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ジミーチュウ ( Jimmy Choo ) 魔法のシューズにメンズファッショニスタも夢中

2018.02.28
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ファッションセレブが”魔法の靴”と呼ぶシューズブランドのジミーチュウ(Jimmy Choo)。天才靴職人であるジミーチュウが手掛けるパンプスは、”世界中の淑女を痛みから解放したシューズ”と称され、セレブレティやファッショニスタの間で瞬く間に話題となります。孤高の靴職人であるジミーチュウの手掛ける美しいパンプスは、インフルエンサーとし有名な、タマラ・メロンの目に留まり飛躍的にその名を浸透させます。美しく履き心地のいいジミーチュウのパンプスはセレブレティを魅了し続けています。しかし、ジミーチュウは、レディースのパンプスだけに特化したブランドではありません。2011年から本格的にメンズラインがローンチされ、現在では紳士も魔法の靴の虜になっています。約20年でラグジュアリーシューズブランドの代名詞となったジミーチュウに迫ります。

Contents / 目次

ジミーチュウ(Jimmy Choo)は夢中になるのは淑女だけではない

2011年からメンズラインがスタート

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魔法の靴として淑女の間ではお馴染みのジミーチュウ(Jimmy Choo)。ジミーチュウは、ロンドンで設立された、ラグジュアリーシューズブランドです。

美しくエレガントなハイヒールをアイコニックとするシューズブランドでありながら、抜群の歩きやすさを実現した、ジミーチュウのシューズは、多くのセレブレティの間で話題となります。

本来、ハイヒールやピンヒールのパンプスは、美しさやエレガンスを追求する為、履き心地は二の次とされてきました。

ハイヒールは歩き難いことが通説であり、エレガントなピンヒールに歩きやすさを求める、淑女は皆無でした。

ラグジュアリーでエレガントは、ハイヒールは正にフットウエアであり、履く事の許されたアクセサリーと言う感覚が定着していました。

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プリンセスシューズとして名高い、レッドソールをアイコニックとするクリスチャンルブタンのシューズでさえ、”痛みを伴う靴の王様”とデザイナーである、クリスチャンルブタンが公言しています。

ハイヒールのエレガンスと履き心地は反比例する事が当たり前とされていた、パンプスの常識を覆したブランドがジミーチュウです。

吸い付くような履き心地のハイヒールは”世界中の淑女を痛みから解放したシューズ”称され、ヨーロッパのファッションセレブを中心に世界中へとその名を浸透させました。

ハイヒールの常識を覆した、ジミーチュウのシューズは、天才靴職人である、ジミーチュウによって誕生しました。

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プリンセスシューズとしてお馴染みの、クリスチャンルブランと双璧をなすラグジュアリーシューズブランドとして、世界中のセレブレティを魅了するジミーチュウの、魔法の靴の虜になっているのは、淑女だけではありません。

元々レディースのパンプスからスタートしたシューズブランドでしたが、2011年から本格的にメンズラインがスタートしました。

レディース同様に、履き心地を重視したエレガントなシューズは、今では、感度の高い紳士が愛用するラグジュアリーシューズとしても知られています。

エレガントでリュクスなデザインに抜群の履き心地を備えた、魔法の靴のメンズラインのナインナップに迫ります。

ジミーチュウ(Jimmy Choo)のメンズシューズのラインナップは?

ドレスシューズからサンダルまで

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プレタポルテよりも、レディメイドを得意としていた、天才職人である、ジミーチュウは、オーダーで、メンズシューズの生産もしていた様です。しかし、限られたグッドカスタマーの為シューズであり、プレタポルテは存在していませんでした。

レディースのパンプルを愛用する、顧客からメンズラインの要望が高まり、2011年にメンズラインがローンチされます。

ジミーチュウのメンズラインの誕生のニュースは世界中を駆け巡り、世界中のファッションセレブやファッショニスタは歓喜の声を上げました。

レザースニーカーブームの火付け役

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メンズラインローンチから、7年ほどしか経っていないにもかかわらず、ジミーチュウのメンズシューズは、ファッショニスタや、ファッションセレブを中心に、ラグジュアリーシューズの定番となっています。

