HOLISTIC STYLE BOOK 富裕層向けメディアサイト

アンドゥムルメステール (ANN DEMEULEMEESTER) ディスコンストラクションデザインの凛とした美しさ

”アントワープの6人”としてモード界に旋風を巻き起こしたアンドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)。モノトーンにペールトーンをプラスする、都会的な色使いに、ミニマムで繊細なワードローブは、ファッションジャーナリストや、ファッショエディター、そしてスタイリストといった、ファッションを生業とするプロから、絶大な支持を得ます。テーラードを基本にした服作りに、アヴァンギャルドなエッセンスを加え完成させる、脱構築をブランドコンセプトに掲げる、アンドゥムルメステールは、美しき、ディスコンストラクションデザイン旗手とも称されました。ナイーブでアヴァンギャルドなワードローブで世界中のファションフリークを熱狂させたアンドゥムルメステール。デザイナーであり、創立者であり、アンドゥムルメステールは2013年にデザイナー引退を発表。このニュースは、ファッション界に衝撃を与えました。しかし、現在もアンの意志とDNAを引き継いだセバスチャン・ムニエを中心としたデザインチームが、アンドゥムルメステールを継続、進化させています。脱構築のスペシャリストブランド、アンドゥムルメステールに迫ります。

Contents / 目次

アンドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)ディスコンストラクションデザインの女帝の引退

2013年にファッション界を激震させたニュース

1986年にアントワープ王立美術アカデミーの卒業生6人と、マルタン・マルジェラを含めた、7人による、展示会がロンドンで行われ、話題となりました。

この展示会に参加し、アントワープ王立美術アカデミーの卒業生6人は、”アントワープの6人”と称され、一大ムーブメントを引き起こします。

1990年代前半、それまでのファッションの中心であった、パリや、ミラノ、ロンドン以上に、ベルギーのアントワープがクローズアップされ、”アントワープ”という言葉が、トレンドのキーワードとなりました。

アントワープ出身者には、ミニマム且つ、アヴァンギャルドなモードワードローブを得意とするデザイナーが多いというイメージは、アントワープの6人が、センセーショナルなデビューを飾った事が大きな要因です。

アントワープの6人の中で、ミニマムとアヴァンギャルドをブレンドし、再構築する、服作りである、”脱構築”を得意とするデザイナーが、アンドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)です。前衛的で過剰な奇抜さをモードと捉えるブランドが、ピックアップされていた、1980年代後半に、モノトーンをベースとした、色使いに、ペールトーンを加えたノーブルなワードローブを数多く、リリースした、アンドゥムルメステール。

しかし、彼女の手掛けるワードローブは、単なるノーブルな、ミニマムガーメントではありませんでした。

テーラリング技法を多用したワードローブを解体し、再構築する事で生まれる、アヴァンギャルドなワードローブは、完全なるモードプロダクトです。

しかし、アンドゥムルメステールが作る上げるモードワードローブは、奇抜さを先行させる、アヴァンギャルドなワードローブとは一線を画していました。

再構築する事で生まれる美しさと、ナイーブさを重要視した、アンドゥムルメステールのモードガーメントは、繊細さと凛とした強さを感じる、今まで存在しなかった、プロダクトでした。

ファッションのプロフェッショナル御用達ブランド

クラシカルさとアヴァンギャルドをブレンドし、生まれる、アンドゥムルメステールのワードローブは、ファッションジャーナリストや、ファションエディター、そしてスタイリストといった、ファションのプロフェッショナルから、絶大な支持を得ます。

1990年代前半にスタイリストやバイヤーを中心に、黒のワードローブが大ブレークしました。黒のテーラードジャケットにレザーパンツを合わせるスタイルや、ブラックパンツを合わせる、オールブラックスタイルは、アンドゥムルメステールの影響が大きかった事は、間違いありません。

実際に、1990年代前半から現在まで、アンドゥムルメステールのワードローブはファション関係者がこぞって着用しています。

アンドゥムルメステールは、玄人好みのワードローブを数多くリリースするブランドとしても有名です。アントワープの6人の中で、ファションジャーナリストの着用率が最も高いブランドとして、知られています。

