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ダンヒル (dunhill) 若返りを果たした、ダンディズム迸る老舗英国ブランドが世界を席巻

ダンヒル(dunhill)とは英国を代表する老舗ラグジュアリーブランドです。スーツを中心とした、ハイエンドなガーメンツから、時計、そして、バッグ、喫煙具などのアクセサリーまで揃う、トータルラグジュアリーブランドとしても、有名です。自動車(Motoring)と権威(Authorities)をあらわす言葉を併せて生まれた造語である、”モートリティーズ”はダンヒがウエアを扱い始めた、1890年代頃から掲げたコンセプトであり、ブランドのアティチュードとして現在にも受け継がれています。自動車と権威をコンセプトに据える、ダンヒルは、ダンディズムの象徴でもあるブランドです。古くから、ニヒルな富裕層御用達ブランドとしてその名を馳せたダンヒルが、新デザイナーの登場により、モダンな若返りを果たしました。絶対的なダンディズムとモダニズムを融合させた新生ダンヒルが今、世界中の富裕層を魅了しています。世界を席巻する生まれ変わった老舗ブランドに迫ります。

新生ダンヒル(dunhill)が魅せる英国式ラグジュアリー

ダンディズムとモダニズムの融合により更にラグジュアリーさが増した老舗ブランド

英国を代表するラグジュアリーブランドである、ダンヒル(dunhill)。最も英国らしいブランドであるダンヒルが今、多くのファッショニスタや、ファッションエディターを魅了しています。

英国紳士の寵愛を受け続けたダンヒルは、富裕層御用達ブランドのイメージが強く、ヤングセレブレティや、ファッショニスタには敷居が高く感じるブランドでした。

英国の階級制度を体現しているような、富裕層の為のブランドであるダンヒルは、自動車と権威をコンセプトに掲げてローンチされたブランドです。

高級馬具店としてスタートしたダンヒルの顧客は当然、貴族や富裕層がメイン。貴族御用達の馬具店から、1890年代に、メンズウエアを扱うようになり、今のダンヒルの礎を築きました。

ウエアを扱い始めた頃に掲げたコンセプトが、現在もダンヒルに根幹に流れる、”自動車と権威”です。

1890年代から、1900年代初頭は、自動車を持つ事は富の象徴であり、絶対的なステータスシンボルでもありました。つまり、ダンヒルのターゲットは、富裕層であり、ダンヒルを纏う人々は、絶対的な権力のある、アッパークラスと言う事です。

ダンヒルサイドから間口を狭くしたようにも思える、ブランドコンセプトの”モートリティーズ”は自動車と権威を意味する言葉の、”Motoring”と”Authorities”を併せた造語です。

ここまではっきりと、富裕層に向けてプレゼンをしたブランドは、他には見当たらないように感じます。

しかし、身分制度のはっきりとしていた英国では、富裕層に向けてアプローチした、ダンヒルは、紳士の御用達ブランドとして急成長します。

ダンヒルのコンセプトは富裕層には、心地よい優越感を与え、ダンヒルを纏う事こそ、成功者の証しであり、ハイソサイティである事の証明となります。

自動車に乗るときにダンヒルのガーメンツやレザーグッズを身に付けることこそ、最もラグジュアリーでグラマラスなイメージを、英国紳士に植え付けました。

そしてダンヒルは、ラグジュアリーさと同時に、ダンディズムをアッパークラスに浸透させたパイオニア的なブランドでもあります。

英国紳士に求められるスタイルは、エレガンスとダンディズムと称されますが、このイメージは、ダンヒルが創り上げたと言っても、過言ではありません。

ラグジュアリーで、ニヒルな紳士に似合うラグジュアリーブランドが、ダンヒルです。このイメージを大きく変え、ヤングセレブレティーをも魅了する、新生ダンヒルが、2017年に誕生しました。

モダン且つ、都会的に生まれ変わった、老舗英国ブランドが、敷居の高さ故に躊躇していた、ヤングセレブレティや、ファッショニスタを顧客として、迎え入れ、新規の顧客層を獲得しました。

ダンディズムとモダニズムが融合する、新生ダンヒルを創り上げた人物に迫ります。

新生ダンヒル(dunhill)をローンチした人物は?