現在はドレスシューズからサンダルまで、トータルフットウエアが揃う、ジミーチュウのメンズラインは、レディース同様に、毎シーズンコレクションを行ない、新作が発表されています。

ジミーチュウのメンズシューズの中でアイコニックなアイテムといえば、レザースニーカーです。セレブレティを中心に起こったレザースニーカーブームの中心的存在に、ジミーチュウのメンズラインがあった事は間違いありません。

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テニスシューズをベースとしたクラシカルでクリーンレザースニーカーは、リュクスなカジュアルスタイルを好む、セレブレティの間で大ブレーク。ジミーチュウのレザースニーカーはセレブレティの御用達アイテムとして、SNSにも度々登場し、今では、メンズラインの主要アイテムとしてラインナップされています。

シーズンによって様々なモデルがリリースされるジミーチュウのスニーカーですが、様々なスタイルにも対応してくれる、ノーブルなレザーテニスシューズは、幅広世代の富裕層から支持されています。

ジミーチュウ=スタースタッズ

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レディースのサンダルやブーツにも使用されるスタースタッズは、ジミーチュウのアイコニックでもあります。

スタースタッズをあしたったメンズシューズはジミーチュウには数多くラインナップされており、”スタースタッズ=ジミーチュウ”のイメージを持つ、セレブレティも少なくありません。

カジュアルシューズに用いられるスタースタッズは、スニーカーやスリッポン、そしてバイカーズブーツ等に見られます。

このスタースタッズをあしらったシューズは大ブレークを記録し、模造品まで販売されるほどの社会現象を起こしました。

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スタースタッズ以外にも、スタッズをあしらったアイテムを数多く手掛ける、ジミーチュウのメンズシューズ。

ドレスシューズにも細かなスタッズをあしらったエレガントシューズをリリースしています。繊細なスタッズが、美しいジミーチュウのシューズのフォルムをより明確に象り、エレガンスさを倍増しています。

スタッズシューズはジミーチュウを代表するプロダクツであり、スタッズを配した、リュクスでモードな雰囲気をドレスシューズに与えるデザイン力は、老舗シューズブランドでも不可能な領域です。

美しいく履き心地のいいシューズでありながら、抜群のデザインセンスが、多くのファッションセレブを虜にしている要因です。

ハイエンドなカジュアルシューズもラグジュアリーブランドの証し

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ラグジュアリーシューズの定番ともいえるハイエンドなカジュアルシューズもジミーチュウは充実しています。

クロコダイルパターンをプリントしたハイエンドなレザースニーカーや、リアルファーをあしらった、ローファーなど、ギミックに富んだハイセンスな、ラインナップも、富裕層から支持されている要因です。

迷彩プリントやレオパードやパイソンパターンをプリントしたシューズもファッションセレブから高い評価を得ています。

ノスタルジックなハイカットスニーカーもジミーチュウならリュクス

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ラグジュアリーブランドや、ランウェイブランドからも頻繁に登場する、ハイカットのレザースニーカー。90年代の雰囲気が漂う、バスケットボールシューズを髣髴とさせるデザインの、スニーカーが、ファッションセレブを中心に話題となりました。

ノスタルジックで少し野暮ったさを感じるハイカットスニーカーはいくら、ラグジュアリーブランドからリリースされても、スポーティーでカジュアルな要素が強すぎるため、大人の富裕層にとっては敬遠し勝ちなアイテムでした。

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しかし、ジミーチュウからリリースされている、ハイカットスニーカーはスポーティーな中にもリュクスな雰囲気が漂うものが多く、幅広い世代のセレブレティを虜にしています。

ボリューム感のある、80年代や90年代を髣髴とさせる、所謂”バッシュ”タイプのハイカットスニーカーは、ヤングセレブレティやファッションセレブが愛用する事が多く、スマートでクラシカルなハイカットスニーカーは大人の富裕層が、リラックススタイルや、スマートカジュアルに、ブーツ感覚で着用しているそうです。

