ボマージャケットが88,000円税別からです。

ザ・ノース・フェイスのコラボレーションitemはメンズオンリーではなくレディースの展開もあります。

マウンテンパーカーなどザ・ノース・フェイスを代表するウエアの競争率は、確実に高いため、気になる方は早めにお問い合わせしていただく方がベターです。

メンズウエアは既に完売しているitemも続出です。

アウター以外にもTシャツやパンツのパーカーのリリースもあります。

ザ・ノース・フェイスのロゴの入ったTシャツは18,000円税別からトレッキングパンツは30,000円税別からユニセックスでリリースされるパーカーは30,000円からです。

意外にも感じるザ・ノース・フェイスとのコラボレーションを果たしたサカイですが、サカイのグッドカスタマーを含めかなり高い評価を得ることに成功しました。

ザ・ノース・フェイスとのコラボレーションにより、サカイの知名度をより高めたことは間違いありません。

フラグメントデザインとのコラボレーションチャックテイラー

藤原ヒロシ氏のインスタグラムに掲載され、世界中のファッショニスタやヤングセレブレティの間で話題となったフラグメントデザインとサカイのコラボレーションのチャックテイラーです。

殆ど情報が開示されないまま、気をもんだファッショニスタはかなり多かったはずです。永遠のアイコンスニーカーである、コンバースオールスターのヴィンテージモデルであり、ローテクスニーカーのパイオニアと称されるチャックテイラー。

アメカジストを中心に世界中のファッショニスタがこぞって愛用するコンバースのアイコニックスニカーです。

流行仕掛け人である藤原ヒロシ氏着用の画像が自身のSNSでアップされ、販売価格や取扱店を必死で探したファッショニスタは後を絶ちませんでした。

9月25日に発売されたサカイと藤原ヒロシ率いるフラグメントデザインのコラボレーションチャックテイラー。しかも、発売はパリのコレット。

コレットとは今年2017年12月20日をもって閉店が発表された、パリの老舗セレクトショップです。今のところ、発売はコレットのみのようです。

今のところ国内での販売は未定との事です。サカイとフラグメントデザインのチャックテイラーの国内販売を願うファッショニスタの思いが通じることに期待するしか、今はなす術がありません。

このチャックテイラーはパリのファッショニスタの間ではかなり話題となったようです。コラボレーションチャックテイラーが、パリでのサカイ人気を後押しするプロダクツになったことは間違いありません。

合同ショーから生まれたアンダーカバーとのコラボレーション

アマゾン・ファッション”AT TOKYO”というプログラムの一環で実現したサカイとアンダーカバーによる合同ファッションショー。

お互い今回が初めての合同ショーであり、コラボレーションも初めて。しかし、アンダーカバーのデザイナーである高橋盾とサカイのデザイナーである阿部千登勢は旧知の仲のようです。

同世代のファッション業界を牽引するトレンドセッターによる合同ショーが、しかも東京で開催されるというニュースにファッショニスタは歓喜の声を上げました。

全く異なるアプローチで、ファッション業界の最重要ブランドとして君臨するサカイとアンダーカバー。アンダーカバーはブランドローンチ27年、サカイは来年で20年目を迎える日本を代表するビッグブランド。

インタビューでもお互いをリスペクトしていることがひしひしと伝わって来ました。

アットトウキョウプログラムの合同ショーの相手がアンダーカバーではなかったら、実現しなかったと公言する阿部千登勢。

かなりエキサイティングなコラボレーションショーは1991年に開催されたコムデギャルソンとヨウジヤマモトの合同ショーを髣髴させると称されました。

そしてアンダーカバーとのショーを記念するウエアが発売される10月20日。サカイ青山店、アンダーカバー青山店で販売されるコラボレーションウエアは恐ろしいほどの競争率であることは、間違いありません。

アンダーカバーとのコラボレーションウエアはTシャツ12,960円、コーチジャケット51,840円パーカー30,240円スウェット25,920円です。

サカイ(sacai)とは?