マーク・ウェストン(Mark Weston)

新生ダンヒルを創り上げた人物は、クリエイティブディレクターのマーク・ウェストン(Mark Weston)です。マークは重厚な老舗ブランドである、ダンヒルにモダンで、都会的なエッセンスをプラスし、コンテンポラリーなエレガンスブランドとして、ダンヒルを昇華させました。

フレッシュに生まれ変わった新生ダンヒルはよりグラマラスで、ノーブルな印象を多くのファッションエディターや、ヤングセレブレティに与えました。

まるで新進ブランドのように生まれ変わったダンヒルは、多くのファッショニスタが注目するラグジュアリーブランドへと進化し、リリースされるアイテムが常に注目を集めるようになりました。

新生ダンヒルをローンチした、マーク・ウェストンは様々なブランドで経験を積んだ、注目のデザイナーです。

バーバリーからダンヒルへ

マーク・ウェストンは、コーチやダナキャランニューヨーク等の、都会的でモダンなアメリカブランドでデザイナーとして活躍した後、バーバリーのメンズシニアラインのデザイナーに就任します。バーバリーをファッショニスタ御用達のラグジュアリーブランドに昇華させた、クリストファー・ベイリーの元、バーバリーで9年間過ごします。

最も影響力のあるイギリス人デザイナーと称される、クリストファー・ベイリーと共に、現在のバーバリーを創り上げた、マークは、バーバリー史上最も商業的成功を収めたデザイナーと称されました。

老舗ブランドを、モダンに昇華させる抜群のデザインセンスと、審美眼については、ファッション業界でその名を轟かせていた、マークは、様々なブランドからデザイナーの話が舞い込みます。

その中でも、バーバリー同様の老舗英国ブランドである、ダンヒルからの熱烈なラブコールにより、マークはダンヒルのクリエイティブディレクターへと就任しました。

マークはインタビューで、「バーバリーで経験した、メンズウエアに対する概念は、ダンヒルでも生かすことができるはず」と答えていました。

ダンヒルでは、デジタル時代の現代だからこそ、クラシカルでエレガントなテーラリングを感じる事のできるクリーンで、ノーブルなウエアを作りたいとの趣旨を表明していました。

ダンヒル(dunhill)の2018秋冬コレクションは?

スポーツミックスのノーブルなリアルクローズ

シンプルなガーメンツを着ていても洗練されているように見えるスタイルこそが、英国式のエレガンスでだと公言する、マーク・ウェストン。

2017‐18年秋冬のマークが手掛ける、新生ダンヒルはその言葉を裏付けるような、洗練された都会的なガーメンツが揃いました。

ダンヒルを象徴するダークグレーや、ライトグレーのスーツや、チェスターコートは、シンプルでありながら、美しくノーブル、ワントーンやグラデーションでの、グレーの使い方もスタイリッシュで都会的でした。

上質なスーツにツイードのステンカラーコートやチェスターコートを羽織った、英国式エレガンススタイルのインナーには、クルーネックのニットや、カットソーを合わせ、上質なスマートカジュアルを演出。

モダンで都会的なハイカジュアルを作るマークのセンスには脱帽です。ノープリーツのスラック同様に、タイトなリジッドデニムもリリースされた、新生ダンヒル。

多くのラグジュアリーブランドがリリースするリジッドデニムは、2018年のトレンドアイテムでもあります。

レザーグッズがステータスシンボルでもあるダンヒルは、レザーシューズの評価が高いブランドとしても知られています。

クラフトマンシップ溢れるラグジュアリーなレザーシューズは新生ダンヒルでも健在。今回多くのファッションエディターが注目した、ハイエンドなレザーにプリントを施した、レザーグッズの数々。

プリントを施した、モダンでスマートなレザーバッグやグッズは、新生ダンヒルのフレッシュさを構成している要因である事は間違いありません。

英国らしいクラシカルで、クラフトマンシップ溢れるウエアに都会的なエッセンスを加えた、マーク・ウェストンの手掛ける新生ダンヒルは、ハイエンドなリアルクローズを強く打ち出したコレクションが印象的でした。

ダンヒルの十八番とも言うべき、スーツやタキシードは高度なテーラリング技巧を駆使し、まるでビスポークのようなラグジュアリーでノーブルな雰囲気を漂わせていました。

しかし、仰々しいく、重厚なビスポークの雰囲気は皆無で、寧ろ軽やかで、ソフトな印象の方が強く感じました。

今までのダンヒルとは明らかに違う、スーツやタキシードですが、クラシカルさを逸脱することなく、モダンさや、スポーティーさをプラスし、新たなエレガンスなスーツを構築。

