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ジョン ローレンス サリバン ( JOHN LAWRENCE SULLIVAN ) 英国イズム漂う美しき東京ブランド

ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)。最初にこのブランド名を耳にし、日本ブランドだと確信した、ファッショニスタは極僅かだったはずです。この長いブランド名もアメリカのヘビー級ボクサーの名前に由来します。この長いブランド名を持つ、英国仕立ての美しく、堅牢なテーラードジャケットを手掛けるデザイナーが、日本人であることを知り衝撃を受けたファッションジャーナリストも多かったと言います。2003年に彗星の現れた、英国イズム迸る、東京ブランドである、ジョンローレンスサリバン。へビュー級初代チャンピオンの名前を冠したデザイナー、柳川荒士の思いと、挑戦し続ける、ファイティングスピリッツに迫ります。

Contents / 目次

ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)紳士のプライドを纏ったガーメンツ

彗星の如く現れた英国マインド漂う日本ブランド

ジョンローレンスサリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)という、国籍不明の新進ブランドは2003年に彗星の如くファッション界に現れました。

人物名であることは想像できる長いブランド名。自身の名前を冠したブランドをローンチした、海外デザイナーが手掛けたブランドだと思っていた、ファッションフリークは当時かなり多かったそうです。

最近では、セレブレティの着用により、ジョンローレンスサリバンの知名度が上がり、世界で戦う日本ブランドとして認知されていますが、ほんの数年前まで、インポートブランドだと思われていたようです。

完璧な英国仕立てのテーラードジャケットがインポートブランドだと思われた理由

ジョンローレンスサリバンが、インポートブランドだと誤解されていた理由は、長い固有名詞のブランド名だけではありません。

完全なる英国調のクラシカルなスーツや、テーラードジャケットをメインとして打ち出していた点も、海外ブランドだと思われた要因です。

つまり、あまりにもハイレベルなテーラリング技巧が、インポートブランドだと思われた、大きな理由です。

英国式のスーツやテーラードジャケットに加えられるモードなエッセンス

現在では、ブランドの特徴である、完璧なテーラリングに、モードなエッセンスを、遊びのように散りばめた、ジョンローレンスサリバンのガーメンツは、当時、多くのファッションフリークの釘付けにしました。

つまり、デビュー当時から、ジョンローレンスサリバンは、完成されたブランドだったと言っても過言ではありません。

ランウェイブランドであるジョンローレンスサリバンは、当然、毎シーズン扱うプロダクツは変わります。

しかし、英国式のテーラードジャケットやスーツは、ブランドのアイコニックプロダクツであり、毎シーズン様々なカタチでリリースされています。

時代の空気を感じ取り、エッセンスとして加えたジョンローレンスサリバンのテーラードジャケットは、シーズンを重ねるごとに進化していると称されます。

日本に於いての英国仕立てのテーラードジャケットの火付け役

今でこそ、クラシカルな英国調のスーツやテーラードジャケットをリリースしているラグジュアリーブランドや、ドメスティックブランドも少なくありませんが、2000年初頭のドメスティクブランドで、本格的な英国式のテーラードジャケットを、リリースしていたブランドは、殆どありませんでした。

少なくとも、ニューカマーブランドでここまで、美しいテーラーリングが可能なドメスティックブランドは皆無と言っても過言ではありませんでした。

身体に沿った美しくシェイプされたウエストラインは、エレガント且つ官能的で、しっかりとしたショルダーラインは、男性的でグラマラス。

ジョンローレンスサリバンがリリースしたクラシカルな英国式のスーツや、テーラードジャケットの影響により、クラシカルな要素を取り入れるブランドが増えた事は間違いありません。

現在スーツやテーラードジャケットのトレンドでもある、ブリティッシュクラシックの日本に於いての火付け役は、ジョローレンスサリバンである事は確実です。

最新コレクションを、ロンドンのランウェイで行う、ジョンローレンスサリバンは、今では世界中ファッションジャーナリストや、ファッションセレブ御用達ブランドとしても知られています。

本場イギリスで、日本人が手掛けるテーラードジャケットで勝負を挑んだ、デザイナーである、柳川荒士氏。

元ボクサーと言う異色の経歴を持つ、彼は、挑み続ける事には慣れているようにも感じます。全てのガーメンツから、英国イズムが感じられる、日本ブランドのジョンローレンスサリバンに迫ります。

ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)とは?