1999年東京にてスタート

サカイ(sacai)は1999年に東京にてスタートします。”日常に成り立つデザイン”をブランドコンセプトとして掲げ、上質なリアルクローズを提案し続ける東京ブランドです。

着心地のいいラグジュアリーな素材とハイテク素材を取り入れた”ハイブリッドスタイル”でファッショニスタの注目を集め、過剰な宣伝を行うことなく、着実にその名を浸透させていきました。

世界が注目するドメスティックブランドのサカイのデザイナーは阿部千登勢。彼女の着たい物が根幹にあるサカイのウエア。

阿部千登勢はサカイのレディースウエアは必ず全て袖を通すといいます。フェミニンでベーシックなウエアにハイテク素材を合わせたハイブリッドなスタイルで、国内外のファッショニスタを陶酔させています。

ニットを使ったウエアに定評があるサカイ。ブランド立ち上げ当初は殆どがニットウエアでした。ニットに関してかなり強いこだわりを持つ阿部千登勢は、ハイエンドでデイリーなニットウエアを得意とし、ニットはサカイのアイコニックプロダクツでもあります。

”毛玉の付かないニット”をリリースすることでも知られているブランドで、阿部千登勢自身が納得いかないニットウエアの回収を行うことでも知られています。

ブランドローンチ当初は5型のみのニットウエア中心のコレクションから始まり今では日本を代表するトップブランドへと上り詰めたサカイ。

サカイを作り上げたデザイナー阿部千登勢に迫ります。

サカイ(sacai)のデザイナー阿部千登勢とは?

5型のプルオーバーニットで勝負をかけた鬼才

サカイのデザイナーである阿部千登勢は間違いなくアヴァンギャルドな感覚を持ち合わせた鬼才です。ハイエンドなセレブレティやスタイリストやデザイナーといった服飾のプロをファンに持つブランドのサカイ。

日本を代表するトップブランドとして君臨するサカイのスタートは阿部千登勢が自身で編み上げた5型のプルオーバーニットから始まります。

ざっくりとしたローゲージのプルオーバーニットのみのコレクションでブランドをスタートさせた阿部千登勢。

ニットのみ5型のウエアでスタートしたブランドはおそらくサカイ以外は、存在しないのではないでしょうか?

潔いほど清々しいサカイのニットのみのコレクションは語り草となっています。阿部千登勢自身も当初はここまで少ない、型数でブランドが成立するとは思っていなかったようです。

しかし、彼女の創り上げたニットウエアは大げさな宣伝を必要とせずに口コミで、ファッショニスタに浸透していきました。

阿部千登勢は1965年に岐阜県に生まれます。名古屋のファッション専門学校を卒業後、ワールドに入社します。

彼女の人生の大きな転機は1989年のコムデギャルソンへの入社です。コムデギャルソンへ入社した阿部千登勢はニットパタンナーとして活躍します。

コムデギャルソンでのニットパタンナーしての経験がサカイにも大きな影響を与えています。阿部千登勢のニットウエアに対する強いこだわりは、コムデギャルソンの経験で構築、形成されたように感じます。

出産を機にコムデギャルソン退社

阿部千登勢は8年間勤めたコムデギャルソンを妊娠を機に退社します。子育てをメインに傍らで始めたブランド、それがサカイでした。

元々起業やブランドローンチの考えは強くなかったと阿部千登勢はインタビューで答えています。ブランド名の”サカイ”は阿部千登勢の旧姓。

知り合いのスタイリストやファッション関係者に作品を見せたところ、セレクトショップでの取り扱いが決まり、あっという間にコレクションブランドへと急成長したサカイ。

当初は世間のあまりにも高い評価に困惑したと話していました。しかし、シンプルでありながら、細部にまで細かな拘りを感じさせるつくりと、独特のサカイにしか表現できないシルエットは唯一無二の存在感。

宣伝をしなくとも、サカイのウエアがファッショニスタの目に留まり、急速に浸透していった結果は当然とも言えます。

阿部千登勢自身が着たいと思う上質なウエアをリリースする本当の意味での、リアルクローズブランドであるサカイはレディーのイメージの強いブランドです。

レディースウエアで高い評価を得たサカイは2009年にメンズラインをスタートさせます。

メンズラインをスタートさせた阿部千登勢の評価は更に高まり、プレミアムダウンブランドのパイオニアであるモンクレールから声がかかります。

2009年から始まったモンクレールのデザイナーズコラボレーション。2010年から2012年までモンクレールのハイエンドなレディースライン”MONCLER S”手掛けました。

富裕層ご用達ダウンブランドの代名詞ブランドのモンクレールのデザイナーに抜擢されたことで、阿部千登勢の名前を世界中のセレブレティに浸透させることに成功しました。

サカイ(sacai)のメンズライン評価は?