全ての世代を納得させるシューズをリリースするジミーチュウは、正にセレブ御用達のシューズブランドです。

そして全てのスニーカーに感してエレガントである事も絶大的な支持を得ている理由です。

ジミーチュウの真骨頂はドレスシューズの美しさ

メンズシューズに感じてもフルラインナップが揃うジミーチュウですが、やはりドレスシューズの美しさが、最も評価されてている点であるように感じます。

ハイエンドなレザースニーカーもモードでリュクスなスリッポンも、ジミーチュウのアイコニックシュ-ズではありますが、真骨頂はドレスシューズです。リュクスでエレガントなギミックが配された、ドレスシューズも勿論エレガントですが、ベーシックでオーソドックスなドレスシューズが美しい、ジミーチュウ。

まるでレディメイドのような風格と、気品を纏ったドレスシューズは、ため息が漏れるほど、エレガントです。

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メンズのドレスシューズの定番である、ストレートチップやモンクストラップシューズからは、天才靴職人である、ジミーチュウの技巧の高さをより感じる事ができます。

ドレッシーでエレガントなドレスシューズですが、勿論履き心地は抜群です。

無骨さとラグジュアリーのバランスが絶妙なジミーチュウのブーツ

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”ファッショニスタや、ファッションセレブにブーツ嫌いはいない”と言われています。その証拠に、ラグジュアリーシューズブランドには、必ずブーツがラインナップされています。

ジミーチュウのメンズシューズでもファッションフリークからの支持が高いブーツ。シーズンによって、リースされるブーツは様々ですが、タフで無骨なジミーチュウのブーツはファッションセレブ御用達のプロダクツです。

ハードなバイカーズブーツや、レースアップブーツは、常にラインナップされているジミーチュウのメンズライン。

本格的な骨太なデザインにリュクスなエッセンスが加えられた、ブーツは、セレブ好みのハイエンドなデイリーブーツに仕上がっています。

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タフでワイルドなありながらリュクスなバランス感覚が、ジミーチュウのブーツの特徴です。ファッションセレブのSNSでも話題の、ジミーチュウのブーツは、ジミーチュウを代表するアイコニックシューズとなることは確実です。

無骨なブーツがメインのジミーチュウのメンズラインですが、ドレッシーなチェルシーブーツのリリースもあります。エレガントでリュクスなジミーチュウのチェルシーブーツなら、モードなスーツとの相性も抜群です。

ジミーチュウ(Jimmy Choo)の歴史は?

1996年に設立されたシューズブランド

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ジミーチュウ(Jimmy Choo)は1996年に設立された、ラグジュアリーシューズブランドです。ブランド名は、創立者であり靴職人のジミーチュウの名前に由来します。

セレブ御用達の魔法の靴とも称されるシューズブランドですが、まだ、創立20年弱の比較的若いブランドです。

20年弱で、ジミーチュウがラグジュアリーシューズブランドとして、揺ぎ無い地位を手にした理由は、ジミーチュウが手掛けるシューズが素晴らしかった事は勿論ですが、絶対的インフルエンサーの力が大きいとされています。

ジミーチュウはジミー以外に、タマラ・メロンによって設立されたシューズブランドです。

タマラ・メロンの影響力により、ジミーチュウは、ヨーロッパのセレブレティを中心に絶大な人気を博します。

タマラ・メロンがいなければ、ジミーチュウのここまで早い成功はなかったと言われています。

ジミーチュウをプロデュースしたマラ・メロンと言う人物に迫ります。

ジミーチュウ(Jimmy Choo)の立役者タマラ・メロン(Tamara Mellon)とは?

