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【徹底解説】シーンを選ばない!ラグジュアリーでリュクスなデニムブランド4選

今やファッションシーンに欠かせないアイテムのデニム。ラグジュアリーブランドからも頻繁にリリースされるデニム。デニムをメインにしたコレクションさえ行うハイブランドも少なくありません。リーバイス社が丈夫な作業着としてデニムを開発して160年以上。デニムは作業着からファッションのメインボトムスとして揺るぎない地位を獲得しました。今回は数あるデニムブランドの中からシーンを選ばずに着用できるラグジュアリーでリュクスなデニムをリリースするブランドをセレクトしてお届けいたします。Tシャツからタキシードジャケットまでキマるハイエンドなデニムブランドが気になります!

デニムなしではファッションは語れない

世界で最も愛されているボトムス

世界で一番愛されているボトムスであるデニム。デニムを穿かないファッショニスタは皆無と言っても言い過ぎではないほどです。特に年々デニムの立ち位置が向上してい事は、ファッショニスタなら肌で感じている事かと思います。

デニムが”反抗の象徴”や”若さの象徴”だった時代もありますが、今は老若男女がデイリーに愛用するボトムスです。そしてデニムはシーズンレスでもあります。デニムが穿けない季節は存在しません。

新品のリジッドデニムからボロボロのデストロイデニムまで、どのデニムをチョイスしても問題はなし。そして破れても汚れても様になるボトムスの元祖は間違いなくデニムです。

近年のハードアメカジの影響もあり、ラグジュアリーブランドがデニムに力を入れている事が伺えます。リアルなダメージ加工を施したヴィンテージデニムさながらの、デストロイデニムもハイブランドからリリースされる時代です。

フォーマルとカジュアルの境界線がフラットになりつつある、現代のファッションのメインにあるのがデニムです。Tシャツやライダースに合わせる”反骨精神の象徴”だったデニムは今では、テーラードジャケットやタキシードジャケットと合わせてパーティーにも参加できるボトムスへと格上げされました。

”ラグジュアリーデニム”という言葉が当たり前となった現在。そしてセレブはラグジュアリーデニムを当たり前のように愛用する時代。今回はラグジュアリーデニムを中心にTシャツからタキシードジャケットにまでキマるハイエンドなデニムをリリースするブランドをピックアップしてご紹介いたします。

ラグジュアリーなデストロイデニムのパイオニアは?

ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)

セレブ御用達ブランドのドルチェ&ガッバーナ。sexyでグラマラスなデザインは多くの富裕層をファンに持ちます。1985年に設立されたイタリアのブランドで、ドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナがデザイナーであり、創立者です。

マドンナ女史のワールドツアーの衣装を手掛けた事でハリウッドセレブやロックセレブから注目を集めるようになったドルチェ&ガッバーナ。レディースからスタートしたプレタポルテブランドですが、セクシーでダンディーなシチリアの伊達男をイメージした、メンズコレクションも世界中のファッショニスタから絶大な支持を得ています。

グラマラスでドレッシーなデザインのアイテムが目立ったメンズコレクションに、クラッシュデニムが登場するのは1990年代後半のコレクションです。

ヴィンテージデニムのようなストーンウォッシュのデニムにハードなクラッシュやペイントを施したデニムをリリース。このデストロイデニムが世界中で大ブレークを果たします。ファッショニスタや若き富裕層を中心にドルチェ&ガッバーナのデニムは爆発的なセールスを記録します。

ラグジュアリーブランドからデストロイデニムがリリースされるきっかけは、ドルチェ&ガッバーナのデストロイデニムが大きく影響しています。

ファッショニスタでありアッパークラスのファッションアイコンでもあるスターサッカー選手の”デビッド・ベッカム氏”がドルチェ&ガッバーナを愛用したことで、ドルチェ&ガッバーナはファッショニスタ愛用ブランドとして黄金期を迎えます。

ドルチェ&ガッバーナもベッカムをイメージしたコレクションを発表し”ドルガバブーム”に拍車をかけます。

日本でも”ドルチェ&ガッバーナジャパン”が設立前に大ブレークを果たしたデストロイデニムは、輸入数も少なく入手困難な状態が続きました。

ドルチェ&ガッバーナフリークとしても有名なファッションエディターの祐真朋樹氏やスタイリストの野口強氏、元日本代表の中田英寿氏や木村拓哉氏が、メディアでドルチェ&ガッバーナのデストロイデニムを着用し、定価の2倍以上の価格で取引されることも当たり前となりました。

