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シャネルNo5に学ぶ究極のブランディング5つの要素とは

現在でも世界で4秒に一本売れていると言われるシャネルNo5。何故愛され続けているのか、その理由を探ると絶対的なブランディングの鍵が見えて来ます。シャネルNo5の成功の秘密を探りました。永遠に愛され続けるために必要な5つの要素を紹介します。

シャネルNo5

革新を起こす

デザイナーとして名声を得たのココ・シャネルは自分自身のオリジナルな香水を生み出すことにこだわりました。彼女のデザインした服を着る女性に相応しい香りが欲しかったのです。その結果、1920年、シャネルNo5が生まれ香水に革新を起こしました。
シャネルNo5の革新とは。まず「アルデハイド」という天然素材から生み出した合成香料を用いた初めての香水であること。クリスタルの美しい瓶ではなく、薬瓶のようなシンプルな容器を使ったこと。デザイナーの名前を付けた初めての香水であること。ロマンチックな名称ではなく「5番」という数字を名前にしたこと。19世紀に生まれたココ・シャネルはオリジナルであることにことんこだわった結果、現代でも受け継がれる類まれな香水を生み出したイノベーターなのです。
ちなみに5という数字はココ・シャネルにとってのラッキーナンバー。シャネルNo5は彼女のアイデンティティなのです。

一目で分かるスタイルを持つ

シャネルNo.5は時を経ても変わらない定番として売られ続けています。しかし、時代に応じて、わずかな変化を加えたり、また新版も生み出されています。たとえば、2016年9月には現在の調香師をオリヴィエ・ポルジュがクリエイトした新たな香り「シャネル N°5 ロー オードゥ トワレット」が発売されています。名称やボトルは変わらず一目でシャネルNo5と分かるスタイル。
「ファッションはすたれるがスタイルは残る。スタイルは永遠」ココ・シャネルの言葉です。スタイルは変わらず時代に合わせて変わり続けて行く。それがブランドです。

語り継がれるエピソードがある

マリリン・モンローが日本を訪れた時、押し寄せたマスコミの記者の一人がマリリンにした質問は「寝る時は何を着て寝るのですか」。それに対し、マリリンは「シャネルの5番よ」とだけ答えました。英語では香水を付けることはwear(身に付ける)と表現します。だからマリリンはそう答えたのですが、このなんともセクシーな答は世界を駆け巡り、シャネルNo5をあまたある香水の中で不動の地位につけたのです。

最高の品質を保障する

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シャネルNo5の原材料となるバラとジャスミンは、香水産業発祥の地とされるフランスのグラースで取れるものしか使われません。涼やかな風が吹き、地中海の日光を浴びた肥沃な土地は、フレグランスに用いられる香り高い花々にとって理想的な生育条件を実現しているのです。
シャネル社は3代目専属調香師 ジャック ポルジュの先導によりグラース最大の花の栽培農家であるミュル家と、当時としては異例のパートナーシップを結んでいます。このパートナーシップにより、シャネル社は香水作りの伝統を支え、“花”から“フレグランス”が生まれる全プロセスを徹底して管理することが出来ているのです。(シャネル社ホームページより)

驚きがある

毎年クリスマスシーズンになると、数あるシャネルの香水の中でNo.5だけがPR動画として、繰り返しTVや映画館で放映されます。常にその年のトップクラスの女優が選ばれドラマチックな映像が展開されます。歴史のある定番の商品であっても常に人を驚かせ、ときめきを与える。それが生き続けるブランドなのです。

INTRODUCTION of THE WRITER

Misheng
name. Misheng
世界各地のラグジュアリーな体験、ファッション、そしておもてなしについてご紹介します。

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