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コーヒーの王様! コピ・ルアクの魅力について

コーヒーの王様という称号を得た味わい深く高級なコーヒー、コピ・ルアク。 その味わいと由来についてをご紹介します。

コーヒーは人生を謳歌した最大のご褒美

コーヒーは味わいでなく、時間の贅沢。
富裕層の方でしたら、この感覚にご納得いただけるのではないかと思います。
オフィスの一息、プライベートな空間で豆を挽く時間、カフェでのちょっとした特別な時間。
季節や場所を問わずあなたの気持ちを落ち着ける味わいと香りは、コーヒーの魔法とも言えるでしょう。

コーヒーはこだわると奥の深い世界が広がっています。
豆の種類はもちろん、挽き方やたしなむコーヒーカップによっても味わいは変わります。

今回は、豆の中で最高峰、コーヒーの王様との異名を持つ「コピ・ルアク」をご紹介します。
知識はひとまず置いておいて、まずはその味わいから。

マイルドなのに奥深い、まるで良い人生を凝縮した一人の人のよう

飲んだ一口めは、「?」という疑問符。
普段飲んでいるコーヒーで味わうコーヒーらしい酸味や苦みのインパクトが、一口めでは感じられません。
しかし、口内にコーヒーが充たされた瞬間、コーヒーの風味がふんわりと丸みを帯びて、鼻や脳まで突き抜けます。

高貴で品の良い香りが複雑に絡み合いながら、長い余韻を与えます。
香水のようにノートを書けるほどの変化が、体全体に染みわたっていくようです。

ミドルの程よい丸い苦みを過ぎると、ラストにはほんのりと甘い香りが残ります。
それは、自らをひけらかさない品の良い初老の男性のような味わい深さ。
味わいながら、その人の人生を走馬燈のように見てきたかのような満足感が得られるのです。

コーヒーを趣味とする方でも、おそらく通常の倍ほどの時間をかけて飲みたい一杯になると思います。
時間のゆったりと流れる、プライベートな空間でお楽しみください。
ちなみに今回は豆から挽いて楽しみましたが、挽いた瞬間の香りも実に気品のある広がり方でした。
カフェではほとんど見かけることのない種類ですので、大切な方と、あるいは大切な一人の時間に楽しんでいただければと思います。

名品「コピ・ルアク」の衝撃の製造方法

素晴らしい味わいを与えてくれるコーヒーの王様、コピ・ルアクは、実は驚きの製造方法で作られています。
原産地はインドネシア。
そこに住まうコピ・ルアク生産に関わるコーヒー農家の方々がやっていることはなんと…ある動物の糞集め。

実はコピ・ルアクはジャコウネコという動物の糞に含まれた未消化の珈琲豆をもとにつくられたものなのです。
ジャコウネコは果物と珈琲豆しか食さずに生きているため、糞はほとんど未消化の珈琲豆で生成されています。

どうしてわざわざジャコウネコの体を通って排出された豆を利用するのか?
それは、ジャコウネコの消化酵素などを経ることで、豆に発酵が加わり、味わいや香りが深くなるからです。
よく発酵食品の味わいが深くなるという事象は見受けられますが、消化を通じて発酵を進める発想はなかなかありませんね。

主な生産地はインドネシアで、フィリピンなどでもわずかながら生産はされていますが、希少価値が非常に高い豆であることに変わりありません。
日本では入手できる場所も提供されている店も数少ないのも、こうした製造方法が理由にあるのです。

「コピ・ルアク」にまつわるちょっと良い話

映画『最高の人生の見つけ方』をご存知でしょうか。
作品の中で、大富豪で今まで人となりの幸福を味わったことのない老人が、癌で入院してもなお飲みたいと願うコーヒーが「コピ・ルアク」です。
富豪の象徴として描かれる主人公が、死を目前にしてもなおその味わいを求めてやまない、そんなコーヒーとして映画に登場する「コピ・ルアク」はさすがと言えます。

あなたも一度飲んだら忘れられない、死を間近にしても欲する味になってしまうかもしれませんね。
その味わいをぜひ、一度ご賞味ください。

INTRODUCTION of THE WRITER

雪樹
name. 雪樹
心の贅沢をコンセプトに生きています。
よろしくお願い申し上げます。

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