2003年に設立された日本のブランド

ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)は2003年に設立された、日本のブランドです。創立者はデザイナーである、柳川荒士氏。元ボクサーと言う異色の経歴を持つ、柳川氏が、「美しいジャケットを作りたい」と言う思いからローンチされたブランドです。

その他、ブランドのアイコニックアイテムでもある、テーラードジャケットに関しては、特に思い入れが強く、英国式のテーラードジャケットをベースとしています。

ジョンローレンスサリバンの十八番アイテムであるテーラードジャケットを英国式に拘った理由は、「英国に強い憧れがあった事と、英国調のテーラードジャケットが最も美しいと感じたから」だとインタビューで答えています。

2007年春夏東京コレクションデビュー

2003‐2004年秋冬から、ワードローブの販売を開始、2007年春夏に東京コレクションでデビューを果たしています。

ブランド創立当初から、かなりこだわりの強いガーメンツをリリースするブランドとして知られています。

アイコニックアイテムのテーラードジャケットは勿論、ファッションスニスタ御用達のライダースジャケットまで、パターンや縫製は勿論、素材にまで一切の妥協がないことでも有名です。

元々美しいテーラードジャケットを手掛ける目的でローンチされたブランドのため、テーラードジャケットは納得のいくまで、数ミリ単位の調節を行うと言われています。

美しいという言葉が非常に似合う、ジョンローレンスサリバンの、テーラードジャケットは、ハンドステッチなど、できる限り、職人の手仕事が加わっている点も大きな特徴と言えます。

ランウェイによるコレクションを行う、プレタポルテブランドでありながら、テーラードジャケットを中心に、全てのワードローブが、ビスポークのようであるとも、多くのファッションフリークから絶賛されています。

全てのワードローブに宿る英国イズム

テーラードジャケットや、スーツをメインとしたクラシカルでエレガントなブランドだと思われることも多いジョンローレンスサリバンですが、デニムやレザーパンツ、そしてレザージャケットなどのタフでデリーユースに最適なガーメンツも数多く展開しています。

コレクションによっては看板のテーラードジャケットよりも、タフなバイカーズジャケットや、デニムのセットアップの方が多く、ランウェウェイに登場する事も少なくありません。

基本的にクラシカルでエレガントな身体にフィットするテーラードジャケットが、メインですが、シーズンによっては、オーバーサイズのルーズシルエットのモノを展開する場合もあります。

テーラドジャケットのようなノーブルなバイカーズジャケットも看板アイテム

ルーズなテーラードジャケットから、デストロイ加工のハードのデニムまで、全てのガーメンツから美しさと、ノーブルさが漂う点も、ジョンローレンスサリバンの大きな特徴です。

カジュアルなガーメンツに関しても、徹底したテーラリングと細かな修正を繰り返す事で、凛とした強さと、美しさが生まれるように思います。

バイカーズジャケットや、タイトなデストロイデニムからも、英国イズムを感じる事ができる、日本ブランドは、ジョンローレンスサリバン以外には、存在しないように感じます。

テーラードジャケットと並ぶジョンローレンスサリバンの看板アイテムである、ダブルライダースは、テーラードジャケットのように美しくしなやかだと称されます。

2008年にフラッグシップショップオープン

ブランドをローンチして5年目にして、ジョンローレンスサリバンは、初のフラッグシップショップを中目黒にオープンさせます。

2008年オープンしたフラッグシップショップは、2012年に移転します。移転先も同じく中目黒。約20坪のショップには、ジョンローレンスサリバンのフルラインナップが揃います。