ヴォーグイギリスの編集者

天才靴職人ジミーチュウと、ジミーチュウのプロデューサー的な立場の、タマラ・メロンによってジミーチュウはブランドとして動き始めます。

タマラ・メロン(Tamara Mellon)がジミーチュウのシューズに出会った時、彼女は、ヴォーグイギリスの編集者でした。

ジミーチュウのパンプスを見たタマラ・メロンはその美しさに衝撃を受けたと言います。様々なブランドを身に付け、ラグジュアリーと呼ばれるシューズを多数所有していた、タマラ・メロンを魅了したジミーチュウのパンプスの魅力は美しく、エレガントなフォルムだけではありませんでした。

ハイヒールを履いているとは思えないほどフィットする履き心地に、タマラ・メロンはハイヒールの常識が変わったと言います。

セレブの間では絶大な支持を得ていたジミーチュウでしたが、まだ一般的には無名に近かったの靴職人でした。タマラこの”魔法のパンプス”を世界中に広める事を使命に感じ、ジミーチュウと共同で会社を設立します。

アッパークラスで培われた絶対的審美眼

ジミーチュウを見出し、共同経営者として、ジミーチュウを世界的に売り出した、タマラ・メロンは、裕福な家庭で育ちました。

実業家として数々のビジネスを成功させた、トム・イヤーダイを父に持ち、母親はモデルの、アン・イヤーダイ。

裕福な家庭環境と、母の職業がモデルだったこともあり、ラグジュアリーなファッションの世界に幼い頃から関心を示します。父の仕事の関係で様々な国で生活した事も、タマラ・メロンの豊かな感性を育みました。

タマラ・メロンの生まれ育った環境が、ラグジュアリーブランドをローンチする上で、最適だったと言えます。

ラグジュアリーブランドをローンチするには、本物を見極める絶対的審美眼と、ハイエンドなものに囲まれていた事が条件のように感じます。

富裕層を相手とするラグジュアリーブランドは、ラグジュアリーでハイエンドな価値感のギャップは、ブランドの成功を大きく左右します。

タマラ・メロン自身が、生まれながらにしてセレブレティである為、富裕層を顧客とする、ラグジュアリーブランドにおいて、価値観のギャップが生まれなかった事も、成功の要因のように感じます。

ジミーチュウに出会った、ヴォーグのエディターの前は、セレクトショップに勤めていた事もある、タマラ・メロンは、トレンドを見極める能力にも長けていました。

タマラ・メロンが勤めていたセレクトショップは、イギリスの名門セレクトショップとしても名高い、ブラウンズでした。

ファッションジャーナリストやスタイリストが通う事でも有名なブラウンズでセンスを磨いた彼女は、ファッションを発信する立場に就きたいと考えていました。

ヴォーグのエディターの職に就けた事は、父の口添えがあったことは確かですが、彼女のインフルエンサーとしての才能も高く評価されての採用でした。

2012年にジミーチュウを離れる

タマラ・メロンは、2013年にジミーチュウを去ります。ジミーチュウの間違いなく功労者であり、ジミーチュウ以上にブランドに関わってきた、タマラ・メロン。

彼女のセンスと影響力により、ジミーチュウは圧倒的なステータス性を身に着けたと言っても過言ではありません。

イギリスで創立したジミーチュウですが、彼女の考えで、イタリアにファクトリーを構え、生産体制を整えます。

その結果、ジミーチュウは安定した商品供給を可能とし、シューズ以外にも、バッグやレザーグッズの生産が可能となりました。

ジミーチュウというラグジュアリーブランドを立ち上げ、育てたタマラ・メロンは、その後、自身のブランドをローンチ。

しかし、ブランドは2015年に倒産しています。

ジミーチュウ(Jimmy Choo)という人物は?

1954年生まれの靴職人

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ジミーチュウ(Jimmy Choo)は1954年生まれの靴職人です。ジミーはマレーシアのベナンで生まれます。ジミー氏の父も、ベナンでは腕利きの靴職人だった為、幼い頃から靴作りに興味を持ちます。

父の下で靴作りの修行に勤しんでいたジミーは、ロンドン芸術大学へ進学の為にロンドンへ渡ります。ロンドンで本格的に靴作りを学んだジミーは、靴職人として生きる事を決意します。