新生ダンヒルのイメージは、このフレッシュなスーツの印象が大きいようにも感じます。

そしてスーツに羽織ったダウンジャケットやミリタリーコートも印象的でした。

モダンでノーブルに仕立てられたスーツの上に羽織った、ダウンジャケットやミリタリーコートは、マーク・ウェストン流のスポーツミックスであり、ラグジュアリーストリートスタイルです。

コレクションでは、上質なカシミア製のポロコートや、ツイードのチェスターコートをラインナップしていながら、スーツに敢えて、ダウンジャケットを合わせることで、フレッシュな印象と、相乗効果により、スーツもアウターもより、ラグジュアリーに見せることに成功していました。

基本的には、シンプルで上質なアイテムで構成された、新生ダンヒルのコレクションでしたが、強烈なノーブルさと、英国らしいエレガンスさを印象付けた事は確実です。

ハイエンドなレザーを使用したボマージャケットや、ショートレングスのピーコートなどヤングセレブレティが好みそうなアイテムも目白押しだった、新生ダンヒル。

クラシカルでノーブルなレザースニーカーや、ノープリーツのスラックスやリジッドデニムもフレッシュなダンヒルを象徴するアイテムのように映りました。

ハイエンドなリアルクローズと、ミニマムなウエアの中にも、コンテンポラリーなダンディズムとモダニズムを感じさせる、新生ダンヒル。

元バーバリーのデザイナーが手掛ける、新生ダンヒルというインフォメーションは、多くのファッショニスタの高揚感を高めました。

そして予想以上に、モダンでフレッシュな新生ダンヒルの登場に、世界中のファッショニスタは驚愕し、同時に喝采を送りました。

ダンヒルの顔となった、クリエイティブディレクターのマーク・ウェストンには更なる期待が高まります。

ダンヒル(dunhill)とは?

1880年に創業の馬具の製造販売店

ダンヒル(dunhill)は1880年に馬具専門店としてロンドンで産声を上げます。高級馬具の製造と卸業を行うダンヒルは、当然、貴族や富裕層御用達のブランドとして、その名を浸透させていきます。

1893年に、アルフレッド・ダンヒル(Alfred Dunhill)が父から事業を引き継ぎ、ウエアやレザーグッズの製造と販売を始めます。

アルフレッド・ダンヒルによって現在の、ラグジュアリーブランドである、ダンヒルが誕生しました。

父から事業を受け継いだ、アルフレットは当時若干21歳でした。しかし、先見の明を持つ、アルフレッドは、馬車から自動車へと移動手段が変わる事を見越し、馬具の製造から、メンズウエアや、レザーグッズの製造販売にシフトチェンジします。

車が移動手段として普及する場合、必要とされる、レザーウエアや、コート、そしてサングラスなどのモータースポーツに特化したガーメンツやグッズに製造に力を注ぎます。

アルフレッドの読み通り、英国の富裕層の間では、スポーツカーが大ブレーク。ダンヒルが掲げた”自動車と権威”をミックスした造語である、”モートリティーズ”は感度の高い富裕層の間では、ステータスにも似た意味を持ちました。

1900年代初頭には、「ダンヒルは、エンジン以外のモータースポーツプロダクツなら何でも揃う」と称されるようになります。

1900年代初頭は、モータースポーツウエアやレザーアイテムで、ダンヒルは富裕層から圧倒的な支持を得て、貴族御用達のラグジュアリーブランドへと急成長します。

喫煙具ならダンヒル

レザーウエアとレザーグッズ以外に、ダンヒルを象徴するアイテムが、喫煙具です。「ダンヒルのライターとパイプが世界で一番優れている」と古くからのダンヒルの顧客は口にします。

ダンディズムの象徴でもあり、富裕層にとってのステータスシンボルでもある、喫煙具には、並々ならぬ拘りを持つ、紳士も少なくありません。

世界中で禁煙ブームは勢いを増していますが、喫煙具である、ライターや、パイプ、そしてシガレットケースは、色気の漂う大人の男の小道具であることは、間違いありません。

1910年代は、ダンヒルは喫煙具に最も力を入れていた時代でした。現在はピーク時ほどの勢いはありませんが、ダンヒルの喫煙具は相変わらず、富裕層には圧倒的な人気を誇っています。

