HOLISTIC STYLE BOOK 富裕層向けメディアサイト

メルセデスとマクラーレンの融合 ”メルセデスSLR Mclaren”

メルセデスSLR Mclarenというマシンをご存知でしょうか?ドイツの自動車メーカーであるメルセデス・ベンツと、イギリスの自動車メーカーであるマクラーレンがタッグを組んで作り出したマシンがメルセデスSLR Mclarenです。

メルセデスSLR Mclaren

メルセデスSLR Mclarenとは

メルセデスSLR Mclarenは、メルセデス・ベンツが2003年から2010年まで販売した2ドアクーペのグランドツアラーです。その名の通りドイツ最高峰の自動車メーカーであるメルセデス・ベンツとイギリス最高峰の自動車メーカーであるマクラーレンがタッグを組んで生み出したマシンです。メルセデス・ベンツとマクラーレンはフォーミュラー1に参戦しており、トップチームとして活躍していました。そんな両社が手を組み誕生させたメルセデスSLR Mclarenは、両社の優れた点を融合させたマシンで、その高いパフォーマンスと優れたラグジュアリーで多くの人をとりこにしました。当時の価格で日本円で約6千万円と、かなり高額なマシンとして販売されました。メルセデスSLR Mclarenの後継車として2010年以降はSLS AMGが販売されました。

現在中古車市場で購入することが可能です。ECサイトであるE-bayでも販売されており、2000万円程度から4000万円以上と価格に開きはあるものの、最新のスーパーカー並の価格で購入できます。

メルセデスSLR Mclarenのパフォーマンス

メルセデスSLR Mclarenは、GTカーとして設計されていますが、レースカー同様の高いパフォーマンスを誇っています。エンジンには、5439ccV型8気筒SOHCエンジンを採用。このエンジンはスーパーチャージャーも搭載されており、オールアルミで作られています。このエンジンは最大で626psの馬力と780Nmのトルクを発生させます。現代のスーパーカーのようにミッドシップのエンジンレイアウトではなく、フロントミッドにエンジンを搭載しています。5速のオートマチック・トランスミッションでメルセデスSLR Mclarenのな力強いエンジンをコントロールします。メルセデスSLR Mclarenのボディワークにはカーボンが多用されており、車両重量は1750kgに抑えられています。これらの組み合わせによりメルセデスSLR Mclarenは、0−60mphを3.4秒でこなし、最高速度は330kph以上、340kphにも達すると言われています。FR車でかつグランドツアラーでありながら、当時のランボルギーニ・ムルシエラゴやポルシェ・カレラGTといったレースカーにも匹敵するパフォーマンスを誇ります。

メルセデスSLR Mclarenのエクステリア

メルセデスSLR Mclarenのエクステリアは、現代のメルセデスAMG GTやそれ以前のSLS AMGにも踏襲されているロングノーズ・ショートデッキとなっています。フロント部はメルセデスのアイコニックなフロントライトがアクセントに、センターには、特大のメルセデス・ベンツのスリーポインテッドスターが輝いています。エアロダイナミックスを考慮して、フロントからデッキ、リアへの流れるようなラインがメルセデスSLR Mclarenにエキゾチックな印象を与えています。ドアには、マクラーレンの特徴的なバタフライドアを採用。リアには、SLRとスリーポインテッドスターが、サイドにはMclarenのロゴが添えられています。また、マシンサイドのエアダクトがメルセデスSLR Mclarenをよりスポーティーな印象に仕上げています。

メルセデスSLR Mclarenのバリエーション

SLRマクラーレンロードスター

SLRマクラーレンロードスターは、SLRマクラーレンのロードスターバージョンです。2007年にデビューしたSLRマクラーレンロードスターは、クーペタイプの兄弟であるメルセデスSLR Mclarenと同様のパワートレインを使用しており、最高速度は324km/h、0-100km/hを3.1秒で加速します。ルーフはハードトップではなくソフトトップを採用。ルーフを格納していても200km/hまでなら、車内での会話が可能なほど静かであるということです。

