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グッチ(GUCCI)絶対的トレンドセッターへ返り咲いたラグジュアリーブランドを徹底解析

今最もトレンド感のあるラグジュアリーブランドといえば確実に名前の挙がるグッチ。鬼才アレッサンドロ・ミケーレ率いる新生グッチは正に飛ぶ鳥を落とす勢い。トムフォードが再生したグラマラスでセクシーなグッチのペルソナ像を破壊し、よりフレッシュでストリート色を前面に打ち出したグッチをローンチ。グッチ史上最もストリート色の強いリアルクローズをメインとしたグッチを創り上げ、グッチのグッドカスタマーやファッショニスタから喝采を浴びたアレッサンドロ・ミケーレ。トムフォードにより絶対的ラグジュアリーブランドに返り咲き、アレッサンドロ・ミケーレがトレンドセッターとしての揺ぎ無い地位を獲得。最も勢いのある老舗ラグジュアリーブランドを徹底解析いたします。

グッチ(GUCCI)の2017-18秋冬コレクションから見るトレンドの行方

”錬金術師の庭園”でのメンズレディースの合同ショー

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トムフォードグッチ以来の衝撃ではないでしょうか?グッチというブランドの方向性やペルソナ像を根幹から変えたといっても過言ではない新生グッチ。

フリーダ・ジャンニーニの突然の辞任により急遽ビッグブランドの舵取りを任されたアレッサンドロ・ミケーレ。兼ねてよりフリーダ・ジャンニーニの退任については様々な憶測が飛び交っていました。しかし、予定よりも1月も早い辞任。

グッチの窮地を救った救世主が現在新生グッチを率いるトレンドセッターのアレッサンドロ・ミケーレです。フリーダジャンニーニの創り上げた都会的でフェミニンなグッチを完全に破壊。革命的ともいえる新生グッチを率いてファッション業界に殴り込みをかけます。

生まれ変わったという表現が最適な新生グッチは、大きな衝撃と共にファッショニスタやセレブレティーから喝采を浴びます。そしてアレッサンドロ・ミケーレという新生グッチを構築させた鬼才に注目が集まります。

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一躍時代の寵児となったアレッサンドロ・ミケーレの2回目となる秋冬コレクションがミラノで開催されました。コレクション会場はグッチの新社屋。テーマは”錬金術師の庭園”。今回初となるメンズ、レディース合同のショーを開催したグッチ。

テーマ通りファンタスティックでもあり何処となくグロテスクな雰囲気が漂うグッチの2017-18秋冬のコレクション。

今回もいい意味でショックと心地よい裏切りを与えてくれたアレッサンドロ・ミケーレグッチ。新しいグッチというブランドがローンチされたような感覚を見るものに与えました。

ボタニカル柄をメインとしたスーツやドレスはロマンティックでグラマラス。ガーリーなドレスから強さを感じさせるフラワープリントのライダースまで一つのショーで様々なスタイルの提案があった今季のグッチ。オートクチュールコレクションではないかと、疑ってしまう程の手の込んだウエアが目白押し。

中世ヨーロッパのクチュールメゾンに迷い込んだような感覚にも陥りました。しかしグラマラスでエレガントなドレスだけで終わらないのが鬼才、アレッサンドロ・ミケーレ。グラマラスなドレスの後にグッチとのブランドロゴの入ったタンクトップにクラッシュしたショートパンツを合わせたルックを平気で登場させる感性。

中世から現代にタイムスリップしたような不思議な感覚もアレッサンドロ・ミケーレの計算どおり。妖艶でコケティッシュなドレス以外にも、マスキュリンなスーツやパンツルックで気高く強い女性像を創り上げていました。

現在のグッチの特徴でもあるミクスチャースタイルはアレッサンドロ・ミケーレの常套句でもあります。

ボタニカル柄同様に目立った昆虫モチーフや動物モチーフ。リングやバッグの金具、ベルトのバックル等にデザインされた昆虫や動物のモチーフは、今回のテーマでもある錬金術師の持ち物には、ふさわしいitemばかり。フェティッシュで魅力的な小物に目を奪われたセレブレティーも少なくないはずです。

