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キム・ジョーンズがディオール・オムのクリエイティブディレクターに就任! ファッション界のキーマンのヴィジョンとは?

ルイ・ヴィトンのクリエイティブディレクターとして老舗ラグジュアリーブランドに革命を起こした、時代の寵児であるキム・ジョーンズ(KIM JONES)。シュプリームや、藤原ヒロシ率いる、フラグメントデザインとコラボレーションを行った事で、ルイ・ヴィトンはヤングセレブレティから高い注目を集める事になりました。キム・ジョーンズが創り上げた、ストリートテイストの強い、ルイ・ヴィトンのメンズラインは、世界中のセレブレティを刺激し、ファッションセレブが最も好むブランドとも称されました。ラグジュアリーブランドのストリート化は、キムジョーンズが火付け役である事は疑う余地もありません。ルイ・ヴィトンを7年間牽引してきたキムがブランドを去ることが、発表されたのが、今年の初め。当然、次の移籍先に注目が集まっていました。2018年3月20日に発表されたキムジョーンズの移籍先はなんと、ディオール・オム。キムによるディオール・オムが、2019年春夏から始動します。キム・ジョーンズとディオール・オムが起こすケミストリーに世界中が注目です。

キム・ジョーンズがディオール・オムのクリエイティブディレクター就任

衝撃の移籍にファッション界は震撼

時代の寵児であり、現在のファッション界のキーマンの一人でもあり、キム・ジョーンズ(KIM JONES)。7年間、ルイ・ヴィトンのメンズラインを牽引してきた、鬼才デザイナーが、メゾンを離れると言うニュースは、2018年の1月に、ファッション界を駆け巡りました。

「キム・ジョーンズのいなくなるルイ・ヴィトンには不安しか残らない」とファッションジャーナリストや、ルイヴィトンのグッドカスタマーは嘆きの声を上げました。

それほど、キム・ジョーンズの存在は、ルイ・ヴィトンにとって偉大であり、老舗ラグジュアリーメゾンの未来は、ファッション界のキーマンである、キムジョーンズの手に委ねられていました。

キム・ジョーンズの前任者である、ポール・エルバースは、エレガントなルイ・ヴィトンのメンズラインを発表していました。しかし、あくまでルイ・ヴィトンから発表される、エレガントなワードローブの域を越えるものではありませんでした。

その証拠に殆ど記憶に残っていないデザイナーだったように感じます。

キム・ジョーンズは、最初の2シーズンは、ポール・エルバースや、マーク・ジェイコブスのエッセンスを感じる事のできるコレクションを展開していましたが、2015‐16年の秋冬コレクションでは、”クリストファー・ネメス”とのコラボレーションを発表して多くのファッションニスタに衝撃を与えました。

タブーとも思えたブランドとのコラボレーション

英国のユースカルチャーファッションを代表するカリスマデザイナーのアイコンを老舗ラグジュアリーブランドのワードローブに落とし込んだ大胆なコレクションは、大きな話題となり、キム・ジョーンズのデザイナーとしてのアティチュードを明確にしたように感じます。

ネメスとのコラボレーションを発表して以降、更にストリート色が強くなったルイ・ヴィトンのメンズラインは、キム自身も愛用するブランドでもある、シュプリームとのコラボレーションを行いました。

ルイ・ヴィトンと、シュプリームという相まみえる事などないと思っていた、ブランド同士のコラボレーションは、ファッション界のアンタッチャブルに踏み込んだような、緊張感さえ感じました。

元々、ストリートテイストを得意とするデザイナーである、キム・ジョーンズでしたが、ここまで、ストリート色を全面に出すコレクションを展開するとは、正直、誰も思っていませんでした。

いい意味で、”遠慮のない”キム・ジョーンズ色を強く打ち出した、キム・ジョーンズルイ・ヴィトンは、大きな話題となり、世界中のファッションフリークを刺激しました。

ラグジュアリーブランドをストリート化させた異端児

ユースカルチャーブランドや、カリスマストリートブランドとのコラボレーションにより、それまで、ルイ・ヴィトンに興味を示さなかった、ヤングセレブレティもキムの創り上げるルイ・ヴィトンの虜となりました。