SLRマクラーレン722エディション

SLRマクラーレン722エディションは、2006年にアナウンスされたモデルです。722というナンバーは、F1などで活躍したイギリスのレーサーであるスターリング・モスが1955年のミッレリアで優勝したときのスタート時刻の7:22を表しています。ミッレリアとは、1927年から1957年の間にイタリアで行われた伝説的な自動車レースで、イタリア北部の都市ブレシアを出発して南下しフェラーラ、サンマリノを経てローマへ。さらにローマから北上してブレシアへ戻るというルートでイタリア全土を1000マイル走るレースでした。全世界限定150台が販売されたSLRマクラーレン722エディションには、650ps、820Nmを発揮する5.4L V型8気筒SOHCエンジンを採用。0-100km/hを3.6秒、最高速度は337km/hというパフォーマンスを発揮しました。

SLRマクラーレン722Sロードスター

SLRマクラーレン722Sロードスターは、2009年に登場したSLRマクラーレン722エディションのオープンモデルです。パワートレインは同様のものを採用しており、加速性能トップスピードもSLRマクラーレン722エディションとほぼ同様で、0-100km/hを3.6秒、最高速度は334km/hというパフォーマンスを誇ります。150台限定で販売されました。

SLRマクラーレン722GT

SLRマクラーレン722GTは、722をベースとしたワンメイクレース用モデルとして開発されました。メルセデスの支援のもとハイパフォーマンスエンジニアリンググループであるRMLによって作られました。レース用のウィール、レーシングウィングやディフューザーを取り付けるなど、エアロダイナミクスにおいて多くの改良がなされ、レースにオプティマイズされています。車重も1300kgに大幅な軽量化が施され、エンジンも690ps・868Nmのトルクへとパワーアップ。21台のSLRマクラーレン722GTが製造されました。

SLRスターリング モス

SLRスターリング モスは、先程も紹介したイギリス人レーサーであるスターリング・モスの名を冠したSLRです。75台のみの限定車で、SLRオーナーのみが購入を許されたマシンです。スターリング・モスがミッレリアで優勝したときのマシンである300SLRをイメージしたデザインとなっています。ルーフとフロントシールドを省いたデザインとなっており、よりスポーティーな印象です。200kgの軽量化で0-100km/hを3.5秒以下でこなします。SLRスターリング モスは、メルセデスSLR Mclarenのラインナップの中で、最も希少で芸術的なマシンと言えるでしょう。

McLaren Edition

McLaren Editionは、マクラーレンとメルセデスの協力関係が終了して一年ほどたった2010年に、マクラーレンがアナウンスしたモデルです。25第のみが製造され、SLRスターリング モスをベースにボディーワークに改良がなされたモデルです。パワートレインも同様で、パフォーマンスも同程度となっています。

メルセデスSLR Mclarenは英独の技術の結晶

メルセデス・ベンツとマクラーレンの合作”メルセデスSLR Mclaren”について紹介してきました。メルセデスSLR Mclarenは、まさに英独の技術の結晶とも言えるマシンで、その高いパフォーマンスとエキゾチックなデザインで、数多くの自動車ファンをとりこにしてきました。最初の発売から10年以上経った今も人気のあるマシンで、中古市場でも購入することができます。最新のスーパーカーではなく、メルセデスSLR Mclarenのようなモデルも選択肢として良いのではないでしょうか。

INTRODUCTION of THE WRITER

tenikoh
name. tenikoh
高級車の記事をメインに、資産運用についても紹介していきます。

RELATED

メルセデスSLR Mclarenというマシンをご存知でしょうか?ドイツの自動車メーカーであるメルセデス・ベンツと、イギリスの自動車メーカーであるマクラーレンがタッグを組んで作り出したマシンがメルセデスSLR Mclarenです。