卒業と同時にビスポークシューズ職人としてキャリアをスタートさせた、ジミーでしたが、生活は困窮を極めました。

生計を立てる為に清掃やウエイターのアルバイトを掛け持ちしながら、靴職人を続けていたそうです。

雑誌に掲載され一躍、話題のシューズブランドへ

ジミーチュウはロンドンのイーストエンドに工房を構え、靴作りに勤しみました。イーストエンドには、若きデザイナー達が作品を作る工房で犇きあっていました。

丁度、ジミーがビスポークシューズを生産してた頃に、次世代のアーティストやデザイナーを発掘する為、様々な雑誌が、イーストエンドを訪れていました。

露店で販売されていた、ジミーが手掛けたパンプスに注目したのがヴォーグでした。ヴォーグに掲載された、ジミーのパンプスは、当然話題となり、イーストエンドの狭い工房に、連日ファッションフリークが訪れるようになります。

お世辞にも綺麗とはいえないジミーの工房に、フェンディのファーコートやエルメスのケリーバッグを提げた淑女が、連日訪れる光景はかなり異質でもあり、新しいファッションのあり方を示唆しているようでした。

「ジミーの工房だけがナイツブリッジのサロンのようだ」と称され、淑女の間で、パンプスはイーストエンドでオーダーする事がステータスとなりました。

1980年代は、メルセデスや、ベントレーが毎日のようにジミーの工房の前には駐車されていたといいます。

工房が忙しくなり、一人ではシューズ生産が不可能となり、姪のサンドラ・チョイがジミーのアシスタントとしてジミーチュウを支えます。

1980年代ジミーチュウはロンドンで最も忙しい、レディメイドのパンプスブランドと称されます。

ダイアナ妃のご贔屓靴職人

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セレブ御用達のビスポークシューズブランドとして多忙な日々を送る、ジミーチュウにロイヤルファミリーからシューズのオーダーが入ります。

セレブレティのファッションアイコンでもあった、ダイアナ妃がジミーチュウのシューズに興味を持ちます。

ジミーはダイアナ妃の為に様々なシューズを製作、ジミーの仕立てたビスポークシューズの履き心地の良さと、美しくエレガントなデザインに心奪われた、ダイアナ妃は、ジミーチュウのシューズを公式な場でも愛用するようになります。

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ダイアナ妃のご贔屓靴職人として、ジミーチュウは、ロイヤルファイリーから寵愛を受ける事になります。

ダイアナ妃の着用により、ジミーチュウの工房は、更に忙しさを増します。しかしビジネス面から見ると、それほど好調とはいえない状態でした。

職人気質のジミーは大量に生産する事を極端に嫌った事が要因です。ビジネスが起動に乗り始めたのは、プレタポルテラインがメインの、ブランドとしてのジミーチュウを、タマラ・メロンと立ち上げて以降です。

ジミーチュウのいない、ジミーチュウ

ジミーはタマラ・メロンと共に、ジミーチュウをローンチしますが、2001年にブランドを離れます。2001年には既にジミーチュウはセレブレティの間で絶大な人気を博していました。

ジミーチュウのローンチは1996年ですが、正確にはプレタポルテラインがスタートした事を意味します。1980年代から靴職人としてその名を轟かせていたジミー氏は、ビスポークに重きを置く、孤高の靴職人でした。

プレタポルテラインにはそれほど、賛成ではなかったジミーは、当初より、ブランドとしてのジミーチュウには殆ど関わっていませんでした。

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プレタポルテに関しては、ジミーはノータッチだったと言っても過言ではありません。そして2001年にブランドを離れてからは、ビスポークの靴職人としてロンドンで活動しています。

ではエレガントでラグジュアリーな魔法の靴を手掛けていた人物は誰なのでしょうか?それが、ジミー氏の下で、修行をしていた、靴職人であり、クリエイティブ・ディレクターのサンドラ・チョイです。

ジミーチュウ(Jimmy Choo)のクレイティブ・ディレクター、サンドラ・チョイ(sandrachoi)とは?