ラグジュアリーブランドをストリート化させたパイオニア的存在でもある、キム・ジョーンズ。現在のトレンドでもある、ラグジュアリーブランドのストリート化は、キムジョーンズが行った、ラグジュアリーブランドの常識や在り方を、根底から覆した事により、加速したように感じます。

キム・ジョーンズの行ったルイ・ヴィトンの革命により、様々なラグジュアリーブランドが、よりフラットなモノづくりを始めたように感じます。

キム・ジョーンが行ったのは、ルイ・ヴィトンの抜本的な改革だけではなく、ルイ・ヴィトンと言うビッグメゾンを通して、ファッション界全体の改革を行ったように感じます。

キム・ジョーンズは間違いなく、今のファッション界を担うインフルエンサーであり、彼のヴィジョンには、ラグジュアリーブランドも、ファストファッションブランドも関係なく映っているように感じます。

自身もストリートブランドを愛用し、ストリートテイストを好む彼だからこそ、現在のルイ・ヴィトンが完成したように感じます。

現在のルイ・ヴィトンのメンズラインは間違いなく、キムジョーンズが創り上げた、新たなメンズスタイルのカタチです。

ミスタールイヴィトンの移籍先がまさかのディオール・オム

キム・ジョーンズがルイ・ヴィトンで関わっていたのは、メンズラインのみです。しかし、キム・ジョーンズはルイ・ヴィトンの顔であり、”ミスター・ルイ・ヴィトン”とも称されていました。

キム・ジョーンズの手掛けるルイ・ヴィトンのメンズラインの衝撃が強すぎた影響もあり、レディースラインが、霞んでいた事は否めません。

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7年間でしたが、ルイ・ヴィトンのイメージがかなり強いキム・ジョーンズがまさかのディオール・オムのクリエイティブディレクターに就任。

このニュースは、ファッション界に大きな衝撃を与えた事は間違いありません。

キム・ジョーンズが、ディオール・オムのクリエイティブディレクターの席に座る事実は既に決定ししていますが、衝撃の移籍劇であった事は間違いありません。

誰もが予想だにできなかった、まさかの、キム・ジョーンズによる、ディオール・オームのスタート。キムによる、ディオール・オムのファーストコレクションは、2019年春夏の予定です。

現在のディオール・オムとは、確実に異なるアプローチで、コレクションを発表する事は確実である、”キム・ジョーンズ・ディオール”に、早くも期待が高まってます。

ディオール・オムのクリエイティブディレクターにキム・ジョーンズという衝撃

いい意味での違和感とケミストリーに大いなる期待

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今年1月に、2018‐19年秋冬コレクションを最後に、キム・ジョーンズがルイ・ヴィトンを去る事が発表され、次の移籍先について様々な憶測が飛び交っていました。

ファッション界のキーマンでもある、キムジョーンズの動向が、注目を集めないはずはありません。移籍先として、バーバリーや、ベルサーチのクリエイティブ・ディレクターに就任する事が濃厚とされていました。しかし、2018年3月12日にバーバリーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーに元ジバンシィのリカルド・ティッシが就任することが正式に、発表されました。

これにより、キムの移籍先は、ベルサーチでほぼ決まりだと思っていた、ファッション関係者も多かったようです。

LVMHグループ以外にキム・ジョーンズとディオール・オムの接点はなし

実際に、3月20日の速報が届くまで、キム・ジョーンズとディオール・オムの接点さえありませんでした。

ディオール・オムのクリエイティブディレクター就任の速報が届いた今でも、キムによるディオール・オムは全く想像ができません。

つまり、いい意味での”違和感を感じる”キム・ジョーンズによる、新生、ディオール・オムの誕生です。

同じ、LVMHグループという以外に、キムとディオール・オムを結びつけるものは無いように感じます。

だからこそ、ディオール・オムが、新たなスタートを切ることは確実です。

エディ・スリマンがローンチした、ディオール・オムは、エレガントで、タイトなボーイズライクな新たなメンズスタイルを打ち出し、一大ムーブメントを引き起こしました。

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その流れは、現在のクリエイティブディレクターである、クリス・ヴァン・アッシュにも引き継がれています。