2000年を代表するイタリアンブランドの雄といわれるドルチェ&ガッバーナ。2000年以降毎シーズンデニムのリリースはあり、毎シーズンリリースされるデニムが話題となっています。

今期もラグジュアリーデニムブランドの元祖がリリースするデニムは富裕層の間でデイリーウエアーとして大活躍中です。

ファッショニスタご用達のラグジュアリーデニムブランド4選

ヤコブコーエン(JACOB COHEN)

イタリア伊達男の着用率の高いヤコブコーエンのデニム。色っぽくていい意味で如何わしいジャケット&デニムスタイルにはヤコブコーエンのデニムは欠かせません。

ヤコブコーエンは1985年にイタリアで誕生しました。タト・バルデッレ氏がヤコブコーエンの産みの親です。バルデッレ氏は様々な事業を成功に導いた凄腕の企業家でした。

”シーンを選ばずに着用することができるラグジュアリーなデニム”を作り上げることをコンセプトに掲げ、ジャケット&デニムスタイルをイタリアンスタイルとして定着させた功労者的ブランドです。

”テーラードデニム”とも呼ばれるヤコブコーエンのデニムはテーラードジャケットを合わせる為のデニムデもあります。

創立者の息子の二コラ・バルデッレ氏はスラックスのようなノーブルでドレッシーなデニムを生み出すことに心血を注ぎます。

テーラードデニムを引っ提げ、”デニム=リーバイス”のイメージのまだまだ強かった90年代から2000年代初頭に、アメリカデニムではなくイタリアデニムがスタイリッシュという概念をファッショニスタに植え付けることに成功します。

ヤコブコーエンのデニムはハイブランドのスーツを脱いだ富裕層が穿くデニムであり、ラグジュアリーなテーラ―ドジャケットに合わせるデニムとして浸透していきます。

ラグジュアリーデニムの黄金期ともいえる2000年代前半には、既にイタリア伊達男を中心にヤコブコーエンのデニムは定番化されていました。

ファッションウイークやコレクション参加者のファッションスナップでもデニムにジャケットを合わせるスタイルが注目を集め、日本のファッショニスタにも”イタリアンデニム&ジャケットスタイル”が浸透していきます。

ヤコブコーエンのデニムは日本でもテーラーデニムとして入手困難になるほどの人気を博し、現在ではセレブレティーの十八番デニムとしても知れ渡っています。

ヤコブコーエンはスラックスのような美しいシルエットと程よいストレッチの効いた抜群の履き心地が特徴です。もちろんイタリアメイドで熟練した職人の手によって丁寧に仕立てられます。

そしてデニム地は世界が認める岡山県で生産している別注デニム地を使用しています。価格は4万円台から6万円台が主流です。

フィアオブゴッド(FEAR OF GOD)

今世界中のセレブレティーが愛用するブランドとしても注目を集めてる”フィアオブゴッド”ベースはハードなアメカジ、ロックやスポーツ、そしてグランジ要素の高いアイテムをレイヤードするスタイルが特徴です。90年代のストリートスタイルを彷彿させるitemやスタイリングが、ヤングファッショニスタを中心にカリスマ的人気を獲得しています。

ハリウッドセレブや人気ミュージシャンの愛用が”フィアオブゴッド”の人気を不動のモノとしました。セレブのSNSは今やどんなメディアよりも影響力があるといわれています。

ハリウッドセレブのSNSでもフィアオブゴッドのアイテムは頻繁に登場します。中でもデニムの人気が抜群に高く、ハードでリアルなダメージ加工を施したフィアオブゴッドのデニムはファッショニスタや若きセレブのアイコンとなっています。

ヤングセレブレティーのファッションアイコンである”ジャスティンビーバー”の着用やツアー衣装を手掛けたことで、フィアオブゴッドの知名度はアメリカを中心に飛躍的に伸びました。

日本で一部のアッパークラスのファッショニスタを除いてはまだ、それほど知名度の高くない”フィアオブゴッド”はアメリカのロスアンゼルスのブランドです。2012年にジェリー・ロレンゾ氏によって設立。まだ4年とブランド歴は浅いのですがラグジュアリーなアメカジを提供するブランドとして世界的に認知されています。