造詣の美しいライターやパイプは、非喫煙者からも人気が高く、アンティークのダンヒルの喫煙具は、アンティークコレクターの間でも高値で取引されているほどです。

アンティークのダンヒルのライターやパイプは、貴族からオーダーメイド品も多く、贅を尽くした、アート作品のようなプロダクツも多く、美術愛好家からも高い評価を得ています。

1950年代にダンヒルから発表された、片手で火をつける事ができる、”ローラガスライター”は美しくエレガントな造詣と、優れた機能で、英国の紳士から火が付き、世界中の紳士御用達のライターとして、浸透しました。

ローラガスライターは、ダンヒルのエレガンスでダンディーな、ブランド像を象徴しているアイコニックプロダクツとして、現在愛煙家から、絶大な支持を得ています。

ローラガスライターはハリウッドセレブにも人気が高く、映画の小道具としても幾度となく登場しています。

万年筆等のステーショナリーグッズをローンチ

エレガンスでダンディーなメンズガーメンツに、上質なレザーアイテム、そして芸術的な喫煙具で、イギリス貴族や富裕層から絶対的な信頼を集めた、ダンヒルは、1930年代に、万年筆を中心とした、ステーショナリーグッズの販売を始めます。

万年筆も当時は、富裕層のステータスシンボルであり、インテリジェンスなアクセサリーとみなされていました。

ダンヒルの万年筆は、現在でも、エグゼクティブ暮らしに愛されています。

ダンヒルが、万年筆等のステーショナリーグッズをリリースする1930年代には、ダンヒルは、ロイヤルファミリー御用達ブランドとして、富裕層の間では有名になっていました。

ちなみに、ダンヒルの万年筆は日本の企業とのコラボレーションによって誕生したプロダクツです。

日本の老舗の高級筆記具メーカーである、並木製作所の創り上げた、美しい蒔絵を施した、万年筆を目にした、ダンヒルの、パリ事業部のディレクターが、並木製作所にコラボレーションを依頼し実現します。

並木製作所の蒔絵を施した万年筆に出会わなければ、ダンヒルから万年筆が発表される事はなかったかも知れません。

蒔絵による優美で複雑な技巧を駆使した、万年筆は、ヨーロッパの貴族や富裕層の間で一大ムーブメントを巻き起こします。

こうして、”ダンヒル・ナミキ万年筆”が誕生、現在でも数多くのコラボレーションを行うダンヒルですが、並木製作所とのコラボレーションはかなり最初期だと言われています。

ダンヒルはジャポニズムをいち早く取り入れた、ヨーロッパのラグジュアリーブランドであるともいえます。

ダンヒルのアイコンはブルドッグ

ダンヒルのアイコンとして知られるブルドッグ。古くは、交通安全のマスコットとして、グッズを販売した事がきっかけとも言われています。

ブルドッグはイギリス原産の犬種で、元々は、その名の通り、牛と戦わせる、見世物の為に改良された犬です。

動物虐待法の成立により、闘犬の役目を終えた、ブルドッグは、番犬や愛玩犬として英国を中心に世界中で愛されています。

獰猛な牛に怯むことなく立ち向かう、ブルドッグの勇姿に、不屈の精神を重ねた、イギリス紳士は、ブルドッグを力強さのシンボルとしました。

ダンヒルは、ブルドッグのキーホルダーやカフリンクス、ライター等のグッズを100年以上作り続けています。

最新のバッグコレクションでも、ポップでレトロなタッチのブルドッグが描かれたグッズがラインナップされています。

ダンディーでエレガンスなウエアに、ブルドッグモチーフのアイテムや、バッグを持つコントラストも、英国人独特のユーモラスなセンスを感じます。

ダンヒルは現在リシュモングループの傘下

紳士御用達のトータルラグジュアリーブランドとして、120年以上の歴史を誇るダンヒルは、現在は、スイスに本社を置く、巨大ラグジュアリーファッション企業である、リシュモングループの傘下にあります。

1993年、ブランドの100周年を機に、リッシュモングループに加わる事を決意します。この決断により、ダンヒルは、莫大な資金力をバッグに、ラグジュアリーブランドとして更なる飛躍を遂げます。

ダンヒルと日本の深い関わり

富裕層やエグゼクティブクラス御用達ブランドのダンヒルは、日本とも深い関わりがあります。リッシュモングループに参加後の2000年から10年間、サッカー日本代表のオフィシャルスーツを提供していました。