ファッション業界に身を置くプロから絶大な支持を得ているブランドであり、アントワープブランドの火付け役でもある、アンドゥムルメステール。

ファッション界の重鎮であり、ディスコンストラクションデザインの女王と称された、アンドゥムルメステールは、2013年にブランドを去り、デザイナー引退を発表しました。

この衝撃的なニュースは、世界中のファッショニスタに悲報として届けられました。

光り輝く未来の為のブランドとの決別

2011年ごろ、「ファッションはもっと自由になると思っていた」とアンドゥムルメステールは、インタビューで答えています。「若い子のファッションを見ると、私は今どの時代にいるの?と思う。60年代や80年代と変わっていない。今は2011年なのに」と続けています。

このインタビューから、アンドゥムルメステールは、ファッション界の現状を嘆いての引退のように感じますが、2013年に関係者に送られた手紙には、「アンドゥムルメステールというブランドの光ある未来の為の引退であり、別れである」との内容が書かれていました。

2014-15年秋冬がアンドゥムルメステール本人によるラストコレクション

2014-15年秋冬コレクションが、アンドゥムルメステールによるラストコレクションとなり、それ以降は、セバスチャン・ムーニエを中心としたデザインチームが、アンドゥムルメステールを引き継ぐ事が発表されました。

現在最新の、アンドゥムルメステールの2018-19年秋冬コレクションも、セバスチャン・ムニエが、クリエイティブディレクターとしてブランドを牽引しています。

アンドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)を引き継いだセバスチャン・ムニエ(Sébastien Meunier)とは?

1974年フランス、ベルサイユ生まれのデザイナー

現在、アンドゥムルメステールを牽引する人物は、クリエイティブディレクターのセバスチャン・ムニエ(Sébastien Meunier)です。

セバスチャン・ムニエは、1974年にフランスのベルサイユにて生まれます。パリのエスモードでファッションを学んだ、セバスチャン・ムニエは、卒業後に自身ブランドをローンチします。自身のブランドを維持しながら、マルタン・マルジェラで経験を積みます。

ムニエは、マルタン・マルジェラのコレクションに10年関わり、「マルジェラのコレクションは、ムニエなしにでは行えない」といわれるほど、重要なポジションを担っていました。

2010年にアンドゥムルメステールへ移籍

2010年に10年間関わった、マルジェラからアンドゥムルメステールへ移籍します。マルタン・マルジェラの右腕とまで称された、セバスチャン・ムニエがアンドゥムルメステールへ移籍した理由は、デザイナーであるアンから熱烈なラブコールが届いたからです。

「次に進むには丁度言いタイミングでもあった」とムニエはインタビューで答えています。10年間マルジェラに在籍していた、ムニエは、自身の継ぎのステージを模索している時期でもあったようです。

デザイナーである、アンと有意義な時間を過ごし、移籍を決断したと話す、セバスチャン・ムニエ。

ムニエは、アンドゥムルメステールに移籍するに当たり、自身のブランドを休止します。

メンズコレクションのヘッドデザイナーとしてアンドゥムルメステールで活躍

セバスチャン・ムニエのアンドゥムルメステールでのポジションは、メンズコレクションのヘッドデザイナーでした。

2010年から現在まで約8年間、ムニエはアンドゥムルメステールのデザイナーとして活躍しています。2013年に、クリエイティブディレクターとして、大抜擢されたように、報道された、セバスチャン・ムニエでしたが、アンが引退する以前から、ブランドのクリエイティブな部分には深く関わっていました。