レディース、メンズ合同のショーにより中性的な雰囲気が会場を包んだ今回のコレクション。鬼才アレッサンドロ・ミケーレの狙いは、この中性的な混沌とした空気の中、グッチの最新ウエアを披露したかったのではないかと、勘繰ってしまいます。

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メンズコレクションもレディースウエアに劣らぬほどグラマラスで妖艶。レディース同様にボタニカル柄のスリーピーススーツは中世のヨーロッパの貴族が仕立てさせたようなビスポークスーツのようです。ボタニカル柄や動物モチーフが随所にあしらわれているウエアはレディース同様にメンズでも健在。

一見すると”いかにもコレクションウエア”といったイメージですが、実は使いやすいitemが非常に多い。オーバーサイズのムートンコートやエスニックな雰囲気が漂うトラックスーツ。レザーのロングコートやスタッズが配されたライダース。そしてフリンジ付きのデニムジャケットとストリートスタイルを意識したハイエンドなデイリーウエアが豊富。

ラグジュアリーストリートスタイルを強く打ち出した2017-18年秋冬のグッチ。これが鬼才アレッサンドロ・ミケーレの見出したグッチの方向性であり、メンズファッションの未来でもあります。

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クラシカルなグッチのブランドロゴがプリントされたTシャツやスウェットに昆虫やボタニカル柄があしらわれたデニムを合わせるスタイリングは、ノスタルジックな雰囲気の中にも新たな、リアルクローズスタイルを確立しています。

ヘビーなスタッズライダースやグッチのテーマカラーでもあるグリーンと赤のテープをあしらったスポーティーなスーツは新たなグッチの幕開けを示唆しているようにも見受けられます。

ファッションのトレンドはグッチを見れば分かると著名なファッション評論家の弁です。確かに、グッチがトレンドを牽引していることは疑う余地もありません。

グッチ(GUCCI)を率いるアレッサンドロ・ミケーレ(ALESSANDRO MICHELE)とは?

トムフォードに見出された鬼才

トレンドセッターとしてその名を馳せた、今最も注目すべきデザイナーであるアレッサンドロ・ミケーレ。

2017-18年グッチのコレクションでより明確に実力を見せ付けた時代の寵児。自身のスタイリッシュな着こなしもファッショニスタやファッションセレブの間で話題となっています。

2017-18年のコレクションのフィナーレに登場したアレッサンドロ・ミケーレは、黄色のグッチのロゴTシャツにクラッシュデニム、そしてビットローファーにヤンキースのニューエラーキャップ。

このハードアメカジスタイルはセレブの間でも大注目され、グッチのロゴTブームの火付け役は確実にアレッサンドロ・ミケーレです。

デニムにTシャツスタイルがベースのラフなスタイルを好むアレッサンドロ・ミケーレ。アメカジベースのスタイルが得意な彼ですがローマの出身。

1972年生まれの45歳。2015年に突如現れ、ファッション界の寵児となったアレッサンドロ・ミケーレの経歴について簡単に見ていきたいと思います。

地元のローマのファッションアカデミーでファッションを学び、カールラガーフェルドからのラブコールを受けフェンディへ入社します。

フェンディではシニア・アクセサリー・デザイナーとして活躍。その才能に目を付けたのが当時グッチを再生させ時の人となっていたトムフォードです。

トムフォードからの強い要望により2002年フェンディからグッチへと移籍。トムフォードグッチで経験を積んだ今では数少ないデザイナーです。

トムフォード、フリーダ・ジャンニーニの創り上げるグッチを見てきた人物

トムフォードによるグッチフィーバーを間近で体験したアレッサンドロ・ミケーレ。2002年に入社しトムフォードがグッチを去る2004年の2年間はアレッサンドロ・ミケーレにとっては貴重な体験だったはずです。

