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アカデミー賞名司会者エレン・デジェネレス ~ 本当の「 面白くて優しい人 」 ~

エレン・デジェネレスはアメリカを代表するエンターテイナー。自らの冠番組を持つ超売れっ子で、彼女をTVで見かけない日はないほどです。そんな彼女もかつては自身が同性愛者だということをカミングアウトし、一時期は職を失いかけたことも。でもその彼女の勇気は、今も世界中のLGBTの人たちにとって大きな励みとなっています。そのステキなエレン・デジェネレスについてご紹介していきます。

「全米一面白い人」

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エレン・デジェネレスは日本での知名度はあまり高くないかもしれませんが、アメリカを始めとする英語圏からは絶大な人気を誇る、今や人気ナンバー1とも言える名司会者です。

エレンは社会人になってから、レストランのウェイトレス、塗装業、バーテンダーなど様々な職業を経験し、1981年、ニューオーリンズにあるクライドス・コメディ・クラブで司会業を始めたのがエンターテイナーとしての第一歩になりました。

1982年にはアメリカのTV局『ショウタイム』で「全米一面白い人」に選ばれ、コメディエンヌとしての道を確立します。

エレンの部屋

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世界中に名前が知られるようになった番組が『エレンの部屋』。毎回ゲストを招くトーク番組です。2009年の放送1000回記念には、ジャスティン・ティンバーレイクやパリス・ヒルトンがお祝いに駆けつけています。

日本での番組に置き換えると・・・黒柳徹子さんの『徹子の部屋』みたいなイメージでしょうか。でも黒柳徹子さんよりも、もう少し笑いの要素が強いので「全国版の上沼恵美子さん」のほうが近いかもしれません。

この日のゲストは元アメリカ大統領夫人のミシェル・オバマ氏でした。

エレンのポリシー

「オプラ・ウィンフリー・ショー」でのカミングアウト

オプラ・ウィンフリーという女性もまた、名司会者の一人です。特に女性からの人気が高く、その影響力は大統領選挙にも影響するほどだと言われています。

2008年のアメリカ大統領選挙では、自らをバラク・オバマ支持者だとし、アメリカ国内にオバマ旋風を巻き起こした張本人だとされています。

1997年、そのオプラ・ウィンフリーの番組に登場したエレンは、番組内で自身が同性愛者(レズビアン)であることをカミングアウトします。この反響はあまりに大きく、賛否両論ではあったものの、エレンはTV業界からしばらく遠のくことになります。

ポーシャ・デ・ロッシとの結婚

2008年カリフォルニア州が同性婚を合法化したことにより、エレンはかねてより交際していた女優ポーシャ・デ・ロッシと結婚します。(注:二人が結婚したのは8月で、11月に再びカリフォルニア州では同性婚禁止となりましたが、2013年以降はまた同性婚が解禁になっています。)

二人は今、3匹の犬と4匹の猫と一緒に暮らしています。

日本におけるLGBTの捉え方

近年、LGBTという言葉をよく見かけるようになってきました。LGBTとはLesbien(女性同性愛者)、Gay(男性同性愛者)、Bisexual(両性愛者)、Transgender(心と体の性別が一致していない人)の頭文字を取っている言葉で、性的少数者を指しています。

おそらく、日本でこの言葉がよく使われるようになったのは2015年以降かと思われます。2015年に渋谷区議会で、パートナーシップ証明の発行が可決されたためです。日本国憲法では同性同士の結婚が認められていないものの、渋谷区では結婚に準じる関係だと認めるというものです。

他の民族に比べ、比較的画一的な思考になりがちだと言われる日本人にとって、これは大きな前進だと言えるでしょう。ありのままの姿を認め尊重していくことの大切さに、気づく人が増え始めているということかもしれません。

エレンの放つステキな名言♡

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ほとんどのコメディは、誰か他人が払った犠牲を笑うことで成り立っているけど、それっていじめの一種に思えるの。だから私は「面白いのに優しい人」のお手本になって、誰かの気持ちを傷つけることなく、みんなを笑わせたい。
Most comedy is based on getting a laugh at somebody else's expense. And I find that that's just a form of bullying in a major way. So I want to be an example that you can be funny and be kind, and make people laugh without hurting somebody else's feelings.

自分自身を受け入れてあげなさい――あなたが連続殺人犯じゃない限りね。
Accept who you are, unless you are a serial killer.

人々が傷つけ合ったり、拒絶し合ったり、非難し合ったりするのを見ていると悲しくなる。本当は、私たちはみんなひとつに繋がっているというのに。みんな同じ分子から生まれたのよ。
I am saddened by how people treat one another and how we are so shut off from one another and how we judge one another, when the truth is, we are all one connected thing. We are all from the same exact molecules.

自分が何者かを知る

2016年11月22日、エレンはアメリカの民間人に対して贈られる最高勲章を授与されました。エレンの首に勲章をかけているのは、当時のオバマ大統領です。オバマ大統領はエレンのカミングアウトに対し「国を正しい方向に導いた」とし、それを表彰したのです。

同性愛者であることを告白したことで、職を失ったエレン。でもそれよりも大切だったのは『自分に対して正直にいきること』だったといいます。

今現在も積極的にLGBTのコミュニティをサポートし続け、悩みを抱える多くの人達を勇気づけているエレン。

そんな素敵なエレンに送られた、当時のオバマ大統領のスピーチを最後にご紹介していきます。

「法の下で誰もが平等に結婚できるようになった今では忘れてしまいがちですが、20年前、大勢の人たちが注目する場所でカミングアウトするためには、大きな勇気が必要だったことでしょう。それは、LGBTコミュニティだけではなく、エレンを知る私たち全てにとって、大きな意味を持つことでした。

私たち皆に愛され、隣人、同僚、姉妹のような存在である人が、私たちの思い込みを覆し、私たちは自分が思っている以上に同じものを共有していると、私たちに思い出させてくれました。そして私たちの国を正しい方向に導いてくれました。何という重荷でしょう。自分のキャリアをリスクにさらしてまで、この重荷を背負ったのです。簡単にできることではありません」

INTRODUCTION of THE WRITER

結城まい
name. 結城まい
普段はPRライターをしています。その他、音楽やジュエリーのサイトでも執筆中です。自分で書いた「おしゃれ観葉植物5選」の記事を読み、ミイラ取りがミイラに。すくすく育つフィカスウンベラータ(♡の葉っぱのやつです)が可愛くて、朝、自分がお水を飲むより先に水やりをするのが日課です(*'▽'*)

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