この事により、ダンヒルの名前は日本のヤングセレブレティの間にも急速に浸透し、スタイリッシュで洗練された、ダンヒルのスーツを求める若き富裕層が急増しました。

日本代表の為に仕立てた、ダンヒルのハイエンドなスーツは、サッカーファンやダンヒルファンからの熱烈なラブコールにより、リミテッドエディションとして販売され、大きな話題となりました。

ダンヒル(dunhill)を支えた偉大なるデザイナー

キム・ジョーンズ(Kim Jones)

新生ダンヒルを創り上げた、現在のクリエイティブ・ディレクターである、マーク・ウェストン以前に、ダンヒルにモダンなエッセンスを加え、ファッショニスタから注目を集めた、人物が、キム・ジョーンズ(Kim Jones)です。

名門セントマーチンズを卒業し、自身の名前を関したブランド、キム・ジョーンズをローンチ。2004年にロンドンコレクションでデビューを果たすと、世界中のファッションエディターやファッショニスタから注目が集まり、一躍トレンドセッターとなります。

自身のブランドと同時に様々なブランドとのコラボレーションを行ない、注目の新進デザイナーとして多忙な日々を送る中、2008年ダンヒルのクリエイティブ・ディレクターに就任。

クラシカルで重厚な、スーツ等のガーメンツのイメージの強かったダンヒルに、クリーンでノーブルなストリートの要素を加えた、フレッシュなダンヒルを創り上げ大きな反響を呼びます

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キム・ジョーンズにとってビッグブランドのクリエイティブディレクターは、ダンヒルが最初で、キムは、ダンヒルのデザイナーとして、専念するため、自身のブランドを休止させます。

ダンヒルでの活躍により世界中のビッグメゾンが、キムに注目します。その結果、2011年ルイ・ヴィトンのメンズのアーティスティック・ディレクターとして、移籍、現在もルイ・ヴィトンのメンズデザイナーとして活躍しています。

ジョン・レイ(John Ray)

2014年からダンヒルのクリエイティブ・ディレクターに就任した人物が、ジョン・レイ(John Ray)です。ジョン・レイは、2000年以降のダンヒルのデザイナーの中で、最も、クラシカルなダンヒルを作り上げたデザイナーです。

ジョン・レイはセントマーチンズを卒業後、キャサリンハムレットで、キャリアをスタートさせます。1996年にグッチに入社、当時、若きクリエイティブ・ディレクターのトム・フォードと共に再建不可能とまで言われたグッチを蘇らせます。

トム・フォードと共に、約7年間過ごし、トム・フォードの後任デザイナーとして、2004年にグッチのメンズデザイナーに就任します。

2006年にグッチを退社して以来、目立った活動のなかったジョン・レイでしたが、約7年間の沈黙を破り、表舞台へカムバックを果たしました。

2014年から3年間の任期満了まで、クリエイティブ・ディレクターとしてダンヒルを支えました。

現在、ジョン・レイはトーマス・ピンクのクリエイティブディレクターとして活躍しています。

マーク・ウェストンが創り上げるダンヒル(dunhill)の未来

加速する英国老舗ブランドがメンズファッションを席巻

アルフレッド・ダンヒルは、父から会社を託され、約半年で、2倍の売り上げを作ったといわれています。

経営者として類稀な才能を持った若き青年は、高級馬具専門店から、紳士御用達のラグジュアリーブランドへとダンヒルを発展させます。

戦火により店舗を失い、幾度も買収されながらも、トータルラグジュアリーブランドとして揺ぎ無い地位を手にしたダンヒル。

ダンヒルは英国紳士のステータスを象徴するブランドであり、世界中の富裕層にとってもエレガンスとダンディズムを象徴するブランドです。

クリエイティブ・ディレクター、マーク・ウェストンが創り上げる新たなダンヒルが始動開始した2017‐18年秋冬。

マーク・ウェストンが創り上げる新生ダンヒルの未来が、メンズファッションの未来へと繋がっている事は間違いありません。

2018年春夏のダンヒルのメンズウエアも発表され、更に注目の集まる、新生ダンヒル。

マーク・ウェストンの創り上げる新生ダンヒルの勢いは、加速するばかりです。

INTRODUCTION of THE WRITER

hansu719
name. hansu719
ショップバイヤー、スタイリストを経てフリーライター兼シンガーソングライターが生業です。ハイブランドからストリートstyleまでラグジュアリーな香りのするstyleが好みです。

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