ジェリー・ロレンゾ氏の経歴も特異で、服飾系の学校の出身ではなく大学では経理学を専攻。アメリカの大手アパレルブランドのショップスタッフやイベンターを経てデザイナーに転身。

完全現場主義で感覚で、欲しいモノをカタチにするジェリー・ロレンゾ氏の作る服は刺激的で作り手の情熱が感じされるものばかり。自身も愛用するデニムに関しては特に高い評価を得ています。

古着のような激しいダメージ加工が施されたデストロイデニムはハンドメイドで仕上げられる為、生産数も少なくかなり希少性の高いアイテムです。

デニムで10万円オーバーは当たり前のフィアオブゴッドですが、さらなる人気を獲得するのは火を見るよりも明らかです。

ラグジュアリーアメカジブランドがリリースするデニムはデニム・オン・デニムやオーバーサイズTシャツに合わせてタフに着こなしたい。

トラマロッサ(TRAMAROSSA)

イタリアの老舗デニムブランドとしても有名な”トラマロッサ”。ハイエンドなセルビッチデニムにこだわりを持つ名門デニムブランドです。スラックスのような丁寧な仕立てで、デニムをメインでは、穿かなかった富裕層をもデニム好きにしたといわれる、イタリアンデニムの大御所ブランド。

ハイブランドのスラックスのようなシルエットと履き心地を持つトラマロッサのデニムは丁寧なテーラリングの賜物です。

裁断から縫製まですべてイタリア国内で仕上げる正真正銘のメイドインイタリーのハイエンドなデニムです。
元々テーラーの家系に生まれたデザイナーがテーラードジャケットを仕立てるように、仕上げる究極のデニムは、24時間穿いていたい程の履き心地。

それを証明するかのようにタグには”24.7(トゥウェンティーフォー.セブン)”と誇らしげに刻まれています。

こだわりのデニム地は伸縮性に富んだストレッチ素材。ストレッチの効いたトラマロッサのデニムはタイトで美しいシルエットながら、ストレスを感じさせない履き心地です。

目の肥えたセレブが買い足すデニムとしても有名です。金額は4万円台のアイテムが主流です。

マインデニム(mine denim)

今最もファッショニスタを熱狂させているデニムブランドのマインデニム。日本を代表するカリスマスタイリストである野口強氏がディレクションを務める日本のデニムブランドです。

2016年の秋冬に産声を上げたマインデニム。世界からも注目されるトップスタイリストであり、様々なブランドとのコラボレションでもスマッシュヒットを飛ばし続けた野口強氏。

しかし、野口氏がブランドを立ち上げたのはマインデニムが初めて。そして野口氏のトレードマークでもあるデニム専門ブランドをディレクションした辺りも注目される理由です。

マインデニムは素材であるデニム地から縫製、裁断まですべて国内生産の正真正銘のメイド・イン・ジャパンデニムです。

世界のハイブランドも使用する岡山産のデニムのクオリティーの高さは世界一とも称されます。数々のラグジュアリーデニムブランドも岡山産のデニム地を使用して事はデニムフリークの間では有名な話です。

最高級のデニム地を使ったデニムを仕上げる工場もなんと、自社工場。熟練された職人の手によってハンドメイドで生産されるデニムは正に究極のデニムとも言えます。

マインデニムがファッショニスタや若き富裕層から注目を集めている理由は、”野口強のデニムブランド”という理由だけではありません。

ファッション業界随一の審美眼を誇る野口氏の拘りのデニムブランドは、様々なメディアで取り上げられ話題沸騰でした。

マインデニムの凄さはテーラーメイドできるデニムブランドなのです。既成品もかなりバリエーション豊富です。常時7型以上のシルエットの中から、リジッドやダメージ加工等の好みのデニムをチョイスする事が出来ます。そしてフロントもジッパーかボタンを選択することも可能です。

通常ラインナップだけでも、かなりの種類ですが、マインデニムの”ウリ”でもあるオーダーメイドはかなりハイレベルです。

ビスポークスーツを仕立てるように採寸を行い、数十種類デニムスワッチの中から好みのデニム時をチョイス、そしてリベットの色や素材、ジッパーのブランドまで選択可能です。

まさに究極のオーダーデニムであり、日本最高峰のラグジュアリーデニムブランドと言って語弊はありません。

コットン100%のデニム地からカシミア混のラグジュアリーな光沢のデニム地まで揃うマインデニム。デニムには欠かせないリベットはシルバー素材やゴールド素材をピックアップも可能です。