トムフォード無きグッチを支えたフリーダ・ジャンニーニ。フリーダ・ジャンニーニ率いるグッチで2006年にレザーグッズのデザインディレクター、2011年にはアソシエイト・クリエイティブ・ディレクターと確実にキャリアを積み上げてきたアレッサンドロ・ミケーレ。

フリーダ・ジャンニーニが長い時間をかけて創り上げた”行儀のいいグッチ”はアレッサンドロ・ミケーレの登場でいとも容易く崩れ落ちました。

衝撃的な新生グッチのメンズコレクションでデビューを果たしたアレッサンドロ・ミケーレ。あまりの異端ぶりに、古臭い感性しか持ち合わせていないご意見番からは非難がありましたが、グッチの売り上げはアップ。この数字はアレッサンドロ・ミケーレの新生グッチが正しかった事を立証しました。

トムフォードグッチ以降、当たり障りのないラグジュアリーブランドとして現状維持をしていたグッチを見事トレンドセッターへと導いたアレッサンドロ・ミケーレ。彼は間違いなくトムフォードに継ぐ、グッチの功労者です。今後のトレンドセッターとしてのグッチの運命はアレッサンドロ・ミケーレの手中にあります。

グッチ(GUCCI)を語る上で外せない最重要人物

トムフォード(Tom Ford)

元グッチのデザイナーという冠は彼には必要ありません。セレブ御用達ブランドのトムフォードのデザイナーというだけで、十分すぎるほどの知名度を誇っています。

ハリウッドセレブご用達ブランドとしてレッドカーペットではお馴染みのブランド、トムフォード。セクシー且つ、ラグジュアリーで都会的なリアルクローズウエアを展開するラグジュアリーブランドです。

上質なウエアを求める富裕層の間では最早、定番ブランドです。ファッション界の重鎮であり、後世に名前が残ることが約束されているファッション界のカリスマデザイナーのトムフォード。

彼の経歴はグッチの再生の歴史とも言い換えることができます。

トムフォードは1990年にグッチに入社します。レディースのプレタポルテデザインチームに加わり、チーフデザイナーへと昇進。

1994年にグッチのクリエイティブ・ディレクターに就任。ここからトムフォードグッチが誕生します。

親族間で起こった骨肉の争いによりグッチのブランドとしてのイメージは地に落ちていました。

80年代後半のグッチは過去のブランドとしての扱いしか受けていませんでした。そのグッチの再建に乗り出した人物、アメリカが誇るラグジュアリーデパートのバーグドルフ・グッドマンの社長であるドーン・メロー。

ドーン・メローのスマートな経営戦略に瀕死の状態だったグッチに少しずつ血液が通っていきます。ドーン・メローは様々な改革を行ないグッチの再生を図りました。

ドーン・メローが行ったもっとも大きな革命がトムフォードをグッチのデザイナーとして指名したことです。トムフォードをグッチグループに招き入れたのもドーン・メロー。

殆ど無名のデザイナーだったトムフォードの才能をいち早く見抜いた人物がドーン・メローでもあります。

トムフォードグッチの爆発的大ヒット

抜群の注目度の中、新生グッチがローンチされたかといえば、その通りとは言い切れません。かつてのビッグブランドであり無名のデザイナーが手掛けるグッチに期待していたファッション関係者は意外と少なかったように思います。

その予想を気持ちいいほど裏切り、疾走感溢れるフレッシュで都会的なグッチを披露したトムフォード。完全に生まれ変わったグッチにファッショニスタやセレブレティーは驚愕、そして惜しみない喝采をトムフォードに送りました。

トムフォードが行った革命はブランドのイメージの一新。ショッパーから広告、そしてショーウィンドウまでトムフォードのチェックが入るようになりました。

この徹底した管理により、グッチはかつてのラグジュアリーブランドとして地位に返り咲きました。
グラマラスでモードなセクシーブランドとして絶対的ポジションを獲得したグッチ。

グッチがかつての栄光を取り戻すと同時にトムフォードへの注目も高まりました。

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90年代後半から2000年代前半はトムフォードイヤーとも呼ばれるほどトムフォードが手掛ける全てのものが注目されトレンドとなりました。

トムフォードがグッチを去った今でもトムフォードのカリスマ性は勿論健在。自身のブランド、トムフォードはトムフォードグッチ以上にラグジュアリーでダンディズム漂うitemをリリースし続けています。

グッチ(GUCCI)の歴史は?