エディの創り上げた世界観を咀嚼したうえで、誕生した、クリス・ヴァン・アッシュによるディオールオムも多くのセレブレティに愛されてきました。

しかし、キム・ジョーンズによるディオール・オムは、クリス・ヴァン・アッシュがエディから引き継いだディオール・オムとは、全く異なるものを創り上げる事は確実です。

エディ・スリマンと、クリス・ヴァン・アッシュの二人のデザイナーが創り上げた、ディオール・オムを、異端児である、キム・ジョーンズはどう調理するのか、世界中が固唾を呑んで見守っています。

キム・ジョーンズとディオール・オムによるケミストリーを、世界中が期待していることは確かです。

ファッション界に衝撃を与えた、キム・ジョーンズによるディオール・オムの誕生ですが、彼がファッション界を震撼させたのは、今回は初めてではありません。

マーク・ジェイコブスの後を引継ぎ、ルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクターに就任した、キム・ジョーンズにも、違和感は間違いなくありました。

しかし、この違和感は、ヴィトンの歴史を覆す、起爆剤となった事は言うまでもありません。

キム・ジョーンズによる、新生ディオール・オムの誕生に関して募る、期待と違和感は、ファッションを揺るがす、大きな起爆剤と今回もなりそうです。

キム・ジョーンズがディオール・オムへの移籍が衝撃だった理由は?

まさかのクリス・ヴァン・アッシュの退任

ディオール・オムがキム・ジョーンズのクリエイティブディレクター就任の発表に、多くのファッション関係者が衝撃を受けた理由の一つに、クリス・ヴァン・アッシュの退任が関係しています。

ディオールオムは、長らく、クリス・ヴァン・アッシュが率いていました。2007年からエディ・スリマンの後継としてディオール・オムを支え続けた、クリス・ヴァン・アッシュは、11年もの間、ディオール・オムのデザイナーとして活躍してきました。

つまり、クリスは、エディがディオール・オムを手掛けていた年月よりも、長い月日を、ディオール・オムで過ごしてきました。

クリスがディオール・オムを離れる事も衝撃

自身のブランドを終了させてまで、ディオール・オムのクリエイティブディレクターとして生きる事を決意した、クリスが、ブランドを去るとは到底、考えられませんでした。

更に、キムが、ディオール・オムのクリエイティブディレクター就任が発表されてから、クリスがディオールを去ることが、発表されました。

勿論、水面下では既に承諾済みの事だったのですが、クリスが、ディオールオムを離れると言う、事前のインフォメーションが全くなかった状態での、キムの就任劇だった為、より衝撃が大きかったように感じます。

LVMHグループがキムジョーンズを手放したくなかった事も大きな要因

ルイ・ヴィトンのメンズラインのセールスに関して、かなりの功労者であるキム・ジョーンズを、LVMHグループが易々と手放すはずはないと、考えれば、ディオール・オムのクリエイティブ・ディレクターも頷けない話ではありませんが、そこまで、思考を巡らすことができた、ファッション関係者は殆どいなかったように感じます。

ちなみに、ディオール・オムを去る、クリス・ヴァン・アッシュの次のステップはまだ未定との事です。しかし、LVMHグループ内に留まる事は確実です。

安定感のあるデザインとコレクションで、セレブレティを魅了してきた、クリスによる、ディオール・オムでしたが、キムが手掛ける事により、全く別の、ディオール・オムをLVMHグループは望んでいるようにも感じます。

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ルイ・ヴィトン同様に、全く遠慮のない、キムジョーンズイズム迸る、ディオール・オムの誕生を、LVMHグループが強く願った、移籍のようにも感じます。

キム・ジョーンズが手掛けるディオール・オムは間違いなく日本で大ブレーク

その布石にも感じるGUとのコラボレーション

キム・ジョーンズは日本でも人気の高いデザイナーであり、ファッションアイコンです。元々日本では最も人気のあるラグジュアリーブランドではある、ルイ・ヴィトンでしたが、藤原ヒロシ氏率いる、フラグメントデザインとコラボレーションを行った事により、更にその人気に拍車を掛けたように感じます。

キム・ジョーンズは、藤原氏のファンであり、藤原氏とは親しい間柄でした。キム・ジョーンズが、ルイ・ヴィトンのメンズラインのアーティスティック・ディレクターだったからこそ実現した、フラグメントとのコラボレーション。