セバスチャン・ムニエがブランドに関わった事で、安心して、アンは安心して引退という決断を下す事ができました。

しかし、アンドゥムルメステールの引退はブランドに大きなダメージを与えます。

アンドゥムルメステール引退により売り上げの低下

老舗ラグジュアリーブランドでさえ、デザイナーの交代は、ブランドの存続すら危うくなる事態を招く事も少なくありません。

特に、シグネチャーブランドで、創立者がブランドを去る場合は、カスタマーのブランドに対する、不信感を煽る場合が多いともいわれています。

孤高のモードブランドであり、ストリートとロックのブレンドをモードワードローブで表現した、カリスマデザイナーの、アンドゥムルメステール。

アンドゥムルメステールのグッドカスタマーは、カリスマデザイナーである、アンが手掛けるワードローブのファンであるのは当然です。

carlさん(@carlganivet)がシェアした投稿 -

いくら、アンドゥムルメステールが惚れ込んだデザイナーである、セバスチャン・ムニエがブランドを引き継いでも、納得するグッドカスタマーは少なかったようです。

アンが引退後、アンドゥムルメステールは急激に売り上げを低下させます。しかしコレは、セバスチャン・ムニエに原因があったわけではないと、CEOのアン・シャペルは言います。

「カリスマ的存在のアンがブランドを去れば、顧客が不安になるのは当然の事。当時、私達もブランドを継続できるか不安でした。しかし、ムニエを信頼しました」と当時を振り返ります。

ブランドの低迷期を乗り越えた事で、アン・ペルシャと、セバスチャン・ムニエの間には強い絆が生まれたようです。

2016年には東京のフラッグシップショップを閉店しましたが、2ヵ月後には、代官山のリフト エタージュ内に、直営店をオープン。現在世界で450店舗以上で、アンドゥムルメステールのワードローブはピックアップされています。

見事復活を遂げた、新生アンドゥムルメステール

見事復活を遂げた、新生、アンドゥムルメステールは、従来の輝きを取り戻し、新たな顧客を獲得し、飛躍しています。

セバスチャン・ムニエがアンから、ブランドを引き継ぎ、5年が経ちますが、ムニエによる、新生アンドゥムルメステールは、まだイントロダクションのように感じます。

コレクションを重ねるごとに、セバスチャン・ムニエの色が濃くなる、アンドゥムルメステール。セバスチャン・ムニエによる、最新のファッションショーに迫ります。

アンドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)2018-19年秋冬コレクション

ノスタルジックとノーブルの融合が魅せる儚さ

2018年1月19日にパリで行われた、アンドゥムルメステールの2018-19年秋冬コレクション。風に靡く柔らかで、軽やかなファブリックが印象的に使われた、今回のコレクションは、クラシカルでノーブルな、ワードローブがランウェイに登場しました。

オールブラックのルックからスタートした、今季は、タイトなダブルブレステッドのコートに、黒のクロップドパンツ。そして足元ヘビーなソールのレースアップブーツ。

今季のボトムのメインでもある、クロップドパンツは、裾をボタンで開閉する事ができる、クラシカルなデザインが特徴的で、ノーブルなミリタリーパンツを髣髴とさせます。

新生アンドゥムルメステールにも引き継がれるロックスピリット

ナイーブな雰囲気が伝わる、今季のアンドゥムルメステールのコレクションは、このクロップドパンツが大きく関係しているように感じます。

ユニフォームの要素を感じ事ができる、ノータックのすっきりとした細身のシルエットパンツは、タイトなスキニーパンツを得意とする、セバスチャン・ムニエが手掛ける、アンドゥムルメステールのボトムスとしてはかなり新鮮で、何処となく少年性が漂います。

この少年性こそが、アンドゥムルメステールがブランド創立時から、変わらず持ち続けている、ロックテイストであり、ロックスピリットに通じるようにも感じます。

アンドゥムルメステールのDNAとでもいうべき、ロックスピリットは、ブランドを引き継いだ、ムニエの手掛けるワードローブからも常に伝わってきますが、今回はノーブルなロックスタイルとでもいうべき、アンドゥムルメステールのフィルターを通した、ゴシックスタイルでもあります。

ラインストーンのチェーンは、首に巻いたり、腰に巻いたりと、様々なアレンジで、全てのルックに登場し、ナイーブ且つ、パンキッシュなエッセンスをコレクション全体に加えていました。

柔らかく、繊細なファブリックで仕立てられたワードローブと、ラインストーンのチェーンが、歩くたびに揺れ、マスキュリンでリュクスなルックに、フェミニンなスパイスを加えていました。