クラシカルでエレガントなジョンローレンスサリバンの魅力を、最大限に引き出す、モダンな作りのフラッグシップショップには、多くのファッショニスタが、連日訪れるそうです。

2011‐12年秋冬からパリコレクション参加

2010‐11年秋冬の東京コレクションを最後に、ジョンローレスサリバンは、コレクションの場所をパリへ移します。

2011‐12年秋冬からパリコレデビューを飾ったジョンローレンスサリバンは、現在では海外コレクションを行う、日本ブランドの一つとして数えられています。

パリコレデビューを果たした、ジョンローレンスサリバンは、海外のメディアにも取り上げられ、海外のファッショニスタの間でも話題となりました。

現在はコレクションの場所をパリからロンドンへ移しています。

2017‐18年秋冬からコレクションの場所をロンドンへ移す

パリコレの常連ブランドとなり、パリを中心に海外でも高い評価を得た、ジョンローレンスサリバンは、コレクションの場所をロンドンへ移します。

ジョンローレンスサリバンのガーメンツから迸る、英国イズムがロンドンコレクション行きを決意させたのかと思いきや、デザイナーの、柳川氏は、確固たる決意を持ってコレクションの場所をロンドンへ移したわけではないようです。

パリとロンドンで展示会を行う事が決まっており、その流れで、ロンドンコレクションへ参加する流れができたようです。

若干、拍子抜けするような経緯でのロンドンコレクション参加ですが、このゆとりとも感じられる、フットワークの軽さこそが、海外で勝負するブランドのスタンスなのかもしれません。

東京、パリ、ロンドンと3大都市でコレクションを経験した、柳川氏ですが、「やる側としてはそれほど変わらない」と冷静に答えます。

「海外コレクションはかなり刺激を与えてもらえる」と続ける柳川氏。特にロンドンコレクションは、若いブランドも多く、新鮮な刺激を受け、柳川氏も、エキサイティングできると話していました。

「コレクションを行うロケーション、に拘りを感じてはいない」と、答える柳川氏ですが、英国の香りが漂う、ジョンローレンスサリバンは、ロンドンコレクションが似合うように思う、ファッションジャーナリストや、ファッションフリークは少なくないはずです。

ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)の最新コレクションは?

二面性をテーマに選んだ2018‐19秋冬コレクション

3回目となるロンドンで行われた2018‐19年秋冬のジョンローレスサリバンのコレクション。今回は「二面性」をテーマに掲げファッションショーがスタートしました。デザイナーの柳川氏は「人間の持つ二面性をワードローブで表現したかった」と語っています。

”ツイン・ピークス”や”タクシードライバー”、”ナチュラル・ボーン・キラーズ”とサイコパスな登場人物に焦点を当てた映画が今回のコレクションに大きな影響を与えています。

ジョンローレンスサリバンが得意とするクラシカルなテーラードスタイルと、ワイルドでラギッドなカウボーイスタイルが、今回のコレクションの根幹にあります。

サイコパスに焦点を当てた映画からインスピレーション

クラシカルなテーラードスタイルが似合う紳士の中に潜む異常心理を、タフなレザージャケトやワイルドなデニムスタイルで、表現した今回のコレクションは、ドレススタイルとストリートスタイルの混在を楽しむショーでもありました。

上質なエメラルドグリーンのエレガントなスーツに合わせるウエスタンシャツに、ループタイ、そしてウエスタンブーツを合わせるスタイルは、美しくも狂気を孕んでいます。

一見エレガントに見えるのですが、スタイルにはトゥマッチなアイテムをピックアップし、街を練り歩く異常さは正に、サイコパスです。

しかし、不協和音とも言える違和感を、色っぽく妖艶に演出するテクニックは、流石は、ジョンローレンスサリバンです。

上質でクラシカルなスーツスタイルに合わせた、パイソン柄のウエスタンブーツは、紳士の仮面を被った、サイコパスを表現するには最適です。しかし、この違和感は、やはりエレガントでセクシーに映ります。

