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カルトナージュで物を大切にする装飾をしよう

海外在住の日本人の中には、何らかの「趣味」を持っている女性が多くいらっしゃいます。 文化や言語、日本とは異なる環境から洗練され、その趣味を学ぶ場もたくさんあります。その中でもフランスから着想を得て、日本に持ち込まれた「カルトナージュ」という手芸をご紹介します。

カルトーナージュで華麗なデザインを創作

カルトナージュ( Cartonnage )はフランスの伝統手芸の一つで、厚紙の箱に紙や布を貼り付けてデザインする装飾です。古くなった小物や色が褪せたものなどを、長く使用できるよう工夫して使い回したことが始まりです。写真立てやコースターなど様々な小物に応用できるため、色とりどりの布や厚紙を使用して、長くものを使うための知恵だとも言われています。
ただ貼り付けるだけでなく、今ではその装飾は一品もの小物道具として作り変えられているほどです。

エジプトとの歴史的な関係

カルトナージュは厚紙の一種として古代エジプト人も使用してたの記述が見つかっています。フランスとの接点は明らかになっていませんが、登用方法は似ており、内装などのテクニックとして使われていたそうです。

ピラミットで有名なエジプトですが、地域がらとても乾燥しているので何もかもがすぐに乾きます。その性質を活かした古代のエジプト人は、ミイラの棺を何層にも重ねたカートンから綿密に作り出すというプロセスに辿り着きました。これは永遠の眠りに置かれるミイラを長く保管するため、丈夫な棺の包装として使われていたそうです。

良質な素材を厳選するのがポイント

フランスには紙類や段ボールを扱う専門会社がいくつもあります。様々な紙質の異なる用紙から繊細な素材、丈夫な素材など多種多様に存在します。メーカーも貼り付けるための糊に害のない化学薬品を仕様するようになり、従来は剥がれやすく、匂いがある糊も皮膚に害のないものが開発されています。カルトナージュ包装を長持ちさせるため、紙の種類には工夫やコツがあるそうです。
また、家の内装もこのカルトナージュを応用化して、作られている家もあるほどです。

コンテンポラリー・カルトナージュ

外装と内装の雰囲気が異なるデザイン、光沢のある質感、形を生かした再利用、プレゼントの包装など多様な目的で利用されています。
壁紙などのインテリア、アーティストが創り出す作品にまで幅広くカルトナージュの基礎が活かされています。

ビンテージ・カルトナージュ

引き出しの奥や倉庫の中で見つかったようなボックスを開けてみたら、素敵な模様で外観とは異なる魅力に心踊らされることがあります。たとえ、古いものでもカルトナージュを施し、強く頑丈に長く使えるよう工夫している昔の知恵が生きています。色褪せても魅力のある紙の技術は昔から、女性の楽しみでもあったかのようです。

多様な使い方をカルトナージュで表現

長く使いたいと思う人にとっては、カルトナージュで自由に使い回しができる小物を作ることができます。新しく新調ようなワクワク感で、重宝できる作品に仕上がるはずです。使い方は人それぞれ、プレゼントにも最適ですし、置物としてもちょうど良い寸法で作れるようになります。
重くないので持ち運びにも便利、帽子などの包装に使われているところを見たことがある方が多いかもしれません。

カルトナージュ教室をのぞいてみよう

フランスではカルトナージュに精通した女性が個人のアトリエと併設し、カルトナージュの基礎などを教えています。生徒のほとんどは時間を持て余したマダムやデザインの勉強のため参加している人が大半です。また、幼い頃はカルトナージュを家庭で経験している年配の方が、最近の流行りや豊富な素材を再度楽しむため参加されるそうです。
フランス在住の日本人の間でも楽しい習い事として人気があり、日本でもその楽しみを続けようと個人で教室を開く人もいるほどです。
それほど女性を魅了するカルトナージュは、環境にも優しく、紙の再利用、エコ化の影響により人気が絶えません。

カルトナージュの教室を探すなら「カルトナージュナビ」がオススメです。
ヨーロッパからのデザインや素材の受注、ノウハウを教える個人向けの教室から、グループでも参加可能な教室、または日本風にアレンジした作品を中心にしたエレガントな教室に出会えるでしょう。
各学校では熟練者のサポートや情報交換など盛んです。プロを目指す方のためには、複数あるカルトナージュ協会では資格取得も可能です。

INTRODUCTION of THE WRITER

Richess
name. Richess
高級なもの、価値のあるもの。本物を探し求めて旅をしています。

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