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ジェームズ・ボンド専用 アストン・マーチン”DB10”

アストンマーチンのフラグシップシリーズといえば、その車両の名前はDBから始まることで知られています。1948年のDB1から始まり、現在のフラグシップモデルであるDB11まで、DB8を除く全10モデルが、アストン・マーティンの歴史にあります。その中の限定モデルで、007スペクターのために製造されたDB10について紹介していきます。

アストン・マーティンDB10

DB10とは?

DB10は、イギリスの高級自動車メーカーであるアストン・マーティンが、2014年に製造したモデルです。このDB10は、名作スパイ映画である007スペクターのために作られたコンセプトモデルです。劇中でイギリス諜報部員のジェームズ・ボンド、通称007が乗るマシンとして開発され、その美しいデザインと迫力のあるカーチェイスシーンで、多くの自動車ファンならびに007ファンをとりこにしました。DB10は、2ドアクーペのグランドツアラーで、アストン・マーティンのラインアップにあるV8ヴァンテージのシャーシなどを採用しています。そのため、V8ヴァンテージをベースに、ジェームズ・ボンドにふさわしいボディを搭載したマシンとなっています。007スペクターのために、10台のDB10が製造され、完全な形として残されているのは2台のみとなっています。その一台が2016年にオークションに出品され、当時の価格で243万4,500ポンドで落札されました。現在の価値にして約3億5000万円です。ただし、DB10は、公道走行の許可は得ていないとのことです。

DB10のパフォーマンス

DB10は、あくまで007スペクターのために作られたため、独自のエンジンを搭載したり、最新技術をふんだんに採用したりはしていません。アストン・マーティンのV8エンジン搭載車であるV8ヴァンテージなどに採用されている6速トランスミッションを搭載し、アストン・マーティンのラインナップに採用されているアストン・マーティン独自のカーボンベースのプラットフォームであるVHプラットフォームを採用しています。DB10に採用されたVHプラットフォームは、ベース車であるV8ヴァンテージのものを使っていますが、DB10はV8ヴァンテージに比べて、より長いウィールベースで、よりワイドなボディが特徴となっています。420hpを出力するV8ヴァンテージに搭載されている4.7リットルV8エンジンを搭載しています。0-100km/h加速が3.2秒とのことです。DB10はフロントにエンジンを搭載し、リアウィールが駆動するFR車です。

卓越したエクステリア

DB10の最大の特徴は何と言ってもその美しいエクステリアでしょう。全体として、流れるようなデザインとなっており、アストン・マーティンの伝統的なエレガンスと美を体現しているエクステリアといえます。フロント部のはアストン・マーティン伝統的なグリルがアクセントとなっており、流れるようなロングノーズがDB10のエレガンスを強調しています。このフロント部はサメをイメージしたとのことです。流れるようにデザインされているデッキからリアにかけても非常に美しく、アストン・マーティンの名車であり007と切っても切れない関係にあるマシンのDB5へのリスペクトも感じることができます。DB10は、全体的に近未来的なデザインとなっています。ジェントルでエレガントな一台です。

DB10と007

DB10は映画007スペクターのために製造された車です。007スペクターの撮影には多くのロケーションが使われています。劇中で初めてDB10が登場するのは、MI6の基地でQから新装備を渡されるときです。最も興奮するシーンは、舞台がローマに移ってからでしょう。ライバルとして登場するジャガーのスーパーカーである『C-X75』とのカーチェイスシーン。封鎖した夜のローマにおいて、実際に160km/hものスピードでDB10とC-X75を走らせ撮影されたこのシーンは、非常に迫力のあるシーンの一つです。

007ファンなら一度は乗りたいDB10

007スペクターのために製造されたマシンであるDB10について紹介してきました。DB10は、非常に美しいエクステリアを持ち、まさに英国紳士であるジェームズ・ボンドにぴったりの一台であるといえるでしょう。007なら一度は乗りたい車の一つです。

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tenikoh
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高級車の記事をメインに、資産運用についても紹介していきます。

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