ルイ・ヴィトンとフラグメントとのコラボレーションには多くのファッションフリークが歓喜の声を上げました。

特に90年代の裏原ムーブメントを体験した、ファッションフリークにとっては感極まるものが、あった筈です。

フラグメントデザインとのコラボレーションによりルイ・ヴィトンのデザイナーとしてキムジョーンズの名前は、より日本で浸透したように感じます。

更に、キム・ジョーンズの知名度を上げたコラボレーションは、3月21日発表された、日本が誇るファストブランドのGUとのプロジェクトです。

キム・ジョーンズのディオール・オム就任が発表された翌日から、発売開始となった、GUとキムジョーンズによるコラボレーションアイテム。

キム・ジョーンズが、ルイ・ヴィトン退任後の初仕事となる、GUとのコラボレーションは、発売前から大きな話題となっていました。

4月27日にはGUとのコラボレーション第2弾を発表

元ルイ・ヴィトンのデザイナーとGUがコラボレーションを行うと言うインフォメーションには、多くのファッショニスタの食指が動きました。

ルイ・ヴィトンのデザイナーとして集中する為に、自身のブランドを終了したキム・ジョンズ、今回のコラボレーションは、キム・ジョーンズのアーカイブアイテムをブラッシュアップし、GUからリリースするプロジェクトでした。

つまり、キム・ジョーンズのデザインが、グッドプライスで入手できると言うかなり奇跡的なビッグプロジェクトです。

特にメインアイテムとして様々なメディアで取り上げられていた、デニムジャケットは、販売初日で完売する店舗が続出したほどです。

更にGUとキムジョーンズのコラボレーションは第2弾が4月27日にサマーコレクションとして発売される事が発表と成りました。

サマーコレクションも、キム・ジョーンズのアーカイブアイテムをメインとした、コレクションです。第2段は更に、激しい争奪戦が繰り広げられそうです。

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日本人には馴染み深いGUとのコラボレーションは、キム・ジョーンズの知名度を浸透させる目的があるように感じます。

そして、新生、ディオール・オムへの布石にも、このコラボレーションは感じられます。タイトなシルエットで日本のファションセレブからも人気の高いディオール・オム。

日本で抜群の知名度を誇る、デザイナーであるキム・ジョーンズが手掛ければ、新生ディオール・オムの大ブレークは確実のように思います。

キム・ジョーンズによるディオール・オムが導くファッション界の未来

時代の寵児のヴィジョンとは?

自身もストリートスタイルや、ストリートファッションを好む、キム・ジョーンズ。数々のブランドで経験を積み、自身のブランドも高い評価を得ていた、インフルエンサーは、ラグジュアリーブランドのマインドであり、スタンスを大きく変えました。

ラグジュアリーブランドのディレクションを行う上で、自身が好むスタイルをここまで強く、打ち出したデザイナーはキム・ジョーンズ以外には皆無に感じます。

キム・ジョーンズは、ルイ・ヴィトンと言う老舗ラグジュアリーブランドの在り方を、たった7年で大きく変えました。

アンタッチャブルな領域に踏み込む事で、生まれる新たな未来。キム・ジョーンズは、ラグジュアリーブランドの進むべき道を切り拓いた、開拓者でもあります。

キム・ジョーンズが創り上げる、ディオール・オムは完全なる未知数であり、ディオール・オムも当然ながら大きな変貌を遂げることは確実です。

キムジョーンズの十八番でもある、ストリート色の強いディオール・オムもかなり新鮮です。

ストリートスタイルやユースカルチャーに造詣の深い、ファッション界のキーマンであり、絶対的、インフルエンサーである、キム・ジョーンズ。

彼には、”キム・ジョーンズ”と言う看板が、いい意味でも、悪い意味でも付きまといます。彼が手掛けるブランドは、ファストブランドでも、ラグジュアリーブランドでも世界が注目します。

キム・ジョーンズが手掛けるディオールオムはファッション界の道しるべ

ディオール・オムのクリエイティブディレクターは、キム・ジョーンズにとっても、道の領域への一歩に感じます。

トレンドセッターとしても注目の、キム・ジョーンズが手掛けるディオール・オムが、新たなメンズスタイルの道しるべになる事は間違いありません。

INTRODUCTION of THE WRITER

hansu719
name. hansu719
ショップバイヤー、スタイリストを経てフリーライター兼シンガーソングライターが生業です。ハイブランドからストリートstyleまでラグジュアリーな香りのするstyleが好みです。

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