フォーマルスタイルのドレスダウンで漂うグラムロックの香り

フォーマルスタイルをドレスダウンしたルックが、根幹にある今季のアンドゥムルメステールは、細部にこだわったシャツも注目アイテムでした。

上質なシルクをメインマテリアルに使用した、シャツは、ゆったりとしたシルエットに、極端とも言えるパフスリーブがかなり斬新です。

本来ならクラシカルで上品なシャツなのですが、オーバーサイズをレザーパンツや、メインのクロップドパンツで、大胆に着崩す事で、クラシカルさ以上に、色気の漂うアイテムへと変貌を遂げています。

フォーマルスタイルのドレスダウンが、グラムロックスタイルに通じるという事を、アンドゥムルメステールの今季のコレクションが証明していました。

かなりモードな雰囲気が伝わるコレクションですが、登場したワードローブは、ベーシックなものばかりです。シャツに、ジレ、そしてジャケットにコート、ボトムスはシルエットやレングスの違う、ノープリーツのパンツのみの、至ってシンプルなプロダクト。このベーシックなワードローブの組み合わせで、ロックの香りが漂う、ナイーブなノーブルスタイルを作り上げた、セバスチャン・ムニエ。

新生、アンドゥムルメステールではあるのですが、アンドゥムルメステールから受け継いだ、DNAが伝わる、コレクションは、流石は、アンが惚れ込んだデザイナーです。

アシンメトリーなムートンプロダクツが魅せる、ワイルドとラグジュアリーの絶妙なバランス

定評のあるレザープロダクトは、オーバーサイズのワイルドなムートンがメインでした。アルチザンブランドが使用するような、ナチュラルな雰囲気をの残した、アシンメトリーなヘムのムートンベストや、ジャケットをフォーマルなワードローブの上にラフに羽織るスタイルは、マスキュリンなのですが、それ以上にラグジュアリー。

ヘビーアウターとして、ムートンプロダクトのイメージが強い今季ですが、それ以外のアウターもかなり凝ったつくりで、再構築をされたような、アシンメトリーなロングコートはアヴァンギャルドではあるのですが、やはり繊細です。

気高くクラシカルなブーツオンリーのフットウエア

フットウエアも毎シーズン話題となる、アンドゥムルメステール。今回はブーツオンリー。そして殆どがロングブーツです。レースアップブーツと、ジョッパーブーツが今回のメインフットウエアで、コレクション全体から伝わる、気高い印象は、このブーツの影響も大きいように感じます。

ストリートスタイルがトレンドを牽引している現在では、ラグジュアリーブランドからも、スニーカーがフットウエアのメインとしてリリースされることも珍しくありません。

しかし、ランウェイブランドからは、やはりクラシカルで、ノーブルなフットウエアを期待してしまう富裕層も少なくはないはずです。

スニーカーがトレンドのフットウエアに対してのアンチテーゼ

スニーカーと対極にある、ロングのジョッパーブーツのリリースは、アンドゥムルメステールの反骨精神の表れなのかも知れません。

アンドゥムルメステールのプロダクトの中で最も高価なアイテムといわれるフットウエア。アンドゥムルメステールのフットウエアを、ファッショニスタに浸透させることが、今後の目標でもあるとインタビューで話していた、ムニエ。

ロングのレースアップブーツやジョッパーブーツは、かなりのハイプライスであることは、間違いありませんが、富裕層の食指を動かすには最適なプロダクツである事は間違いありません。

英国の詩人ウィリアム・ブレイクの作品からインスピレーション

モノトーンに、スモーキーなパープルにブルー、そしてイエローにオレンジ、ブラウンとペールトーンや、スモーキーカラーで繊細さを表現にした今回のコレクションは、英国の詩人ウィリアム・ブレイクの作品からのインスピレーションを落とし込み、完成しました。

大胆且つ、ナイーブなデザインを得意とする、セバスチャン・ムニエは、新生、アンドゥムルメステールを更に進化させることは間違いありません。

アンドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)の歴史は?

