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サロン・ドゥ・ショコラでよく見かけるC.C.Cとは?

毎年行われているサロン・ドゥ・ショコラでよく見かける金タブレットや銀タブレットの評価は、フランスのチョコレート愛好家協会C.C.Cが審査を行っています。 今回は、C.C.Cのガイドブックや授賞式についてご紹介しています。 どうぞ参考にしてください。

世界的なチョコレートの祭典「サロン・ドゥ・ショコラ」

今年で第15回目を迎えた東京のサロン・ドゥ・ショコラ。毎年開催時期になると会場は大変な賑わいを見せていますよね。本国フランスのパリでも大変な賑わいで毎年10万人の人が訪れているそうです。

パリのサロン・ドゥ・ショコラはヴェルサイユ宮殿で行われ、チョコレートの試食のほか、ショコラティエのデモンストレーションやワークショップ、チョコレートで出来た衣装を身にまとうファッションショーも行われているなど、魅力的な企画が目白押しです。

このサロン・ドゥ・ショコラは、元々「カカオ豆の生産者とショコラティエの交流の場」として1995年にパリで開催されたのが始まりです。これを皮切りに1998年にはニューヨーク、2002年には日本で開催されるようになりました。
この他にも、ベルギー、ロンドン、ソウルなど世界各地に広がっています。

サロン・ドゥ・ショコラのおかげでますますチョコレートファンが増えそうな予感ですね。

ところで、サロン・ドゥ・ショコラがご存知の方は、M.O.Fの肩書を持つショコラエティエの話を良く見聞きされると思います。それと同じくらい「C.C.C」という言葉を見かけませんか?

このC.C.Cもサロン・ドゥ・ショコラを盛り上げるために一役買っています。

C.C.C(セー・セー・セー)とは?

C.C.Cとは、「Club des Croqueurs de Chocolat」(クラブ・デ・クロクール・ドゥ・ショコラ)の略称で、1981年に発足されたフランスの権威あるチョコレート愛好家協会です。
直訳すると、チョコレートをかじる人たちの会、という一風変わった名前でいかにもフランスらしいですね。

メンバーは、文化人や弁護士など各界で活躍している150名ほどで構成されています。
C.C.Cが行っている評価やアワードを選ぶ審査員は、フランス在住者であることが条件で、会員の中からおよそ20名が選ばれます。
C.C.C独自の視点で審査を行い、その結果はチョコレートのガイドブックにまとめられ、毎年発行されていましたが、数年前からパリのサロン・ドゥ・ショコラで発表され、毎年C.C.Cショコラアワード授賞式も行われるようになりました。

「Le Guide des Croqueurs de Chocolat」(ル・ギード・デ・クロクール・ドゥ・ショコラ)

Un año mas y seguimos entre las mejores del mundo! #LeGuideDesCroqueursDeChocolat

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サロン・ドゥ・ショコラを楽しむためのガイドブック「サロン・ドゥ・ショコラ オフィシャル・ムック」は日本の書店で購入できるようになりましたね。このガイドブックを手にしながらチョコレートのチェックをされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

C.C.Cの発行しているガイドブックは「Le Guide des Croqueurs de Chocolat」(ル・ギード・デ・クロクール・ドゥ・ショコラ)と呼ばれ、一般の書店では手に入りません。

2014年までは1タブレット~5タブレットという5段階だった評価方法が、2015年から金・銀・銅の3段階評価となりました。評価内容も「特に優秀なショコラティエ」というコンセプトでしたが、「今後の活躍に期待できる」「才能があり注目してほしいショコラティエ」という位置づけに変更されました。

 

C.C.Cガイドとミシュランガイドの違いは?

独自の視点で評価し、ガイドブックにまとめるという手法がミシュランと同じため、「チョコレート版ミシュラン」と言われることもあるようですが、実際のところはミシュランとはずいぶん異なります

C.C.Cとミシュランでは、評価の対象となるブランドの選び方が全く違います。
C.C.Cでは、コンテストに応募したブランドだけが審査され、評価を受けてガイドブックに掲載されます。C.C.Cから出品要請を出すこともありますが、ブランド側が出品しなければ評価を受けることもなく、ガイドブックに掲載されることもありません。
ミシュランガイドは、覆面調査員が予告をせずお店に訪れ、料理を評価します。普段のありのままの味や接客などを評価しますよね。

C.C.Cは、評価を希望するショコラティエのためだけに審査し、評価や賞を授与するという言ったスタイルをとっています。
この点がミシュランガイドとは大きく異なっていますね。

C.C.Cショコラアワード授賞式

Vive le chocolat et les femmes ! @benoitchocolats on adore ! - #chocolatelover#chocolatewomen#salonduchocolat2016#chocolat#femme

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このC.C.Cのアワードは毎年決まった基準があるわけではなく、その年その年によってタイトル名が違います。
タブレット評価と同じく、フランス部門、外国人部門とに分かれて賞が授与されます。

応募総数はおよそ150社、フランス国内外のショコラトリー、パティスリーへ審査依頼を出し、味やデザインなどを審査していきます。その年に評価を行った審査員は授賞式にも登場することになっています。

20名の欠かすことのできないショコラティエ

C.C.Cガイドにも掲載されるようになった「LES INCONTOURNABLES」は、「欠かすことのできないショコラティエ」という意味合いを持ち、この20名に選ばれるということはとても名誉あることです。

この中で3年連続選ばれている青木シェフは日本人として唯一、20名の中に選ばれているのは有名ですよね。フランス部門と外国人部門に分かれているわけではないため、この20名に選ばれるには狭き門を潜り抜けなければなりません。
審査依頼が来るだけでも大変なことだと思いますが、フランス出身のシェフが多い中日本人シェフの活躍は目を見張るものがあります。

C.C.Cの評価を楽しんで

毎年行われているサロン・ドゥ・ショコラ。C.C.Cから見たチョコレートの評価を知っておくと次からのサロン・ドゥ・ショコラにまた違った楽しみが加わりますね。

ご自分の好みの味やデザインとは違った評価をされていることもあると思います。その違いを楽しみながら味わうと、また違ったチョコレートの世界が広がるかもしれません。

こだわりぬいた素材と技で仕上げた極上のショコラたち、その中にショコラティエの情熱と思いを感じながらじっくり味わってみてください。

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grazie.mimo
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