クラシカルでエレガントなアイテムと、ワイルドでハードなアイテムの混在以外にも、異素材を組み合わせたプロダクツもかなり新鮮でした。

デニムとレザーパンツを合わせた、ハイブリッドなパンツは、ワイルでありながら、かなりセクシーなアイテムでした。

二面性を表現したスタイリングとアバンギャルドなプロダクツにも注目

ノスタルジー漂う、ストーンウォッシュのデニムも登場しましたが、右と左で色の違うバイカラーデニムは今回のメインボトムスのように感じました。

クラシカルなスラックスと、両極端の位置にある、レザーパンツも様々なモデルが登場しました。カラーバリエーションやデザインも豊富なレザーパンツは、ハードアメカジには勿論、上質なテーラードジャケットや、チェスターコートと合わせるリュクスなスタイルによく似合っていました。

ノーブルなスーツに合わせるウォレットチェーンや、ウエスタンブーツにループタイなど小物にもかなり拘りを感じた今回のコレクション。

レザーパンツにウォレットチェーンや、ウエスタンシャツにウエスタンブーツなど、90年代にブレークした”渋カジ"を髣髴させるスタイリングも見受けられました。

2018‐19年の秋冬コレクションは、今以上にハードでウエスタン要素の強い、ストリートスタイルがムーブメントを起こしそうです。

得意のテーラリングとウエスタンスタイルで見せる妖艶なメンズスタイル

今回のジョンローレンスサリバンのコレクションは、アウトサイダーの持つ独特の色気と、アンタッチャブルな魅力を、表現したコレクションだったように感じます。

ここ数年では最もタフなコレクションを、ロンドンで見せてくれたように思います。スーツのドレスダウンであり、ストリートスタイルの、ドレスアップにも感じられるスタイリングが多かった点も、今回のテーマである”二面性”を表現していました。

色っぽくノーブルなワードローブの美しさに、更に磨きが掛かった、ジョンローレンスサリバンのコレクションでした。

ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)のコレクションから見る来期にトレンドは?

ウエスタンスタイルをベースとした渋カジや、色気の漂うセットアップスタイルの復活

2018‐19年のジョンローレンスサリバンのコレクションは、セットアップとウエスタンスタイルが根底にありました。

セットアップは単純に、テーラードジャケットとスラックスのスーツスタイルに限定したものではなく、デニムジャケットにデニムを合わせる、セットアップスタイルも含まれています。特に、バイカーズジャケットに、レザーパンツを合わせるセットアップスタイルは、ノスタルジーとラギッドさがミックスされていました。

デニムのセットアップに、ウエスタンシャツを合わせるスタイルはハードアメカジなのですが、現在のユースカルチャスタイルよりもワイルドな、”渋カジ”を連想させてくれます。

レザーパンツや、ハードなアクセサリーが注目プロダクツ

ジョンローレンスサリバンが、コレクションで発表した事でトレンドとなる確率の高いウエスタンスタイルや、渋カジ。トレンドアイテムとしては、コレクションのメインボトムスの一つでもあったレザーパンツ。多くのラグジュアリーブランドからもここ数年、頻繁にリリースされているレザーパンツは、来期にビッグトレンドとなる可能性が大きいアイテムです。

今回アクセサリーやシューズ等のレザープロダクツにも注目が集まった、ジョンローレンスサリバン。レザーパンツや、デニム、そしてリラックスしたスーツスタイルにも、セットしたウォレットチェーンは、メンズのアクセサリーとしてはやはりクールです。ウォレットチェーン同様に、ループタイも復活の予感が漂います