1985年にスタートしたプレタポルテブランド

アンドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)は1985年に、アンの夫である、パトリック・ロビンと共に立ち上げられたブランドです。

1986年に、ロンドンの展示会へ参加、アントワープ王立美術アカデミーの卒業生と共に行った、コレクションで注目を集め、”アントワープの6人”と称されます。

トレンドは全く関係なく、自身が着たいもの、作りたいものを作ると公言していた、アンドゥムルメステールはレディースメインのブランドとしてスタートします。

ロンドンコレクションデビューを飾った、アンドゥムルメステールは、1991年に活動の場所をロンドンからパリへと移します。

1992年にパリコレ参加

1992年に初のパリコレクションに参加、1996年にメンズラインを発表します。

アンドゥムルメステールのメンズラインのべースは、1990年代前半には既に構築されており、シャツや、テーラードジャケットなど、ベーシックなアイテムのラインナップは、存在していたようです。

1996年にフルラインナップによるメンズコレクションを発表した、アンドゥムルメステールは、ベーシックなメンズワードローブを根幹に持ちながらも、ロックを感じるプロダクトが、ファッション関係のプロフェッショナルの間で話題となります。

2005年には、パリのメンズコレクションに参加します。

2006年に表参道ヒルズにフラッグシップショップをオープン

2006年に表参道ヒルズに、ベルギー以外では初となる、フラッグシップショップがオープンします。これは、アンドゥムルメステールの人気が、日本国内で爆発的に高かった事を意味します。

ストリートとモードをブレンドしロックのエッセンスを加える、アンドゥムルメステールのワードローブは、後の日本のブランドにも多大なる影響を与えました。

2013年に創立者である、アンドゥムルメステールがデザイナー引退を発表、2013年から現在まで、セバスチャン・ムニエがクリエイティブディレクターとしてブランドを牽引しています。

アンドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)脱構築主義の女帝が残した偉大なブランド

モード界の帝王から”クイーンアン”と呼ばれるカリスマデザイナー

美術学校に通った事で、ファッションに興味を持つようになったという、アンドゥムルメステール。彼女の作り上げる、哲学的でインテリジェンスなワードローブは、脱構築主義と呼ばれ、モードブランドの新たなスタンスを確立しました。

ストリートスタイルとモードスタイルの融合にロックを感じる要素を加え完成する、アンドゥムルメステールのプロダクトは、ディスコンストラクションデザインとも称されました。

モード界の皇帝とも称される、カールラガーフェルドから、”クイーン・アン”と敬意を込めて呼ばれる、カリスマデザイナーは、偉大なブランドを残し、ファッション界を去りました。

アンドゥムルメステールという大看板を引き継いだ、セバスチャン・ムニエ。彼は、アンドゥムルメステールのDNAと共に、偉大すぎるブランドを更に進化させることに成功しました。

セバスチャン・ムニエが作り上げた、新生アンドゥムルメステールは今、スタートラインに、立ったばかりといっても過言ではありません。

新生アンドゥムルメステールの更なる飛躍に、世界中が期待している事は、疑う余地もありません。

INTRODUCTION of THE WRITER

hansu719
name. hansu719
ショップバイヤー、スタイリストを経てフリーライター兼シンガーソングライターが生業です。ハイブランドからストリートstyleまでラグジュアリーな香りのするstyleが好みです。

RELATED

”アントワープの6人”としてモード界に旋風を巻き起こしたアンドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)。モノトーンにペールトーンをプラスする、都会的な色使いに、ミニマムで繊細なワードローブは、ファッションジャーナリストや、ファッショエディター、そしてスタイリストといった、ファッションを生業とするプロから、絶大な支持を得ます。テーラードを基本にした服作りに、アヴァンギャルドなエッセンスを加え完成させる、脱構築をブランドコンセプトに掲げる、アンドゥムルメステールは、美しき、ディスコンストラクションデザイン旗手とも称されました。ナイーブでアヴァンギャルドなワードローブで世界中のファションフリークを熱狂させたアンドゥムルメステール。デザイナーであり、創立者であり、アンドゥムルメステールは2013年にデザイナー引退を発表。このニュースは、ファッション界に衝撃を与えました。しかし、現在もアンの意志とDNAを引き継いだセバスチャン・ムニエを中心としたデザインチームが、アンドゥムルメステールを継続、進化させています。脱構築のスペシャリストブランド、アンドゥムルメステールに迫ります。