1921年イタリア、フィレンツェにて創立

イタリアを代表するラグジュアリーブランドであるグッチは1921年にイタリア、フィレンツェにて誕生します。

”グッチオ・グッチ・カバン店”からグッチの歴史はスタートします。創立者であるグッチオ・グッチは革工芸品工房で経験を積み、上質なレザーの条件を学んだスペシャリスト。この知識を武器に自身のショップをオープンさせます。

グッドプライスで上質なカバンを販売するグッチの評判は口コミで広まり、旅行客もグッチのショップでバッグを買う程の人気を博しました。

グッチのレザー製品の評判は国外でも高く、わざわざグッチのバッグを購入するためだけに、フィレンツェを訪れる富裕層も増えだしました。

グッチオ・グッチは大きな決断を下します。国外の顧客を獲得すべく、海外進出に乗り出します。こうしてグッチは1950年にニューヨーク、翌年にはロンドンと海外支店を増やしブランドを拡大していきます。

イタリアブランドで始めてニューヨーク進出したブランドがグッチです。ニューヨークに進出したことでアメリカのセレブの間でグッチが浸透。さらに1965年にはビバリーヒルズへと出店、この事でグッチはハリウッドセレブ御用達ブランドとして認識されます。

1960年代からグッチは黄金期を迎える

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1953年創立者であるグッチオ・グッチの死後もグッチの快進撃は続きます。Gのロゴを二つ重ねたエンブレムのようなグッチを代表するアイコンが誕生するのも1960年代。そしてグッチを象徴するフットウエアである”ビットローファー”も1960年代に誕生しました。

1970年代にはプレタプルテラインもスタート。1960年代からグッチは黄金期へと突入します。1970年代には日本にも上陸を果たしたグッチ。

順風満帆に見えるビッグブランドのグッチですが、崩壊の足音はすぐ近くまで迫っていました。

親族間の骨肉の争い

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絶対的な知名度を世界中の富裕層に浸透させたグッチ。香水や腕時計の発表、初のプレタプルテラインのランウェイショーと更なる飛躍が期待されていました。

80年代日本はバブル経済期。ルイヴトンと共にグッチのバッグはエリートビジネスマンやセレブレティーの間で大ブレーク、ステータスシンボルとしても認識されていました。

このグッチの成功は親族間の争いにより翳りを見せます。

ブランドの方向性をめぐり裁判沙汰を起こし、なんと財産をめぐり殺人事件まで起こりました。繁栄の一途をたどっていたグッチグループは崩壊寸前の大打撃を受けます。

最早、自力では立ち上がることすらできなかったグッチを救ったのが、ドーン・メローであり、トムフォードです。

瀕死だったグッチを再生させ、ラグジュアリーブランドとして再構築させたトムフォード。流石はミスターグッチと呼ばれた人物です。

グッチ(GUCCI)2018年春夏メンズコレクションから見るグッチの未来

ジェンダーレスなダンディズム

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2018年春夏コレクションも大盛況で幕を閉じたグッチ。春夏コレクションもグッチの新社屋でしかも、レディースとの合同ショー。デジャブのような最新コレクションの発表も鬼才、アレッサンドロ・ミケーレの演出の一つのように思います。

”レジスタンス”をテーマに掲げた2018年春夏のグッチ。グッチというビッグブランドに対するアレッサンドロ・ミケーレの反抗心でもあり、決まりきったファッションへの反抗心にも見受けられました。

