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すっぽん鍋で美肌を手に入れる! ~すっぽんの凄い美容効果~

すっぽんは古くから、滋養強壮や精力増強のために重宝されてきた食材です。今回は、冬の乾燥で肌が荒れる方必見の、すっぽんの美容効果に迫ります。

すっぽんとは?

生息地

すっぽんは、中国・日本・台湾・韓国・北朝鮮・ロシア南東部・東南アジアに生息している、亀の一種です。

日本では本州から南に生息していますが、養殖場から逃げ出したすっぽんが野生化しているほか、野生のすっぽんはあまり人目に付かないため、正確な分布については不明な点が多いようです。

すっぽんの食の歴史

日本や中国では、古くからすっぽんが食されていた痕跡があります。

日本では縄文時代頃から食べられていたと考えられており、弥生時代にはすっぽんの食料としての利用は増加します。

元は西日本の食文化であったすっぽん料理が、近世には関東地方へももたらされました。

東京都葛飾区青戸の葛西城跡では中世末期から近世初頭の多数のすっぽんが出土しているといいます。

良い出しがとれるため、煮だした汁も一緒に摂ることのできる「鍋」で頂くのが一般的です。

また、滋養強壮や精力増強の目的で、血を飲む場合もあります。

すっぽんはなぜ高級なのか

すっぽんが高級料理とされる理由は、捕獲や養殖が難しいからです。

すっぽんは神経質で臆病なため、野生のものを捕獲することは困難です。人の目につくことがほとんどないため、個体数の把握が難しく、絶滅の危機にあるのではないかとも言われています。

栄養価の高いすっぽんは、捕獲は難しいものの需要はありました。

そこで養殖が始まったのは明治の頃です。特にすっぽんの養殖が盛んだったのは、大分県や佐賀県、長崎県などの九州地方でした。

現在では全国的にすっぽんの養殖は行われていますが、すっぽんの好む環境を作り出すのに大金がかかります。
砂や水の品質や、冬場の温度管理、すっぽんが日光浴をする日照環境など、整えなければいけない項目がいくつもあるのです。

更に、質の良いすっぽんを育てるためには、餌の品質にまでこだわらなければなりません。

お金と手間がかかっている分、単なる健康食材としてではなく、高級食材となっているのです。

すっぽんの栄養や美容効果

たっぷりのコラーゲン

すっぽんといえばコラーゲン、と思いつく方も多いのではないでしょうか。

ご存知の通り、すっぽんはコラーゲンをたっぷりと含んでいます。

コラーゲンはたんぱく質の一種で、消化・吸収の過程で一旦分解されますが、コラーゲンの原料となるアミノ酸が多く摂取できるので、結果的に美肌を保つことに役立ちます。

冬の乾燥で肌が刺激にさらされると、肌のターンオーバー(肌の代謝)が間に合わなくなり、しわやしみ、肌荒れの原因になります。

近年、ダイエットなどにより、女性のたんぱく質不足が懸念されています。

タンパク質が不足すれば、コラーゲンの減量も不足している可能性が高いのです。

すっぽんを食べることで、日ごろ不足している上質のコラーゲンを摂取できます。

鉄分補給で健康美肌に

貧血の方が多いということから、現代人は鉄分が不足しがちであると考えられます。

すっぽんには鉄分も多く含まれています。

鉄分をしっかりと摂取することで、貧血が予防や改善が期待できます。

体中に酸素を運ぶ役割を持つヘモグロビンの生成にも役立ち、血色の良い健康的な肌を作るのに不可欠です。

ビタミンB群でつや肌を手に入れる!

すっぽんは、糖質や脂質をエネルギーとして利用する際に必要な、ビタミンB1やB2を多く含みます。

これらのビタミンB群は、エネルギー代謝だけでなく、肌を健康に保つためにも必要であることが分かっています。

同じくすっぽんの特徴である、必須アミノ酸と一緒に摂ることで、美肌を保つ秘訣なることでしょう。

すっぽんの美肌効果を上げるためには?

すっぽんは、アミノ酸やビタミンB群を多く含みますが、同じく美肌のために必要なビタミンCはほとんど含んでいません。

そのため、緑黄色野菜や、果物などと一緒に摂ると良いでしょう。

すっぽん鍋には青菜をいれたり、食後のデザートにフルーツを摂ることをお勧めします。

INTRODUCTION of THE WRITER

FOOD & HEALTH
name. FOOD & HEALTH
管理栄養士として保健指導業務をこなす傍ら、
日々健康とは何かと模索しています。

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