ゴールドは10Kから18Kまで金額に合わせて選ぶことができます。数あるオーダーデニムショップの中でもリベットの素材を選べるのは間違いなくマインデニムだけです。

アメカジに造詣の深いファッショニスタは”ジッパーはアクセサリーのようなモノ”とよく言います。デニムにとってジッパーもデザインの一部であり、アクセサリーに近い存在。マインデニムのオーダーではジッパーブランドのチョイスも可能です。デニムやアメカジスとの定番でもあるタロン社のモノやファッションスタにファンの多いriri社、そしてジッパーブランドの最高峰ともいわれるラッカーニ社まで。

野口氏のデニムについての情熱と譲れないこだわりが、ひしひしと伝わってきます。マインデニムはシルエットや素材を重視したデニムブランドです。

基本的にベーシックなアイテムが中心でTシャツからジャケットスタイルまで幅広いスタイルを網羅してくれるデニムが揃います。

既製品は3万円台の価格帯が主流です。気になるオーダーメイドは8万円から。リベットを18Kでオーダーする場合は100万円オーバーのアイテムもあるようです。

リーバイス社の作業着から始まったデニムの歴史

作業着から究極のオールラウンダーへ

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1853年に雑貨屋兼生地商としてスタートを切ったリーバイス。港湾労働者の為に頑丈な帆に使うキャンバス地で堅牢なワークパンツを仕立てた事が始まりです。

ゴールドラッシュに一攫千金を夢見る若者たちの間で、堅牢なリーバイス社のワークパンツの評判が広がります。

1870年にデニムの産みの親である、”ジェイコブ・デイヴィス氏”がリーバイス社から仕入れたキャンバス地で作ったワークパンツがデニムの原型と言われています。

ワークパンツから始まったデニムは不良のアイコンとして、アメリカの若者を象徴するアイテムとなりました。

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銀幕スターやロックミュージシャンの着用により、デニムは若者のファッションに大きな影響を与えます。日本ではデニムを穿くだけで、不良と呼ばれた時代があったそうです。

不良のアイコンからアメカジの定番アイテムとなったデニム。90年代日本ではヴィンテージブームの到来によりデニムは高価なアイテムとして認知されるようになりました。

いくらヴィンテージデニムが高価でも、デニムはデニム。”デニムお断り”のショップは少なくなかった90年代前半。デニムはあくまでもカジュアルなボトムス。クラッシュデニムを見て眉をひそめる、紳士、淑女も当然多かった時代です。

しかし、ハイブランドからデニムがリリースされ、ラグジュアリーデニムと呼ばれるアイテムが登場しデニムの立ち位置は大きく変わります。

ラグジュアリーホテルのラウンジでデニムを着用することも当たり前となった今。デニムはオールラウンダーなボトムスとして世界的に認知されています。

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アメリカを代表するボトムスとして歴史が始まったデニムは、今ではファッション界全体を支えるボトムスといっても過言ではありません。

今回はラグジュアリーでリュクスなデニムをリリースする注目の4ブランドをピックアップしてご紹介させて、いただきました。

デストロイデニムでさえ、ラグジュアリーに見えるハイエンドなデニムをリリースするブランドから今後も目が離せません。

ラグジュアリーデニム全盛期の今、お気に入りの1本を探して、”愛でる穿き方”こそがラグジュアリーです。

INTRODUCTION of THE WRITER

hansu719
name. hansu719
ショップバイヤー、スタイリストを経てフリーライター兼シンガーソングライターが生業です。ハイブランドからストリートstyleまでラグジュアリーな香りのするstyleが好みです。

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今やファッションシーンに欠かせないアイテムのデニム。ラグジュアリーブランドからも頻繁にリリースされるデニム。デニムをメインにしたコレクションさえ行うハイブランドも少なくありません。リーバイス社が丈夫な作業着としてデニムを開発して160年以上。デニムは作業着からファッションのメインボトムスとして揺るぎない地位を獲得しました。今回は数あるデニムブランドの中からシーンを選ばずに着用できるラグジュアリーでリュクスなデニムをリリースするブランドをセレクトしてお届けいたします。Tシャツからタキシードジャケットまでキマるハイエンドなデニムブランドが気になります!