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ギタリストがソロ放棄!?〜レッチリのギタリスト、ジョシュがとった痛快パフォーマンス

ロックバンドのライヴにおいて、ギタリストの1番の見せ場と言えば、やはりギターソロではないだろうか。 持てるテクニックをここぞとばかりに披露する姿をファンは期待しているし、ライヴの1つのハイライトでもある。 そのギターソロを放棄してレッド・ホット・チリ・ペッパーズのギタリスト、ジョシュ・クリングホッファーが行った痛快なパフォーマンスが話題だ。

ライヴ・パフォーマンスが魅力のレッド・ホット・チリ・ペッパーズ

1983年にアメリカ・カリフォルニアで結成されてから現在まで、30年以上ロックシーンのトップを走り続けるモンスター・バンドだ。ラップやファンクとロックを融合させた、ファンクロックやミクスチャーロックの元祖的存在である。日本ではレッチリの略称で親しまれている。(以下レッチリと記載する)。
音楽界の権威と言われるグラミー賞を3度受賞、2012年にはロックの殿堂入りを果たしている。
曲の素晴らしさはもちろんだが、レッチリの最大の魅力はライヴ・パフォーマンスにあるといってもいいだろう。
演奏力の高さを見せつけるようなジャムセッションやライブの度にアレンジを変えたりギターソロなどをインプロヴィゼーションによってプレイしたりと毎回違う演奏が披露されるのもファンの楽しみでもある。最近は年齢を重ねたからか少しおとなしいが、初期の頃は全裸に局部にソックスをはめた姿で演奏したり(これはアルバムジャケットでも披露されている)、巨大な被り物で登場したり、ベーシストが全裸で演奏したこともある。そういう破天荒な振る舞いも彼らの魅力の1つだ。
現在のメンバーはヴォーカルのアンソニー・キーディス、ベーシストのマイケル“フリー”バルザリー、ドラマーのチャド・スミス、ギタリストのジョシュ・クリングホッファーの4人である。

ギタリスト、ジョシュのとった行動

それは最新作『ザ・ゲッタウェイ』を引っさげてワールドツアーを行っていた時の事。
イタリアのトリノでのライブで、ライブ最大に盛り上がるうちの1曲と言える大ヒット曲『カリフォルニケイション』を演奏していたときに起こった。
ギタリストのジョシュ・クリングホッファーが自身の最大の見せ場であるギターソロの部分で演奏をストップし、おもむろに自分のスマホを取り出してファンを撮影し始めるという珍行動に出た。
それまでもライヴの間中スマホやタブレットを掲げて動画撮影や写真撮影にいそしんでいたファンは、ジョシュの謎な行動にためらいながらも撮影し続けたらしい。スマホでライヴの撮影に夢中なファンをジョシュが撮影、更にその姿をファンが撮影というコントのような図が繰り広げられたという。

アーティストと観客の関係

最近ではライヴでのスマホでの撮影にウンザリしているアーティストは少なくないと聞く。
もちろん、好きなアーティストの演奏している姿を撮影したい気持ちは理解できるし、記念に、という意味もあるだろう。だがライヴの間中ずっと撮影に専念するあまり棒立ちだったり、撮影をやめたくないがためにアーティストが手拍子を求めても反応しなかったりするのは本末転倒ではないだろうか。
お金を払ってチケットを取っているんだからどんな見方をしようが勝手だ、という意見もあると聞くが、それではアーティストもいい演奏をしてはくれないだろう。

ライヴはいわばアーティストとのコミュニケーションの場だ。アーティストが演奏して、観客が反応を返し、その反応でまたアーティストが熱いパフォーマンスを披露する。観客の反応次第でライヴの出来は左右されると言うアーティストは多い。

ジョシュの意図は

ライヴの醍醐味は同じ時を同じ場所で、同じ感動を観客とアーティストが分け合うことにある。目の前で熱い演奏を繰り広げるアーティストを、スマホの画面越しに見続けるなんてその感動を溝に捨てているようなものだ。

ライヴは観客とアーティストが一緒になって創り上げていくもの。ジョシュの行動は撮影に忙しいファンにそれを思い出して欲しかったのではないだろうか。

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紫水晶
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