足元のトレンドはスニーカーからワイルドなブーツへ

ワイルドでセクシーなブーツが、スニーカーに代わり、メンズの足元を大きく変える可能性も、ジョンローレンスサリバンの最新コレクションから感じました。

特に、ウエスタンブーツや、ポインテッドトゥのワイルドなブーツが、トレンドとなる日も近いように感じます。

レザープロダクツも、ウエスタンテイストが漂うアイテムが来期は注目を集めそうです。セットアップスタイルにハードなプロダクツをプラスする、ワイルドなドレススタイルも注目です。

ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)の柳川荒士とは

1975年生まれの日本のデザイナー

ジョンローレンスサリバンの創立者でありデザイナーである、柳川荒士は1975年に広島で生まれます。父親が元ボクサーだった事もあり、小学5年生でボクシングを始めます。

元ボクサーという異色の経歴を持つ、柳川氏は、正真正銘の元、フライ級のプロボクサーでした。

「27歳までボクシングしか知らなかった」と話す柳川氏。柳川氏は、その後も大学までボクシングを続け、具志堅用高氏に見込まれ、プロボクサーとしての道を歩み始めます。

学生時代には、インターハイを制覇し、アトランタオリンピックの代表に選出された、未来を嘱望された、ボクサーだった柳川氏は、4年間プロボクサーとしてリングに立ち、27歳で引退します。

プロボクサーからファッションの世界へ

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ボクシング以外知らなかったと話す、柳川氏ですが、学生時代からファッションには強い関心があったそうです。大学時代には、古着にはまり、ヴィンテージショップに通っていたと言います。

ボクサーを引退した、柳川氏は、ロンドンへ渡ります。大学時代に夢中になった古着は、アメリカから、イギリス古着へと関心が移った事が、渡英をするきっかけだったようです。

元々服を仕事にする為ではなく、旅行として訪れたロンドンで、大量に服を購入、テーラードジャケットや、ライダースジャケットを着れないほど購入したそうです。

しかしこれが、古着のバイヤーとなるきっかけでした。

ロンドン古着のバイヤーとしてファッションのキャリアをスタート

ボクサーから次のステップを模索していた、柳川氏は、友人のアンティークショップで、自身が、ロンドンのマーケットで購入してきた服を販売するようになります。

「着ないならうちで売ってみたら?」と友人に声を掛けられ、アンティークショップの一角でロンドン古着を販売し始めた、柳川氏。

約2年間、ロンドン古着の販売をした柳川氏。最初はビジネスになるとは思っていなかったと話しますが、柳川氏がピックアップしたロンドン古着は、ファッションフリークの間で話題となります。

ロンドン古着の販売からファッションの世界に足を踏み入れた、柳川氏は、オリジナルのライダースの販売を始めます。

20着のライダースジャケットからスタートしたモノづくり

ロンドンの、ブリックレ―ンにあるライダース工場で生産した20着のライダースが、柳川氏のデザイナーとしてのスタートでした。

ライダースでも、”ロンジャン"と呼ばれる、ロンドンメイドのライダースジャケットのコレクターでもあった、柳川氏は赤のライダースを生産しました。

当時、柳川氏のできる全てを注ぎ込んだライダースジャケットは、見事完売、本格的に自身で服を作ることを決意したそうです。

本格的に自身のブランドローンチを構想

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オリジナルライダースを見事売り切った、柳川氏は、本格的に服を作ることを考えます、つまり、自身のブランドのローンチです。

アパレルの経験は皆無だった、柳川氏は、当然服作りの知識もありません。アパレル関係の友人を頼り、服作りの基本を学び、独学で、服の構造や、生地について学びます。

「全てが手探りで、体当たりだった」と当時を振り返る柳川氏。全く知識がなかったため、服作りに関して自由だったとも話します。

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タブーの一切ない、自由な発想で生まれる、ジョンローレンスサリバンのワードローブは、当初、柳川氏のセンスと、情熱によって、支えられていたように感じます。