ジミーチュウの姪で靴職人

サンドラ・チョイ(sandrachoi)は1972年生まれの靴職人であり、ジミーチュウのクリエイティブ・ディレクターです。ジミーチュウのプレタポルテラインは、サンドラがいなければローンチされる事はなかったと言われています。

元々、プレタポルテラインのローンチには、気乗りしていなかった、ジミーに代わって、ブランドを支えてきたのはサンドラ・チョイです。

1996年のブランドローンチから、現在まで、プレタラインを手掛けてきたのは、サンドラ・チョイです。

彼女はジミーの妻の姪に当たるため、血縁関係はありません。しかし、幼い頃からファッションに強い関心を抱いていた彼女は、ロンドンの、セントラル・セント・マーティンズへ入学します。

彼女が、セントラル・セント・マーティンズに通っている頃、ジミーの工房は大変な賑わいを見せていました。

多忙の彼を手伝うつもりで、ジミーの工房に通いだした、サンドラ・チョイは靴作りに興味を持つようになります。

ジミーチュウに師事し靴職人として生きる事を決意

彼女も、ジミーの手掛ける美しく履き心地のいいパンプスの魅力に取り付かれた一人でした。そして、自分でもこの魔法の靴を作ってみたいと思うようになり、ジミーチュウに師事し、靴職人として歩みだします。

セントラル・セント・マーティンズに通っていた彼女はデザイン画を書く事が得意でした。生粋の靴職人であるジミーはデザイン画を書く事ができなかった為、彼女が変わりにデザイン画を書いていたと言います。

サンドラ・チョイは靴職人として生きる事を決意し、セントラル・セント・マーティンズを中退し、ジミーの右腕となります。

サンドラ・チョイをクリエイティブ・ディレクターとしてブランドが始動

ジミーチュウのプレタポルテラインと会社設立の話が浮上した頃既に、腕利きの靴職人となっていた、サンドラ・チョイは、ジミーの代わりに、ジミーチュウのプレタポルテラインのデザイナーとして生きる事を決断します。

ジミーの正当な後継者であり、一番弟子でもある、サンドラ・チョイの手掛けるシューズは、天才靴職人である叔父譲りの抜群の履き心地。

更にスタイリッシュでエレガントなデザインは、ジミーチュウ以上とも称されました。こうして若き天才クリエイティブ・ディレクターを迎え、ジミーチュウのプレタポルテラインは動き始めました。

現在もレディースラインやメンズラインを始め、レザーグッズも、サンドラ・チョイがデザインしています。

ジミーチュウ(Jimmy Choo)セレブの足元には欠かせないラグジュアリーシューズ

人気ドラマの影響も絶大

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「ジミーチュウをなくしたわ」人気ドラマ”セックス・アンド・ザ・シティ”で主演を演じたサラ・ジェシカ・パーカーの台詞です。

この台詞で、ジミーチュウは最もスタイリッシュでトレンドのシューズブランドであると、ファッショニスタを中心に浸透させる事に成功しました。

しかし、ジミーチュウ本人が、プレタプルテにも大きく関わっていたら、この台詞はおろか、ドラマで使われる事もなかったように感じます。

PR戦略に関してタマラ・メロンがいかにクリエイティブであり、スマートだったかを、この台詞が顕著に表しています。

セレブレティの足元には欠かせないラグジュアリーシューズのイメージを植えつける事に成功した、ジミーチュウは、今では憧れのシューズブランドとして、当然のようにトップに鎮座しています。

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女性の為のラグジュアリーシューズから、現在では男性のステータスシューズとしても浸透しているジミーチュウ。

30年未満のシューズブランドがここまでの躍進を遂げること自体奇跡のようにも感じます。

孤高の天才靴職人である、ジミーチュウによって生み出された、パンプスの常識を覆した、魔法の靴は、プレタポルテとしても、後継者である、サンドラ・チョイに受け継がれ、多くのファッションセレブや、ファッショニスタを熱狂させています。

魔法のシューズであり触れる事のできる軌跡のカタチ

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ジミーチュウがタマラ・メロンと出会っていなければ、ジミーチュウというブランド自体、知られる事がなかった様に感じます。

全ての奇跡が重なり生まれたジミーチュウというラグジュアリーシューズブランド。触れる事のできる奇跡のカタチがジミーチュウのシューズのように感じます。

INTRODUCTION of THE WRITER

hansu719
name. hansu719
ショップバイヤー、スタイリストを経てフリーライター兼シンガーソングライターが生業です。ハイブランドからストリートstyleまでラグジュアリーな香りのするstyleが好みです。

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