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クラシカルなスーツには今までのアレッサンドロ・ミケーレの手掛けるグッチにはない新鮮さが漂い、大きなピークドラペルにタイトシルエットのテーラードジャケットからは初期のトムフォードグッチを彷彿させます。

ルーズなダブルブレステッドスーツに鮮やかなブルーのタートルネックを合わせるノスタルジックでダンディーなスタイルも何処となくジェンダーレスな雰囲気が漂っています。

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そして2018年春夏のキャラクターは白雪姫。ラメの入ったゴージャスなニットにスパンコールであしらわれた白雪姫がポップでありながらコケティッシュです。お伽噺のグロテスクな部分をフォーカスしたようにも見える白雪姫ニットに合わせたのは、色あせたアンクルレングスのブルーデニム。足元は刺繍の入ったジップアップブーツ。

インテリジェンスなナードを表現したようなスタイリングは流石はアレッサンドロ・ミケーレです。

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そして白雪姫同様に気になるキャラクターのウサギ。クラシカルなジレ全体を使って表現されたウサギのキャラクター。タイドアップした白シャツに合わせた違和感も含め、アレッサンドロ・ミケーレの計算であることは間違いありません。

ラインストーンで縁取られたグラマラスなウサギのキャラクター。オーダーメイドのような雰囲気と何処となくクラシカルな雰囲気が漂うitemでした。

相変わらず、小物使いに関しても抜かりないアレッサンドロ・ミケーレ、グッチ。クラシカルなスールスタイルも合わせていたネイティブなネックレスやフェミニンなブレスレット。

アレッサンドロ・ミケーレが得意とする小物使いもダンディーなスーツスタイルをジェンダーレスなスタイルに仕上げている要因に感じました。

最新のグッチのコレクションから見えるものはリアルクローズの新たな方向性です。アンバランスさと、際どさが、今後のメンズスタイルの目指す方向なのかもしれません。

コレクションを重ねるごとに高評価を得るグッチ

トムフォードグッチ以降の衝撃

トムフォードがグッチを再生して以来、安定した地位を維持してきたグッチ。ラグジュアリーブランドとして安定した人気を保ち続けることは大切であり、グッチほどのビッグブランドとなれば、絶対的な地位を守り続けることこそが、最も重要な課題でもあります。

トムフォードグッチ以降、長きに渡りグッチのブランドイメージを守り続けてきた、フリーダ・ジャンニーニ。都会的でセレブレティ好みのウエアをリリースし続け、安定した人気を維持し続けてきました。

フリーダ・ジャンニーニの創り上げたグッチは理想的なカタチだった様に思います。老舗ラグジュアリーブランドのあるべき姿を追求し、忠実に再現したフリーダ・ジャンニーニのデザインはグッチが復活して以来最もグッチらしいitemをリリースしてきました。

しかし、守るだけの老舗ブランドではやはり限界があります。ラグジュアリーブランドにも乱暴なほどの追い風は必要です。

裏でグッチを支え続けてきたアレッサンドロ・ミケーレが表舞台に登場した瞬間グッチの正しいと思っていたペルソナ像は間単に崩壊されました。

あまりにも違いすぎる、アレッサンドロ・ミケーレの手掛けるグッチに否定的な意見もありました。しかし、革命に非難はつき物です。

アレッサンドロ・ミケーレはトムフォード以上の衝撃をグッチという老舗ブランドを通してファッション界に与えました。

グランジな雰囲気を纏った時代の寵児の作り上げるグッチに胸を躍らせるファッショニスタは年々増加しています。

今後も確実に変化し続けるアレッサンドロ・ミケーレ率いるグッチ。次にどんなコレクションを見せてくれるのかは全く想像はできませんが、彼がいる限りグッチがトレンドセッターから外れることはありません。

それだけは確実に分かっている事実です。

INTRODUCTION of THE WRITER

hansu719
name. hansu719
ショップバイヤー、スタイリストを経てフリーライター兼シンガーソングライターが生業です。ハイブランドからストリートstyleまでラグジュアリーな香りのするstyleが好みです。

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