柳川氏は、自分のセンスを信じる強さと、情熱によって完成した、数点のワードローブを持って、知り合いのショップを回りました。

知識がない分、一切妥協をしない服作りが完成したと、柳川氏は話します。

2003年に本格的にブランドをスタートした時点から、海外でコレクションを行う現在に至るまで、ファッションの可能性を追求するスタンスは一切代わりません。寧ろ、服作りに関して拘りの強さは年々増しているようにも感じます。

変わらないスタンスで向き合う服作り

ブランドをローンチして15年になる2018年。真摯に服と向き合うスタンスは、ブランドを始めるきっかけとなった、ライダースを生産した時と全く変わっていないように感じます。

妥協を許さず、ファッションにタブーを作らない、日本を代表するファッションデザイナーの、柳川荒士。ボクサー時代同様に、今も世界を相手に戦っています。

ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)を構成するアティチュードと熱意

体当たりで始めたブランドが2018年で15周年

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世界で活躍するイメージがすっかり定着したジョンローレンスサリバン。ボクサーを引退して向かった憧れの地である、ロンドン。

当時はロンドンが仕事のロケーションとなる事も、ファッションが、自分の仕事になるとは考えた事すらなかったといいます。

右も左も分からないまま、体当たりで始めたファッションブランドである、ジョンローレンスサリバンは、2018年で創立15周年を迎え、世界中のファッションフリークを魅了しています。

”一切の妥協を許さない服”とも称されるジョンローレンスサリバン

S89さん(@shinichiro_anymore)がシェアした投稿 -

独学で学んだ服作りのノウハウと、妥協しない頑なな姿勢から生まれるジョンローレンスサリバンのワードローブは、どれも美しく凛としています。

ジョンローレンスサリバンのアイコニックはテーラードジャケットで、ライダースジャケットでもなく、凛とした美しさが漂う全てのプロダクツなのかも知れません。

作りたいものを作るという、単純で最も壮大なアティチュードを掲げスタートを切った、ジョンローレンスサリバン。

本当に服が好きで、本当にいいものを作りたいという思いが”一切の妥協を許さない服”とも称される、ジョンローレスサリバンのガーメンツを生み出しているように思います。

ファッションアイコンでもある柳川荒士

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初めて、自身のブランドのワードローブを販売したときの事は、鮮明に覚えていると、話す柳川氏。15年前とは、比べ物にならないほど、ブランドは成長し、知名度も大きく上がりました。

しかし、柳川氏のマインドやスタンスは、ブランドを始めた頃と変わらないように感じます。更に服に対して拘りが強くはなっていますが、基本的には自身が信じたものを作り続けているように感じます。

柳川氏自身も、ジョンローレンスサリバンを着用し、そのセンスの良さから、ファッションフークのファッションアイコンでもある柳川氏。ジョンローレンスサリバンのワードローブは、柳原氏が一番よく似合っているような気がします。

夢中になって服を作る、その情熱が、ジョンローレンスサリバンのガーメンツを輝かせているように感じます。

挑み続けるデザイナーである、柳川氏が手掛ける、ジョンローレンスサリバンの勢いは増すばかりです。

憧れのロンドンで現在戦い続けている、柳川氏。今後もロンドンでコレクションを続けるのかは、はっきりとしていないと言います。

特にコレクションのロケーションについは、拘らないとも話す、柳川氏。場所は何処であっても、ジョンローレンスサリバンが、ファッションフリークから注目され続ける事は確実です。

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憧れのロンドンで現在戦い続けている、柳川氏。今後もロンドンでコレクションを続けるのかは、はっきりとしていないと言います。

特にコレクションのロケーションについは、拘らないとも話す、柳川氏。場所は何処であっても、ジョンローレンスサリバンが、ファッションフリークから注目され続ける事は確実です。

INTRODUCTION of THE WRITER

hansu719
name. hansu719
ショップバイヤー、スタイリストを経てフリーライター兼シンガーソングライターが生業です。ハイブランドからストリートstyleまでラグジュアリーな香りのするstyleが好みです。

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