レディース同様にファッションのプロから大絶賛

サカイのメンズウエアもスタイリストやファッションエディターから高い評価を得ます。メンズウエアのコンセプトもレディース同様に”上質な日常着”。

レディース以上にデイリーなitemが多くハイエンドなリアルクローズが高感度なファッショニスタやヤングセレブレティを刺激します。

アウトドア、スポーツ、ミリタリーはサカイのメンズデザインには根底に流れ揺るがないモノのように感じます。

マンネリではなくあくまで根幹、今回初のコラボレーションを果たした、アンダーカバーの高橋盾がサカイの服は一本筋が通っていると表現しています。

このブレない筋がサカイというブランドを支え、ファッショニスタから評価を受け続ける所以に感じます。

サカイ(sacai)の2017-18年のメンズコレクションは?

リアルクローズをベースとしたスポーツミックス

ザ・ノース・フェイスとのコラボレーションのアウトドアジャケットも注目の的だった2017-18年秋冬のサカイのメンズコレクション。

スポーティーでアメカジやミリタリーを強く押し出したリアルクローズitemがランウェイでも目立ちました。

オーバーサイズのM65ジャケットはボマージャケットなどミリタリーitemをクリーン且つノーブルに仕上げるのは最早サカイのお家芸。

トラディショナルなツイードやヘリンボーンそして別珍素材のitemもノスタルジックな雰囲気を醸し出していました。

大柄のデジタルカモフラのような柄も頻繁に登場し、今季のサカイを象徴する柄として、アウターやパンツに使用されていました。

クラシカルで上質な素材を使ったミリタリージャケットやアウトドアジャケットはデイリーユースにも最適。ツイードやフラノ素材のパンツをロールアップ、そしてボリューム感のあるブーツを合わせるスタイルもクラシカルでスタイリッシュでした。

サカイのコレクションのメインシューズでもあった、バックレースのブーツは今季かなり注目のプロダクツとなりそうです。

今季ラグジュアリーメゾンからも頻繁にリリースされているダッフルコート。サカイのオーバーサイズのダッフルコートも今季気になるアウターです。

デニムウエアのリリースもいつに増して積極だったサカイ。オーバーサイズのデニムカバーオールやダンガリーシャツ。襟や身頃に、装飾のされたテープをあしらったデザインが、細やかでクラシカル。そしてニットと合わせたユーズドデニムのシンプルなアメカジスタイルも新鮮でした。

ニットにユーズドデニム、そしてブーツというオーセンティックな着こなしを、ハイエンドでノーブルなコレクションスタイルに昇華させるサカイのテクニックは流石の一言です。

来年でブランドスタート20年目を向かえるサカイ(sacai)

ハンドメイドのニットブランドからトレンドセッターへ

来年で20年を迎えるサカイ。コムデギャルソンを退社し、ハンドメイドのプルオーバーニットから始まった小さなブランドが今では、世界が刮目トレンドセッターとしてファッショニスタを陶酔させています。

大人の女性が着るためのハイエンドなリアルクローズブランドのイメージが強かったサカイですが、今ではメンズラインも誕生し更なるファンを獲得しています。

本当にいいものはどんな状況でも必ず売れる、サカイを見ているとそう思います。大々的なコマーシャルを打つことなく、ひっそりとスタートしたサカイは、口コミにより日本を代表するビッグブランドへと急成長を遂げました。

口コミからファッショニスタに浸透して行ったブランドが、今ではパリでコレクションを行っています。

一見するとシンデレラストーリーのようですが、阿部千登勢のこだわりと、洗練されたセンスからしたら当然とも言えます。

世界中のビッグブランドやデザイナーからコラボレーションのオファーが絶えない東京ブランドのサカイ。

”東京ブランド”という響きが、ここまでしっくりくるドメスティックブランドも多くはありません。

それはサカイが世界に誇る日本ブランドであることの証明です。

日本ではヤングセレブレティの憧れのブランドとしても、その名を轟かせているサカイが、海外のヤングセレブレティを陶酔させるのも時間の問題です。

リアルクローズが根幹にありながらも、毎シーズン様々なアプローチでファッショニスタを驚愕させるサカイ。継続されるであろうコラボレーションからも目が離せません。

INTRODUCTION of THE WRITER

hansu719
name. hansu719
ショップバイヤー、スタイリストを経てフリーライター兼シンガーソングライターが生業です。ハイブランドからストリートstyleまでラグジュアリーな香りのするstyleが好みです。

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